ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

うちの子に足りないものは安心感と自信

こんにちは。

 

朝晩の空気がすっかり秋めいて来ましたね。

夕方にお散歩すると気持ちがいいです。

 

少し前に夫の勤め先で風邪が流行っていたらしく、

「コロナじゃないよね? 大丈夫?」

と必要以上に警戒してしまいました。

検査もして陰性だったそうですが、ただの風邪でも不安になりますね。

コロナはもちろん、季節性の風邪にも気をつけたいものです。

 

カタンをアレンジ

 

久しぶりに子どもたちとカタンで遊びました。

(うちにあるのはスタンダード版ですが、シリーズが沢山あって気になる)


長男がゲームを制し、私が惨敗を喫した後、

カタンを使って2人でも遊べるゲームを考えようよ」

と次男が言いだしました。

日頃からオリジナルのゲームを考えたりするのは好きな2人。

カタンをアレンジ、なかなか面白いものができそう。

私は邪魔をしないように、家事という名目で離脱。

どんな風に話が進むのかこっそり聞き耳を立てていました。

 

長男「どんなゲームにする?」

次男「陣取りゲームみたいなのは?」

長男「いいね」

次男「じゃあ、まず勝利条件を決めよう」

 

思った通り、主導となるのは次男。

次男の頭の中では、ゲームを作るためのロードマップがある程度出来ているのでしょうね。

一方の長男は、そのロードマップを描くのは恐らく苦手。

でも、要所要所のアイデアは色々持っているので、「ぼくの考え、言ってもいい?」と、ちゃんと進言していました。

 

お互いに「長男は(次男は)どう思う?」「そのアイデアいいね!」「こうした方が面白くなるんじゃない?」と、意見を聞いたり言ったり。

長男が出したアイデアではルールが複雑になりすぎてしまうことを次男が指摘しても、機嫌を損ねず「そうだよねぇ」と。

以前なら絶対ケンカになっていたであろう場面でも、すっと乗り越えました。

 

うちの子に足りないもの

 

こういうやり取りを聞いていると、特にコミュニケーションが苦手だとは感じません。

(長男が一方的にペラペラしゃべる場合を除いては)

お互い尊重し合って、良いコミュニケーションが取れていると思う。

自分の意見を言えるし、相手の意見も聞ける。

ごくごく普通の小学6年生並みのコミュニケーション能力があると思います。

 

でも、これはきっと家だから成り立つのでしょうね。

安心できる相手、場所、1対1であること。

つまり、彼らのコミュニケーションを難しくしているのは、圧倒的に安心感や自信のなさなのだと思います。

 

結局、全てはそこなのかな・・・。

外の世界に出ていきたがらないのも、初めての場所や人を怖がるのも。

安心できない。

自信が持てない。

それだけ外の世界で怖い思いをして、傷ついてきたということなのかな。

 

お医者さんは、家で安心できてエネルギーが貯まれば自然と外に出ていくと言うけど、本当にそうかな・・・と思うこともあります。

だって、外が安心と思えなかったら、出て行けないですよね。

自己肯定感が育って、自分に自信が持てれば、外の世界が怖くなくなるの?

それって時間が解決してくれるのでしょうか。

う~ん・・・。

母親がネガティブに考えていたら成るものも成らないとお叱りを受けてしまいそうですが、ふと考えてしまいます。

似たもの親子の長男と夫

こんにちは。

 

今日は1日どんよりとした空。

子どもたちも、2連休の夫もゴロゴロまったりとしています。

何かすることはないのかしら?

暇を持て余しているのに、特にやりたいことも思いつかない3人・・・。

このやる気の出ない空気、私にまで移りそう。

 

夫と長男が盛り上がれる話題

 

度々書いている通り、長男はおしゃべりが好きです。

特に自分の興味があることについては、一方的にしゃべりがち。

そんな長男に対して、夫も次男もわかりやすくうんざりした顔をします。

長男もパパと次男は聞いてくれないことがわかっているため、話し相手に任命されるのは私。

 

でも、見つけました! 

夫と長男が盛り上がれる話題。

それは、漫画『ワンピース』です。

 

なにせ100巻も続いている漫画で未完結。

まだ回収されていない伏線もたっぷりあるため、考察だとか展開予想だとかを話し出すと、それはそれは盛り上がっています。

 

長男は100冊もある単行本を読み込み、長く複雑なストーリーの詳細までバッチリ把握しています。

長年『ワンピース』を愛読している夫も同じ。

つまり、同じレベルで語り合える。

 

普段はろくに話を聞いてくれなくて、パパへの不満を口にすることもある長男。

昨晩は夫とたっぷり『ワンピース』談義をし、とても満足そうでした!

