ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

給食登校を続ける長男の本当のところ

こんにちは。

 

早いもので今日から6月ですね。

今週は双子の中学で体育大会があるそうで。

蒸し暑い中、みんな毎日練習に励んでいるようです。

 

我が家の双子は、参加する気はさらさらありません。

でも、長男は見てみたい気持ちはあるみたい。

小学校とは違うパワーを感じて、案外楽しめるかも。

 

30分の部活参加

 

長男は週に4回程度のペースで給食登校を続けています。

それに加え、週に1回30分程度、部活に参加することが当面の目標。

 

昨日はいつも通り給食登校して一度帰宅した後、部活のために再び登校。

掃除、帰りの会に出てから、30分ほど部活をやってきました。

 

短時間すぎてたいして何もできないと思うのですが、きっと本人にとっては精一杯の30分。

集団活動に入っていく緊張もある。

体力に自信がないなりに、頑張りたい気持ちも。

そんな中、ちゃんと同級生の子たちとそれなりにコミュニケーションも取っているようです。

長男「みんな話しかけてくれる。結構嬉しい」

 

我が子ながら、すごいなぁと感心します。

私だったら、週1回30分だけ部活に行くなんて度胸はありません。

多分、みんなと同じようにできない劣等感に負けてしまう。

長男のマイペースさは強み! と、改めて感じます。

 

長男の本音

 

長男「小学校に寄って行きたい」

部活帰り、小学校に寄って支援級の先生方に会ってきました。

懐かしい先生に会いたくなったみたいです。

 

急な訪問にも関わらず、先生は笑顔で歓迎してくださいました。

先生「長男くん、元気? 中学はどう?」

長男「楽しい!」

小学校とは違う給食のメニューのこと、部活のことなどを先生に報告して、支援級の後輩たちへのメッセージも残していました。

 

学校が「楽しい」と屈託なく言える。

先生にとっても、私にとっても、これがどれだけ嬉しいことか。

 

順調そうに見えても、 たまに心配になるんです。

 

長男の本当のところはどうなんだろう?

実は無理しているのでは?

本音は学校に行きたくないのでは?

 

給食と部活だけの登校とはいえ、家では疲れた表情をしていることもあります。

頑張っている姿を見ても、素直な気持ちで喜べなくて。

 

だから、小学校の先生が長男の本音を引き出してくれて、安心しました。

 

これから先、どうやって進んで行くつもりだろう? という心配はあります。

少しは勉強にも気持ちが向いたらいいな・・・なんて欲もあります。

 

でも、とりあえず今、楽しいと感じて学校に行けている。

「楽しい」という養分をいっぱい含んだ土壌なら、きっと芽も出るはずです。

気長に待つとしましょうか。

 

 

ーおまけー

小学校に寄り道したため、私と長男は予定より遅い時刻に帰宅。

留守番をしていた次男は、ひとり黙々とライトセーバースター・ウォーズの)を作っていました。

懐中電灯内蔵で、ライトがちゃんとつきます。

なかなかのクオリティ。

中学生になったら、お遊びの工作にもクオリティを求めるようになってきました。

将来、ぬいぐるみでもライトセーバーでも手作りできるおじさんになれそう。

楽しそうで何よりです♪

 

適応指導教室の見学から半月

こんにちは。

 

週末、お楽しみのパン作りに勤しんでいた長男。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

ところが、なぜか思うように膨らまず。

食べられないほどではないけれど、うーん・・・これは失敗?

楽しくやっていただけに、長男はショックで撃沈していました。

 

慣れてきた頃の失敗って、よくあることです。

今はいくら失敗したっていい。

失敗からの学びを成長に繋げて欲しいです。

 

月曜日の朝に美味しいパンは食べられなかったものの、今日はご機嫌に給食登校できました。

 

やっと準備ができたらしい

 

次男が適応指導教室の見学に行ってから半月以上経ちました。

ようやく体験入級の準備が整ったそうです。

 

eco-hs-o.hatenablog.com

 

適応指導教室自治体の教育委員会の管轄です。

うちの市の場合、入級するまでの流れはこんな感じ。

 

