ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

特別支援学級での新しいスタート

 

小3の5月から不登校になった次男と、それに引きずられるように登校を渋るようになった長男。

2人はこの春5年生になり、今年度新設された特別支援学級の自閉・情緒クラスに在籍することになりました。

 

昨年度は行けなかった始業式、今年度は・・・

始業式、2人とも始業時間に間に合うように登校しました。

集団登校はハードルが高すぎるので、車で送り、私はそのまま付き添い。

子どもたちなりに支援級での新しいスタートをがんばりたい気持ちがあったのかもしれません。

 

双子で支援級在籍ですが、クラスは別々。

付き添いの私はどちらのクラスから行くべきか迷いました・・・。

より不安を感じているのはどちらか。

 

長男のクラスは知っている子がいません。

新設の支援級だし、同学年の子もいないので当たり前ですね。

知っている子がいないこと、次男と離れ離れなことで、不安が重くのしかかっている様子。

 

長男は次男への依存が強く、困りごとのひとつです。

ケンカも沢山するし、ライバル心をメラメラ燃やすこともあります。

でも、次男がいれば安心、次男の様子をいつも把握しておきたい、次男がいないと心細いようです。

 

次男のクラスに行くとすでに5人の子が席についていて、付き添いのお母さんも数名。

次男、固まりました。

でも、次男のクラスには昨年度の別室登校仲間がいるのです。

ふとその子の方を見ると、その子もお母さんのそばで固まっていました。

教室全体が緊張感で溢れている感じ。

 

結局、私がどちらかに付き添うという形は難しかったのでしばらく廊下でクールダウンしていると、よく知っている先生がいらしたので、次男は自分から教室に入っていきました。

長男のクラスはどうやら今日の登校は2人だけみたいで、先生のお力でなんとか教室に入れました。

私はしばらく廊下で様子を見て、2人がなんとか落ち着いたのを確認してから帰宅。

新学期のスタートとしては、すごく頑張ったね。

 

 

2つの名簿を見て思うこと

 新年度ってお手紙&提出物がたくさん来ますよね。

その中にクラス名簿があります。

今年は支援級と5年生の普通級、2枚の名簿がありました。

 

支援級に在籍する息子たちは、交流で行くことになるクラス(普通級)の一番下に名前が載っています。

五十音順の出席番号で、今までは上の方に並んでいた名前が一番下に。

これを見たら、ちょっと勘の良いお母さんなら「支援級なんだ」とすぐにわかるはず。

 

え、なんで? 双子で2人とも?

 

な~んて思われていることでしょう。

双子って良くも悪くも目立ちます。

おまけに知り合いも多い・・・。

 

実際のところ、支援級に在籍することで特別視されてしまうこともあるんだろうなぁと、ちょっぴりモヤモヤします。

3年生から教室でほとんど授業を受けていないので、今更という気もしますが。

 

子どもたちはがんばっている。

堂々としていよう。

と思ってはいても、他人の目が全く気にならないわけではないですね。