 

『ワンピース』以外にも、夫は長男のために色々漫画を借りてきてオススメしています。

長男はそれを楽しみにしているし、一緒になって読み進めていると会話も生まれます。

漫画のことはなるべく夫にお任せしよう!

私と長男の繋がりは色々あるので、任せられる部分は夫に任せた方が良いと思います♪

 

奇しくも今日は『ワンピース 第100巻』の発売日。

動こうとしないパパのために、長男とコンビニまで買いに行きました。

出資者のパパと、買いに行った長男、どちらが先に読むかを言い争う長男も楽しそうでした。

 

似たもの親子

 

長男は夫が夜に家にいる日は、大抵一緒にゲームをやりたがります。

でも、夜勤明けや仕事から帰った直後は疲れていて相手をしたくない夫。

しょっちゅう同じことで揉めています。

 

次男は「パパは疲れてるんだから、しつこく誘うの止めなよ」と長男を諭そうとします。

たぶん、揉めているのを聞きたくないのでしょうね。

鬱陶しそうにするパパも見たくないし、拒絶されて悲しむ長男も見たくない。

 

次男の言う通り、長男がしつこく誘うのを止めればいいのに。

夫も頑なに拒むのではなくて、いつなら出来ると伝えるとか、短時間だけなら応じてあげるとかすればいいのに。

お互い気持ちをちゃんと言葉にできていないから、揉める気がします。

似たもの同士みたい。

 

児童精神科の先生からは、「お母さん、毎回大変だけど2人には解説が必要なのかもよ」と言われました。

長男には、パパは1日仕事で頑張ってきてやっと一息ついたところだから、好きなことをしてのんびりしたいんだよ、と。

夫には、長男がなぜ毎度毎度しつこく同じことを言ってくるのか。

口頭で「夜勤明けの日はゲームやらないよ」と言ったところで、ワーキングメモリの低い長男の頭には残らない。

自分の要求を聞いて欲しいというこだわりの強さもある。

ということを、私がいちいち解説してフォローしないといけないのか・・・。

 

しょっちゅう同じことで揉めている2人も、夫がゲームに応じてあげれば仲良く遊んでいます。

近頃は次男があまり参戦したがらず、昨晩も2人でやっていました。

仲はいいのに、お互いあまり理解し合おうとしない2人。

やっぱり、似たもの同士という気がします。

 

 

日常の中でできるSST(ソーシャルスキルトレーニング)

こんにちは。

 

先日「給食を食べに行きたい」と話していたものの、双子は相変わらずのお家生活です。

いざとなると腰が引けちゃうのはわかるけど、家でお昼ご飯を用意した方がいいのか、しなくてもいいのか、はっきりしないのは地味にストレス・・・。

結局、行かないだろうという前提で動いています。

 

無意識にやっていたSST

 

昨日は児童精神科の受診日でした。

毎月受診しているけど、そうコロコロ子どもたちの状態が変わるわけでもなく(変わる時はガラッと変わるけど)日常の何気ない様子を伝えました。

長男と料理をする時の話や、おしゃべり散歩の話など。

 

eco-hs-o.hatenablog.com

 

この頃は長男が散歩に行かない時に次男を誘うと、喜んで一緒に外に出ます。

次男との散歩では気持ち的な話をしやすくて、長男とは違った意味で有意義。

学校に対する気持ちや、不安に思っていること、お友達のことなど、割と何でも話してくれます。

 

みたいな日常的なことをお話したら、

Dr.「すごいよ、お母さん。それも立派なSSTだよ!」

と拍手付きで褒めて下さいました。

 

SSTソーシャルスキルレーニング。社会生活技能訓練

言葉は知っているけど、SSTについて本格的に調べたり、本で読んだことはないかも。

要するに、社会生活において人と上手に関わっていくために必要なスキルを身につけることです。

 

料理をしながら、楽しく学ぶ。

相手が興味を抱きやすいように、伝わりやすく話をする。

自分の気持ちを言葉で表現する。

こういうのがみんな、SSTなのだそうです。

 

SSTの必要性

 

長男も次男も家ではよくしゃべり、よく笑う子たちですが、一歩外に出るとコミュニケーションの苦手さがあることは否めません。

 