①見学の申し込み → ②見学 → ③体験申し込み(調査票などの提出)

 → ④学校・教室間の面談 → ⑤体験(8回) → ⑥入級申し込み → ⑦入級

 

今、④が終わったところ。

④学校・教室間の面談は、その子の学校での様子や不登校の経緯を適応指導教室と共有するために行うそうです。

学校の先生が次男について知っていることは、小学校から引き継いだ資料に基づくものだけしかないと思うけど。

 

申し込みは全て学校を通して行い、家庭、学校、教育委員会適応指導教室の4者を書類が行ったり来たりするので、どの段階も時間がかかる。

体験の申し込みを学校にお願いしたのは見学に行った翌日。

申し込み書と調査票を提出してから2週間、音沙汰なしでした。

 

制度上、仕方のないことなのかもしれませんが、私の内心はモヤモヤ。

次男は思い立ったらすぐに行動したいタイプです。

こんなに時間が経っていたら、「行ってみよう」と思った気持ちが萎えてしまうのでは・・・。

せっかく勇気を出して見学に行ったのに、体験はまたゼロスタートになってしまう。

まだ、行く気ある?

 

申し込みをしても、行くかどうかは次男次第。

見学の時に、適応指導教室の指導員さんもおっしゃっていました。

「行ってみようと思うことと、実際に行くことは違うからね」

毎日不登校のお子さんと向き合っている指導員さん、よくわかっていらっしゃいます。

 

とりあえず、我が家の予定を書くホワイトボードに「●●教室に行く」というマグネットをこそっと追加しました。

行きたくなったら、意思表示してくれるかな。

 

たった1割

 

うちの市には定義上の不登校に該当する小中学生が1500~1600人いて、そのうち市内の適応指導教室に登録しているのは1割程度だそうです。

これ、多いと思いますか? 少ないと思いますか?

 

近年、不登校になる子が増えている中で、公的な受け皿がこれだけ。

これには色々な理由があると思いますが、今回我が家が経験した入級までの手続きの煩雑さも間口を狭めている一因のような気がします。

 

どこかできちんとした手続きは必要です。

公的な支援だし、不登校という非常にデリケートな問題を孕んでいるから。

それは理解できる。

 

でも、不登校の子や親にしてみたら、申し込んでも通えるかどうかわからないという不安が常にあって、なんとなく引け目があったりもします。

ただでさえ忙しい先生の手を煩わせることや、多くの人を巻き込むこと。

いくつもの組織に動いてもらって、もし全く行けなかったら。

もっと気軽に見学に行けて、さらっと体験させてもらえれば、もう少し間口が広くなるのではないかしら。

 

それ以前に、何よりも必要なのは、当事者である子ども自身が行く気になるかどうかですよね。

そのためにも適応指導教室のような公的な支援、受け皿となる施設が、もっと門戸を広く開けていて欲しいです。

(最近、校内フリースクールやサポートルームを設置する学校も徐々に増えていますよね。羨ましい!)

ひとと繋がることを楽しんで欲しい

こんにちは。

 

昨日から今日にかけて、うちの地域はなかなかの大雨でした。

朝方、我が家のねぼすけ次男も雨の音で目覚めたようで、珍しく早起きでした。

 

大雨だと畑に植えた野菜の心配をする双子。

畑が湖になっていましたが、しっかり作った畝のおかげで野菜たちは無事みたい。

晴れたら土寄せしなきゃね。

 

児童精神科の受診

 

昨日は次男の児童精神科受診日でした。

先月から担当医が新しくなり、今回は次男も一緒に受診する予定でした。

 

ところが、なぜか昨日は朝からテンションが高めで

次男「今日は行かない! 来月行くね!」

と宣言。

うーん、まぁいいか。

 

元気に過ごせている時には、特に本人が受診する必要性を感じません。

むしろ児童精神科に行く緊張で元気がなくなってしまうと、私としてはその方が困る。

というわけで、私ひとりで受診してきました。

 

新しい先生は優しそうな女医さんです。

次男でも話しやすそうなタイプ。

ただ…あまり論理的で具体的なアドバイスをしてくれる雰囲気ではないかも(以前の先生がそういうタイプ)

