小3の5月から不登校になった次男と、それに引きずられるように登校を渋るようになった長男。
1年間の別室登校を経て、5年生の現在は特別支援学級に在籍しています。
不登校・登校渋りに理解のない義母
夫の母は双子の不登校・登校渋りなどに理解がありません。
また、息子たちの特性について説明しても否定的です。
不登校=問題行動
という概念から抜け出せずにいる人です。
まさか自分の孫が不登校になるなんて
学校に行かないで、将来どうやって生きていくの?
そんなに繊細でどうするの
そう考える義母の思考もわからなくはないです。
特に義母の年代の方は、まずそう感じる人が多いのかもしれません。
この2年間、息子たちの状態や、今は自分のペースで、スローステップで進んでいくことが大事であることを丁寧に説明してきました。
でも、考えを変えられないのです。
そんな義母なので、私もさんざん責めるようなことを言われました。
息子たちにも直接的に
「頑張って学校行くんだよ」
「勉強しなきゃダメだよ」
という言葉を浴びせかけるので、なるべく距離を置くようにしていました。
コロナ休校をきっかけに義母が双子にかけた言葉
「今、みんなが学校に行けなくて勉強も進んでいないから、長男くんと次男くんにはチャンスだよ」
「遅れを取り戻せるよ。だから勉強やろうね」
「ばぁばが勉強、教えに来てあげる」
「学校まで歩いて行けるように、体力つけよう。一緒に歩こう」
義母には、息子たちに勉強や学校の話をするのは避けて欲しいと夫経由でお願いしていました。
ですが、このコロナ休校をチャンスと思ったようで、最近頻繁にうちに来るようになってしまいました・・・。
息子たちは、勉強しなければいけないことは重々わかっています。
学校も今のままで良くないことはわかっています。
だからこそ、本当に細々とですが、タブレット学習や学校の課題も、それぞれのペースで取り組んでいます。
私はこの休校で、学校の勉強とは違う体験を通して、楽しみながら色々なことを感じ、学んで欲しいと考えています。
畑仕事をしたり、料理をしたり、工作したり、家の片づけをしたり。
実際、有意義に過ごせていると思います。
そこに水を注すようにそういう話をされると、息子たちは罪悪感に苛まれてしまう。
自分はダメな存在なのだと自己否定してしまいます。
百害あって一利なしとはこのことです。
義母の言葉をうつむいて聞いていた次男は、黙って自室に引っ込むと、毛布を被って泣いていました。
長男は自分の殻に閉じこもるように、音楽を聴きながら本を読み始めました。
誠意をもって話しても、理解してくれない人もいる。
義母も悪意があるわけではないことはわかります。
でも、身近な存在である義母には理解して欲しいというのが本音です。
息子たちの味方であって欲しいです。
この後、義母には勉強や学校の話をするのは避けて欲しいと再度説明し、時間をかけて子どもたちのフォローをし・・・疲れ果てて胃が痛くなりました。
義母も少しはわかってくれたのかな・・・。