ひといちばい敏感な次男は、自分の気持ちを表に出すことが苦手。

特に集団の中や、初対面の相手の前だと、ほとんど口を開かないほどです。

家だとよくしゃべるし自己主張も強い、典型的な内弁慶。

外では相手の気持ちを考え過ぎたり、空気を読みすぎたりしてしまう。

自分の言葉を否定されるかも、という自信のなさもある。

次男に必要なのは、自分の気持ちを発信することです。

 

長男は同年代との何気ないおしゃべりみたいなのが苦手。

何を話していいのかわからないのでしょうね。

ワーキングメモリが著しく低く、直前に聞いた内容も忘れてしまうことがある長男なので、話題自体についていけない場合もあると思います。

ところが、相手が安心できる大人だと、一方的にペラペラと喋りがち。

概要を話すというよりも、細部へと細部へと掘り下げてすぎてしまう。

一応相手によって話題を選ぶという気づかいはあるようだけど、相手がもうお腹いっぱいになっても止まらない・・・。

長男に必要なのは、要点がわかるように伝えること。

会話はキャッチボールなのだと認識すること。

 

ちなみに幼少期は、ここまで顕著ではなかった気がします。

幼稚園の先生からは、友達が多くて、みんなうちの双子と遊びたがるとよく言われていました。

でも、それってうちの子たちが外では自己主張せず、周りに合わせまくっていた結果なのかもしれません。

 

2人タイプは違うけれど、コミュニケーションに難があるのは確かです。

だから不登校になったのか、不登校になったから露呈したことなのか。

少なくとも、まだ小学6年生の今、こういう特性が把握できていることはラッキーだと思います。

 

SSTについては全然意識していなかったけど、日常的にできることはやっていきたいな。

長男のしゃべりたい欲求を満たすには、楽しませるにはどうしたらいいかな。

次男の気持ちをゆっくり聞きたいな。

と考えてやっていたことがトレーニングにもなるとわかって、ちょっと嬉しいです。

不登校は隠さなきゃいけないことなの?

こんにちは。

 

双子の小学校は今日が始業式でした。

次男は昨晩なかなか寝付けなかったみたいだけど、今朝は7時に自分で起きてきました。

学校が始まると、イヤでも意識してしまうのが辛いところ。

一方の長男はいつもと全く変わらず、始業式の朝だと気づいているんだかいないんだか。

 

ところが、お昼ご飯を食べている時に「9月の献立表見せて」と次男が。

2人で覗き込むようにしてメニューを見ながら、

次男「明日ビーフカレーだって。いいなぁ食べたい。やっぱり行こうかな」

と言い出しました。

そうなの? 行くの?

コロナが怖い怖いと言いつつ、マスクを外さなきゃいけない給食の時間に敢えて行くのかしら?

次男の言うことなので、明日になってみないとわかりませんね。

本人の気持ちに任せようと思います。

 

同い年の従姉妹

 

昨日、徒歩3分のところに住んでいる義母と姪っ子(Kちゃん)が訪ねてきました。

「Kちゃんがね、もう1年半くらい長男くんと次男くんに会ってないって言うから」と義母。

一応子どもたちに「ばぁばとKちゃんが会いに来てるよ」と声を掛けたけど、次男は聞こえないフリ。

長男は渋々顔を出したけど、久しぶりに会ったKちゃんにぎこちなく手を振っただけでした。

 

最近、義母から「Kちゃんが一緒に花火をやりたがってる」とか、「Kちゃんが会いたがってる」とか、よくKちゃんの名前が出ていたんです。

Kちゃんに会ったら、子どもたちが何か変わるとでも思っているのかな?

・・・と、疑心暗鬼になっている自分がイヤ。

 

Kちゃんはうちの子からみれば従姉妹です。

学区は違うけど、同じ6年生。

よく一緒に遊んでいた小さい頃は、まるで三つ子みたいで可愛かった。

3年生くらいまでは私が仕事の時に双子を義母に預かってもらい、一緒に宿題したり、お昼ご飯を食べたりしていた仲です。

 

恐らく、KちゃんもKちゃんの姉(高1)も、うちの子たちの不登校を知りません。

支援級に在籍していることも。

私から話したことはないし、義母や義兄、義姉から話したということもないと思います。

普通に学校に通っていると思ってるんじゃないかな。

 

不登校は隠さなきゃいけないことなの?