 

精神科の先生にも色んなタイプの方がいますね。

相性もあると思います。

 

そもそも担当医が変わると、まずは子どもを理解してもらうまでに時間がかかる。

もちろん前任の先生から引き継いだ資料はあるでしょうが、こころの問題はカルテでは伝わりきらない複雑さがあるように思います。

何度か受診を重ねたら、対応も何か変わるのかしら。

 

ひとと繋がるって楽しいよね

 

今のところ楽しく続いている次男と担任の先生とのメッセージのやりとり。

次男が「メッセージ来てるかな? パソコン見てみる」と、ワクワクしながら毎日チェックしています。

SNS初心者を見ているようで微笑ましい♪

 

内容は完全に雑談です。

心の距離を縮めるには、雑談ってすごく大事。

 

次男は文章を書くことに慣れていないので、上手な文章とは言えないと思います。

普段勉強に使っていない脳は、きっとフル回転ですね。

 

「この質問に対して、この答え方じゃおかしくない? 」

「突然話題が変わると変だよね? どうしたらいい?」

「ここらで締めに入りたいけど、どうやって締めに入ったらいいかな…」

 

先生は次男に上手な文章を求めていないし、たとえ脈略のない文章でも気にしないと思います。

でも、とにかく色々気になる次男。

特に文章のつなぎ方に迷うようだったので、私から2つだけアドバイスをしました。

 

・まずはおしゃべりする時のような気持ちで考えてみればいい。

・書いてみたものを読んでみて、違和感がなければOK!

 

接続詞や修飾語の使い方なんて習ったことがない子でも、日頃の会話でコミュニケーション能力がちゃんとあることはわかっています。(安心できる相手限定)

何より次男のメッセージは、

相手をちゃんと気遣った内容になっている

先生に対して硬すぎず、砕けすぎず、丁度良い塩梅の文章が書けている

まずはこれで十分だと思います。

 

ひとと会うのが怖い次男が家族以外の誰かとの繋がりを楽しめているだけで、私もとっても嬉しいです。

先生とのメッセージのやりとり

こんにちは。

 

今日は学校の歯科健診でした。

通常級の子たちの健診後に時間を取って頂き、次男も渋々ですが行くことができました。

2人とも虫歯なし。

良かった~!

 

長男はそのまま給食後まで学校に残り、私は次男と帰宅。

車の中で、こんなことを言っていました。

「学校に行くと知らない先生に親し気に話しかけられる。ぼくはその先生が誰か全然知らないのに。そういうの、なんだかなぁって思うんだよね」

 

まぁ・・・そうだね。

学校ってそういうところ。

不登校で支援級在籍の次男の情報は、恐らく先生方の中で共有されているのでしょう。

全体として支援してくれているのはとてもありがたい。

 

でも、次男の抱いた違和感、私もわかる気はします。

そもそもが対等ではない、一方的、受け身でいなければいけないことを敏感に感じ取る次男は、やっぱり学校が合わないのでしょうね。

 

タブレットパソコンの使い道

 

先日、学校からタブレットパソコンを貸して貰いました。

入学直後に先生にお願いしてあったのですが、それがようやく準備できたとのこと。

小学校で貸与されていたものと同じ。

入っているアプリも、アカウントも同じでした。

わかりやすくて助かります。

 

タブレットを借りるにあたって私から先生に伝えたことは、

 

今の時点で、リモートで授業を受ける可能性は限りなく低い。

ドリル的な学習ツールは気が向けばやるかも。(可能性は・・・低いけど)

先生とのメッセージのやり取りならできる可能性がある。

 

直接顔を合わせて会話をするのは難しくても、文章でのやり取りなら繋がることが可能なのでは? という思いは、以前からありました。

次男のことを先生に知ってもらい、次男も先生を知ることで、不安が和らぐこともあるんじゃないかしら?

