ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

習い事のサッカー、今とこれから

この長い休校中、習い事も基本的にお休みです。
週に2~3回の習い事が休みだと送迎がなく、夕方から夜にかけてゆとりがあります。

次男が拒否したオンライントレーニン


次男は幼稚園の年中からサッカーを習っています。
個人を尊重しながら楽しくサッカーをやっている感じのチームです。
長男も習っていたけど、4年生の2学期に行けなくなり休会中。
復帰の見込みもあまりないかも。


休校が続く今はサッカーもオンライン。
家の中でできる簡単なトレーニングなどを楽しく教えてくれます。
クイズの時間もあります。
そもそも運動不足だし、家族以外との関わりがない状態なので、やってくれるだけでありがたい。


ですが!!
次男はなんとこれを拒否。
カメラ全般が嫌い(撮るのは好き)なので、カメラの向こうの誰かとコミュニケーションを取るのはこわいと言います。


そうは言っても慣れれば大丈夫になることもあるよね?
コーチやお友達の声を聞くだけでもいいからやってみよう!と、とりあえず参加はしています。


画面に映らなくてもOK
声を出さなくてもOK
コーチが指示したトレーニングは一緒にやってみる(画面の外で)


その結果、画面に映っているのはほぼ我が家のリビングのソファー・・・。
休会している長男の方が映ってトレーニングしていたり、クイズに参加したりしています。


コーチは理解して下さっているので、次男が画面の外にいる体で話しかけてくれます。
長男の参加も歓迎してくれていて、ありがたい限りです。
チームメイト(特に同学年の子たち)も次男のそんな性格をよく知っているため、うちのソファーが画面に映っているのを見て「あ、次男来た! おーい次男~」と話しかけてくれます。
「どうしたの?」とか「映りなよ」とか一切なく、追及もしない、無理強いもしない。
みんな大人だなぁ。
本当にありがたいです。

活動が再開したら、練習に行けるのかな?


みんなでボールを蹴り合って普通にサッカーを楽しめる日が、早く戻ってきて欲しいなと思います。
でも、その時に次男がすんなり行ける気がしません。


久しぶり過ぎてお友達に会うのが怖い
久しぶり過ぎてサッカーをやるのも怖い
(一人で練習したり、家族とやるのは別物みたいです)


って言いそう。
すでに言っています。


次男が不登校になった当初、サッカーの練習にもほとんど行けませんでした。


サッカーの時間になるとお腹が痛くなる。
行っても車から降りられない。
集団の中にいられない。

辞めようか、休会しようか、さんざん悩みました。
家族でたくさん話をして、迷いに迷いました。


でも、次男は休会を選ぶことなく、半年後には見事に復帰しました。
当時は大きな壁をひとつ乗り越えられたという感覚で、次男の成長を感じたなぁ。
理解のあるコーチとチームメイトに恵まれ、
みんな「サッカーが好き」という共通項で繋がっているので、学校とは違う安心感がある。
次男にとって、大事な居場所にひとつになっていたと思います。


そんな中でこのコロナの影響・・・。
活動が再開しても、すぐには練習に参加できないかもしれません。
でも、一度は復帰できた次男。
次男が望めば、また壁は乗り越えられると思います。