 

義母は不登校が恥だと考えています。

ご近所さんや親せきに知られてはいけない、隠したい事実だと思っています。

なんとかして社会のレールに乗せないと将来とんでもないことになると信じているので、到底受け入れられないことなのでしょう。

そして、優秀なKちゃんが双子の不登校を知って、悪い影響を受けたら困るとも考えています。

だから、双子が学校に行っていない事実はひた隠しにされています。

 

なにも不登校だということを声を大にして言う必要はないけど、同い年の従姉妹に3年以上も隠し続ければいけないほど恥ずべきこと?

それを悲しいと感じる私がおかしいんでしょうか。

 

不登校の理由は人によって様々。

不登校になりたくてなったわけではありません。

頑張って頑張って、限界を超えてしまった結果です。

今は毎日元気に過ごしていてゲームやYouTubeばかりだけど、それはエネルギーを貯めて動き出すために必要な時間。

自分の意に反して頑張ろうとすれば、あっという間に逆戻りしてしまうほど危うい状態だと思います。

それでも、なんとかエネルギーを貯めて、自分の進む道を見つけたいと考えています。

そんな子が恥と思われるのは、悔しいです。

 

義母とはどうしても考え方に相容れない部分があり、なるべく距離を置くようにしています。

でも、Kちゃんが義母の考え方を受け継いでしまうとしたら、悲しい。

 

私は、子どもたちが不登校だからと言って、日陰で潜むように暮らして欲しくありません。

堂々と自分の不登校と向き合って欲しい。

大人になった時に今を振り返って、後悔しか残っていなかったら余りに辛いですよね。

だから私は、子どもたちの生き方を肯定し続けようと思います。

 

子どもの声に耳を傾けて

こんにちは。

 

週末、家族で花火をやりました。

この夏はどこにも行けなくて、特別なお楽しみも特になく・・・。

お家大好きな双子からは不満が出ることはないけれど、ちょっとした夏の思い出になったとしたら嬉しいです。

 

双子が小さい頃は、

旅行やレジャーに喜んで出かけてくれるのは小学生のうちかな。

中学生になったら勉強や部活が忙しいだろうし、小学生のうちに沢山家族の思い出を作りたいな。

と思っていました。

蓋を開けてみれば、そもそも旅行や遠出は好きじゃないうえに、このコロナ禍。

恐らく、勉強や部活が忙しい中学生になることもないと思いますが。

 

だからこそ、日常+αくらいのささやかなお楽しみが、家族の思い出として子どもたちの心に足跡を残してくれたらいいなと思います。

 

明日は始業式

 

明日から2学期が始まります。

我が家は体よく言えば自主休校。

要するに、これまでと特に変わりない不登校生活が続くだけです。

 

学校が始まれば、毎朝の欠席連絡(アプリで)や先生とのやり取り、子どもたちが行きたいと言えば放課後登校もすることになります。

なんだかんだ言って、夏休みは保護者も学校から解放されて、気持ちが楽だったな。

 

長男は新学期が始まることをあまり気にしていない様子。

次男は、ちょっと憂鬱な気持ちになっているようです。

 

次男「2学期、頑張って給食から少しずつ始めようと思ってたけど、コロナがあるし・・・」

 

次男は小学校卒業~中学入学までの道筋を考えた上で、2学期から少しずつ動き出したいという気持ちがあるようです。

でも、今のコロナの状況は怖いし、本当は積極的に学校に行きたいわけでもない。

理性的に考えて、行った方が良いという気持ちが強くなっているのではないかと思います。

とにかく、葛藤していることだけはわかる。

 

次男の心の声に従えばいい。

と言っても、迷いがあるから憂鬱な気持ちになってしまうんですよね。

次男の中で、一番大きな心の声は何と言っているんでしょうね。

 

子どもの声に耳を傾けて

 

夏休み明けのこの時期、メディアでも子どもの心のSOSを聞き逃さないようにと訴えるのが恒例のようになってきましたね。

悩みを抱えるお子さんにも、どうかSOSを出してというメッセージを多数見かけます。

それ自体は良い取り組みだと思うし、その想いが悩んでいる人に少しでも届いて欲しいと思います。

 

でも、これを季節行事みたいにするのではなく、いつでも大人がそういう姿勢でいる社会になって欲しいです。

子どもの声に耳を傾ける。

大人が聞く耳を持たなければ、SOSを出しても届かない子、SOSすら出せず絶望する子は後を絶たないと思います。

 