その可能性を探りたい。

可能であれば、メッセージのやり取りをしてみて欲しいとお願いしました。

 

リモートで授業を受けることができる子なら、今は学びの可能性が広がりますよね。

学校としても支援がしやすいと思います。

でも、次男は勉強云々以前に、カメラに写ったり直接コミュニケーションを取ることに抵抗があります。

その一方で、心の中では誰かと繋がりたい気持ちも持っています。

学校には行けなくてもメッセージで信頼関係を築くことが出来れば、一歩踏み出す自信になるかもしれません。

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タブレットの貸与と同時に、早速先生からメッセージが届いていました。

 

先生とのメッセージのやりとり

 

〈先生からのメッセージ〉

次男くん、こんにちは。

この画面が見られましたか? もし見られたら、気が向いた時でいいので返信をください。

ところで、次男くんの好きな動物はなんですか?

私が好きな動物はペンギンです。

 

〈次男からのメッセージ〉

こんにちは!

ぼくが好きな動物は「うさぎ、ぞう、カピバラ、猫、チーター、パンダ、クマ、ホッキョクグマ、キリン、シマウマ、ペンギン、イルカ」です!

先生はぬいぐるみは好きですか?

今度教えてください。

 

長すぎず、短すぎず、硬すぎず、砕けすぎず。

好きな動物を聞いてくれた先生、Good job! 

こういう質問をしてくれると、返信もしやすいです。

次男はひとつに絞り切れず、動物を羅列していましたが・・・。

 

タイピングはまだ慣れないものの、「“長文失礼しました”とか書くべきかな」なんて冗談も挟めるくらい、楽しく和やかに返信を打っていました。

「画像送れないかな」とも話していたので、何か送りたいのかしら。

 

次男は3年生から不登校で、作文など何年も書いていません。

せいぜい私の両親に年一回手紙を書くくらい。

使えるスマホはあるけれど、LINEやメール機能は使っていません。

誰かにメッセージを送ること自体が、ほとんど初めての経験。

「文章おかしくない? 硬くない? 漢字合ってる?」と、色々気になって、私に何度も確認しながらでしたが、すごく次男らしい、気持ちがこもったメッセージだと思います。

 

今日また先生からのメッセージが来ていて、次男も先ほど返信していました。

これはこれは、もしかしたら次男に響く良い経験になるかも。

メッセージのやりとりが楽しく続くといいな。

 

長男の将来の夢

こんにちは。

 

今日の長男は給食登校することができず、欠席しました。

朝はとっても元気で、昨日焼いたパンを美味しく食べていたのに。

 

例え週4日の給食登校だけでも、「学校へ行く日常」が止まるとちょっとモヤモヤ。

特に週の初めだと、出だしで躓いた感があって。

明日、行けるのかな? と考えてしまいます。

 

調子が悪そうな様子はありません。

ただ、家にずっといる次男につられている感じ・・・。

兄弟って本当に難しいです。

 

長男の将来の夢

 

長男には小さい頃からの夢があります。

「自分のパン屋さんをひらくこと」

 

最初に言い出したのは、確か幼稚園の時です。

まだまだ純真無垢で、世間を知らない幼稚園児。

「パン屋さんになりたい」という子は、クラスに数人はいた気がします。

パンが好きな子なら一度は憧れる職業かも。

 

でも、将来の夢って成長とともに変わっていくことも多いですよね。

子供の頃の夢を実現する人もいるけれど、少数派な気がします。

だから、長男も中学生になる頃には違う未来像を描いているんじゃないかな?

と、漠然とした思いがありました。

私の勝手な想像とは裏腹に、長男は今も揺るがずパン屋さんになりたいそうです。

 

お手頃な値段で、遊び心のあるパンを作りたい。

美味しいスープと一緒に販売したら最高だよね。

地産地消を売りにするのもいいね。

どこにお店を開くかも大事だよね・・・。

うちの近くにはパン屋さんがないから、作ったら売れるかな?

eco「キッシュ担当として雇ってくれる?」と、私も乗っかってみたり。

 

夢を語っている時の長男は、とても楽しそうです。

 

夢の実現のために

 

本気でパン屋さんになりたいのなら、家で練習してみたら?

と始めたのが、自宅でのパン作りです。

 

週に1回、日曜日の午後にパンを焼く。

生地はホームベーカリー任せだけど、総菜パンや甘い系のパンを成形して、焼くところまで。

最近は長男ひとりで、全工程をほぼこなせるようになりました。

毎週、「次は何パンを作ろうかな♪」と考えるのも楽しそうです。

 

他に予定があってパン作りができない週は、出先でパン屋さんに寄って視察&試食。

世の中の美味しいパンを食べてみるのも勉強のうちです。

小麦の高騰でパンの値段も上がっているけれど、未来への投資と思ってお付き合いしています。

 

方向性が漠然とあるだけでも

 

学校に行けなくても、目標を持てるって幸せなことだと思います。

何を目指すにしたって、楽に実現できることなんてありません。

でも、目標があって、漠然とした方向性が見えているだけでも、動き出すには十分な動機になる。

 

本気でパン屋さんを開こうと思ったら、パン作りの知識技術はもちろん、経営の知識も必要。

利益を出し、継続して運営していくための勉強も必要です。

 

ぼんやりとですが、長男とは進路の話もたまにしています。

一般的には、高校卒業後、専門学校で製パンや経営を学び、数年雇われで修行をしながら開業資金を貯める・・・という感じかしら。

調べてみたら、調理や製パンが学べる通信制高校もあるようです。

一般的なルートでなくても長男の夢を実現できる方法はあると思いますが、恐らく近道なのは一般的なルート。

 

パン屋さんを開きたい。

だから高校に行って、専門学校に行きたい。

そのために、今はできるだけ学校に行けるようにがんばりたい。

 

というのが、今の長男の立ち位置です。

 

夢を実現するためにどんな道を歩んでいくのか。

見守る楽しみがあるっていいですね。

先を見通せなくても不安、先を考えすぎても不安

こんばんは。

 

日曜日の午後、我が家ではパンが焼ける美味しい匂いに包まれます。

 

最近、長男がパンを焼くことにはまっていて。

毎週違う種類のパンを作ってくれるんです。

今日はあんパンとウインナー&チーズを練り込んだパン。

形はイマイチだけど、味は美味しい♪

 

日曜の午後に焼くのには、理由があります。

月曜日の朝に自分が焼いた美味しいパンを食べて、1週間がんばりたいからなんですって。

 

今週の次男の予定

 

今週は次男にとって憂鬱になるような予定が2つあります。

学校の歯科健診と、児童精神科の受診。

どちらも何が何でも行かなきゃいけない、とは言わないけれど、できれば行って欲しい予定です。

 

そのことを予定の一週間前に口頭で伝えました。

たまたま他の予定の話をしていて、その流れで伝えたところ、

次男「気が重い。考えただけで元気がなくなる…」

と、メンタルが落ちてしまいました。

ここ数日は怖い夢も見るそうで、家の中でもひとりになるのを嫌がったりします。

ゲームの時間も増えています。

 

普通に考えたら、そんなに重く考えるほどの予定ではないと思います。

でも、不安障害の次男にとっては、予定を聞いたときから当日まで、ずっとメンタルの不調が続くと言っても過言ではありません。

「行きたくない。でも行かなきゃ」と葛藤がある時ほど、調子が悪くなる。

 

かと言って、伝えるのが直前だと、

次男「急に言われても無理! 怖い。行かない」

となるので、次男には予定を伝えるだけでも神経を遣います。

 

次男にとってベターな伝え方

 

普段はこういう展開をなるべく避けたくて、予定はダイニングのホワイトボードに書くようにしています。

声をかけるのは前々日の夕方か、前日の朝くらい。

 

eco「明日、この予定が入ってるんだけど」

次男「うん…知ってる。まぁ、行けたらね」

 

次男はホワイトボードに書かれた予定をいつもちゃんと把握しています。

でも、次男の方からは何も言ってこないところをみると、心の準備をしているのだと思います。

口頭で言われると心が乱れるのに、書いてあるだけなら時間をかけて受け入れようとできるのかも。

 