うちの双子は小学校3年生から不登校です。

GW後に次男が教室に入れなくなり、長男も引きずられるように不登校になりました。

当時はなんとか登校させようと躍起になって、付き添い登校、保健室登校、なんでもしました。

行けば楽しそうにしていることもあったし、少しずつ教室に入れるようにもなるかな・・・なんて期待を持っていました。

 

でも、ある朝、次男が「もう死にたい」と言ったんです。

僅か8歳の我が子が発した言葉が衝撃的すぎて、泣きながら学校へ電話しました。

担任の先生にありのままを伝え、「学校へ行かせることはできない」と。

 

次男は「学校へ行きたくない」とは言えなかったのだと思います。

長男も同じ。

その頃の長男は、1日1~2時間くらい登校していたものの、笑顔が消えてどんどん無表情になっていました。

私が聞く耳を持っていなかったから。

「どうしたい?」と口では聞きつつ、本当の気持ちを言わせなかった。

お腹が痛い、頭が痛いとは言うものの、「行きたくないから行かない」なんて言えなかったのだと思います。

 

当時相談した小児科の先生からは

「大変だけど、不登校になったのが幼いうちで良かったと思うよ」

と言われました。

今なら、その意味がとても良くわかる。

子どもたちが不登校になって、追い詰められて、ようやく私は子どもの声に耳を傾けられるようになりました。

 

子どもは親が思っている以上に、親に心配をかけたくない、素直ないい子と思われたいと考えているのかもしれません。

純粋に親の言うことが正しいと思っている場合もある。

本当の心の声って、すごく小さいです。

心の声をはっきりと伝えられるようになるには、小さい頃から親がちゃんと耳を傾けて、心から安心できる環境が必要。

でも、今からでも遅くない。

子どもの声に耳を傾けて、大人も変われるということを見せてあげないといけないと思います。

おしゃべり散歩

こんにちは。

 

お盆前後の悪天候が終わったかと思えば、連日の猛暑。

洗濯物を外に出すだけでも日差しがジリジリ。

外で庭仕事をする気にもならないです。

 

この天候で、野菜もお高いですよね。

我が家の畑では、十分な量とは言えないけれど、ナス、ピーマン、ミニトマトがまだ収穫できています。

それでも、スーパーで野菜のお値段を見る度に購買意欲が下がってしまい、毎日作るものに困ります。

 

おしゃべり散歩

 

ここのところ連日、夕方に長男と近所をお散歩しています。(次男は誘っても断られます)

 

日頃の運動不足で、体力も筋力もない長男。

もともと歩くのもそんなに好きではないし、暑いのも大嫌い。

そんな長男が、最近自分から「ママ、散歩行こうよ」と誘ってきます。

ポイントは「お喋り」でした。

 

距離的には1.5~2kmくらい。

日陰の多い並木道を歩いています。

夕方だと暑さも少しだけ和らいで、たまに気持ちいい風も吹く。

 

このお散歩をする間、長男はひたすらフォートナイトの話をしています。

この武器がどうだとか、こうすると何ダメージ入るだとか。

よくもまぁそんなにネタが尽きないものだと思いつつ、私はなんとなく聞きながら歩いています。

でも、ゲームの詳しいことはわからないし、興味もあまりないのが正直なところ。

そこで、「ただ話してくれてもよくわからないから、YouTubeっぽくテーマを決めて話してくれない?」と、無茶ぶりにも近いリクエストをしてみました。

長男のお喋りをBGMにするなら、内容が少しはわかった方が楽しめると思って。

 

長男にはこれがとても良かったらしく、

『初心者が扱いやすい武器ベスト3』とか『終盤で持っておきたい武器ベスト3』とか、『心がけておきたいソロプレイとトリオプレイの違い』みたいなテーマを考え、熱心にレクチャーしてくれます。

タイトルがあると、ただ脈略なく話されるよりも多少聞く気になる。

言っていることはわかる、でも記憶には残らない、というレベルだけど。

 

目的は長男の欲求を満たすこと

 

少しでも外に出てほしい。

身体を動かしてほしい。

本当は私はフィットボクシングをやる方がいいけど、ウォーキングで妥協しないこともない。

というのが私の思惑。

 

長男も、少しは身体を動かそうという気持ちはありそう。

でも、それ以上にお喋りするのが楽しいのだと思います。

 

家族の中で、長男のこういうお喋りに付き合うのは私だけです。

夫と次男は聞いてくれないことがわかっているので、長男も求めていない。

 

世間では、誰彼構わず相手の興味を無視して喋り倒したら、まず嫌われますよね。

独り善がり、一方的と言われ、鬱陶しがられることは間違いないです。

そこはわきまえている長男。

 

私も興味のない話を四六時中聞かされたら、さすがにうんざりします。

でも、ウォーキングしながらだったら、なんとか聞いていられる。

喋りたくて堪らないんだな~。

ニーズがありそうなタイトルを設定できてるし、プレゼンとか意外と出来そう!