ちなみに夫と長男はホワイトボードももはや景色と同化しているのか、あまりちゃんと見ていません。

そもそも先の見通しを立てるのが苦手な長男のためにホワイトボードを使っているのに。

 

次男は先を見通せないと本当に不安で、でも、先を考えすぎても不安で。

想像力の豊かさと、実体験の乏しさがアンバランスなのだろうなと思います。

 

歯科健診に学校へ行けるか、児童精神科に行けるかが大事なのではなくて。

苦手な予定をどう受け入れるか。(または回避するか)

これくらい見通せれば大丈夫と思えるラインを、いかにして下げるか。

本当に難しいです。

 

初めての部活動

こんにちは。

 

週の折り返し地点を過ぎて、ちょっとお疲れモードです。

基本的に在宅勤務で仕事のストレスはほとんどないのだけど、四六時中子どもが家にいて、家事と学校への送迎をしているだけでも疲れます・・・。

なんでだろ。

 

今日は長男もお疲れモードで休養日にしました。

週5で登校できたら、とは思うものの、送迎しなくていい1日にホッとするのも事実。

ずっと次男とご機嫌に遊んでいます。

 

ちなみに今週の夫は1日おきに休み。

だから疲れるのかも・・・。

 

卓球部、初めての練習参加

 

火曜日に長男は初めて部活に参加してきました。

現状、給食だけ登校するのが精いっぱいの長男は、部活もまずは週一回、短時間だけの活動を認めてもらっています。

給食登校をして一度帰宅した後、16時前に再び登校して30分だけ。

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私が家で用事を済ませてから再び学校の駐車場に行くと、走り込みをしている卓球部の一年生を発見。

あれ? 長男が走ってない。

 

日頃から運動不足で体力に自信がない長男。

走り込みは見学し、みんなの周回数を数えていたそうです。

うーん・・・、チャレンジしてみたらいいのに。

まぁでも、自分でちゃんと意思表示したそうなので、ぼちぼちやればいいかな。

 

たった30分の活動で長男がやったのは、準備運動と素振り。

同じ1年生の子がラケットの持ち方、素振りの姿勢などを教えてくれたそうです。

 

長男「楽しかった。みんな声掛けてくれたし、色々教えてくれたよ」

 

ラケットの注文書も持ち帰ってきました。

近所に卓球専門店なるものがあるらしいです。

が、ラケットにも種類が色々あって、どれを買えばいいのかさっぱり。

今度行く時は、その辺の話をちょっと聞いてきて欲しいです。

 

実は部活に行く前の長男は、ものすごく緊張していて。

車の中でも「怖いな〜」とボソボソ。

部活前に教室に寄り、帰りの会に参加している最中も心臓がバクバクだったそうです。

そんな中、よくがんばりました。

 

タツムリの歩み

 

昨晩、一緒にフォートナイトをやっていたお友だちから「次、いつ部活に来る?」と聞かれたようで。

長男「一応、火曜日に行くことにしてる。でも、慣れてきたら時間とか回数を増やそうと思ってるよ」

と話していました。

以前から、長男は「少しずつ学校にいる時間を長くしていきたい」とも言っています。

 

長男の「慣れてきたら」とか「少しずつ」が、一体どんなペースなのか私にはわかりません。

もう給食登校には慣れてきたように思います。

私の感覚だと、そろそろ学校にいる時間を長くしてみたり、勉強にも手をつけてみたりしないかしら? と思うこともあります。

焦ってはいけないけれど、現状にちょっとやきもき。

 

でも、実は進歩していることもあります。

 

以前は私が昇降口まで付き添っていたけれど、最近は駐車場からひとりで教室に向かうようになりました。

毎日、日誌みたいなものを書いてくるようになりました。

ひらがなだらけ&ほぼ給食の感想だけど。

同じ支援級の2年生とはだいぶ仲良くなったようです。

 

本当にマイペースで、まるでカタツムリの歩み。

よくよく見ないと進んでいることがわかりづらいです。

でもこれが、長男のペースなのでしょうね。

 

部活のお友だちに自分の考えを伝えられたことも、良かったと思います。

少しずつ少しずつ、積み重ねていけるといいな。