と思いながら聞いています。

 

たまに疑問を投げ掛けてみたり、こんなテーマで喋って!とリクエストすると、長男はとても嬉しそう。

もはや、散歩の目的は、長男のお喋り欲求を満たすことになっています。

まぁ、それはそれでいいかな。

 

話したいことが沢山あるのに、聞いてくれる人がいないんだと思うと、ちょっと気の毒ですよね…。

(夫も次男も、長男の欲求の2割分くらいなら聞いてくれています!)

新学期とワクチン異物混入のモヤモヤ

こんばんは。

 

長男は毎朝6時に起きてきます。

次男は長男よりも1~2時間くらいお寝坊さん。

起こしに行かないと起きません。

寝る時間はほとんど変わらないので、トータルで考えると睡眠時間がだいぶ違います。

 

今日の次男は、長男より2時間近く遅れてリビングに顔を出しました。

なかなかベッドから出られなかった様子。

来週から学校が始まることを、少し意識しているのかな。

意識しなくていいと伝えても、考えてしまうようです。

 

小学校の感染予防対策

 

小学校の感染予防対策について連絡が来ました。

これまでの3密を避けること、手洗い消毒、換気の励行、黙食等に加え、グループ活動や音楽、家庭科、体育の授業等で活動内容を制限すること、給食の牛乳パックは洗わずに廃棄することまで、事細かく書かれていました。

集団登校は止めて、当面は自立登校。

学級閉鎖等に備えて、オンライン学習の準備も進めているとのこと。

先生方が活動内容をひとつひとつ検討して、出来る限りの対策を講じようと尽力して下さっているのが伝わってきます。

 

でも、なんだか心配になります。

こんな制限だらけで、常に感染の不安と隣り合わせの学校生活、子どもたちは楽しめるのかな。

もちろん、感染対策は教育活動を継続する上で必須です。

ただ、行事も中止や延期を余儀なくされて、学校生活に楽しみを見出すのが難しい子が、益々増えてしまいそうな気がしてなりません。

 子どもが子どもらしく伸び伸びと生きられない世の中は、息苦しいですね。 

 

モデルナワクチンの異物混入

 

昨日の朝から流れていた、モデルナ製ワクチンへの異物混入のニュース。

www.watch.impress.co.jp

私も自分の接種券を確認したら、なんと公表されているロットNo.に該当していました。

朝から、しばし言葉を失う・・・。

 

夕方には市からのLINEが来て、相談窓口などの案内がありました。

うちの市だけで1万人以上の方が該当ロットのワクチンを接種したようです。

 

不安? ショック? というより、なんかモヤモヤ。

身体に異変があったらかかりつけ医に相談をと言われても、異物との因果関係なんてわからないだろうし。

かと言って、健康に大きな影響はないと言われても、本当に? と思う。

 

普通のワクチンに比べ短期間で開発され、世界中へ供給するために急ピッチで製造されたワクチン。

接種直後の副反応はもちろん、長期的に見て何が起こるかわからないとは思っていました。

それでも、人間って「自分は大丈夫だろう」と都合よく思いたいものなんですね。

リスクを承知で接種を決めたと言っても、リスクを覚悟できていたわけではない。

自己責任という言葉の重みを感じました。

 

昨日は一日中モヤモヤしていたけど、悩んでいても良いことはないので、ブログで吐き出すことで水に流そうと思います。(続報には注視しています)

一般的な副反応以上の症状があるわけではないし、「今のところ大丈夫」というのはワクチンを接種した人全てに言えること。

あまり心配しすぎないようにしようと思います。

 

ただ、来月に控えている2回目の接種がより怖く感じてしまうのは否めない。

この気持ちをどうしてくれるの? とは思います。

 

子どもたちも10月には12歳。

大人よりもさらに慎重な判断が必要ですが、一時の感情に流されず、冷静に接種するかどうかを判断したいと思います。