ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

苦手だからこそ備えておきたいこと

 

今週2回目の登校日、6時半に起きてきた長男はソファでゴロゴロ。

特に用はないけれど「ママきて~」と何度も呼ばれ、私もちょっとイライラ。

朝ごはんとお昼ごはんの用意、自分の身支度、ゴミ捨て、うさぎのお世話・・・、やること山積みなのに~。

5年生ってもっと手がかからないものだと思ってました。

 

先に約束しておくことで出来ることもある

 

今日は3時間授業ですが、

 

長男「1時間目と休み時間が終わったら帰りたい」

次男「昇降口で先生に会うところまででいい?」

 

と言うので、その通りに先生に伝えると約束して、8時半頃に2人一緒に登校しました。

 

事前に約束しておくことで、「ここまでは頑張ろう」と、行きたくない気持ちを切り替えることができました。

私も、約束は守る、約束した以上のことは要求しません。

   

避難訓練は苦手がいっぱい、だからこそ備える

 

2時間目は避難訓練(ミニ)の予定でした。

今年は三密を避けるために全校一斉の避難訓練はなし。

クラスごとに避難経路の確認をすることで、避難訓練の代わりとするそうです。

 

次男は避難訓練が大の苦手です。

(長男も苦手だけど、次男ほどではありません)

理由は色々。

 

・事前告知なしの訓練の場合、突然のことに驚く

・全校児童が一堂に会している場に行くのがそもそも無理

・屋上が怖い

地震の話を聞いているだけで怖くなってしまう

保健室登校をしていた3年生の時、クラスの列に並ばずに離れて見学すると事前に打ち合わせていたのに、事情を知らない先生にクラスの列に並ばされたトラウマがある

 

我が家は地震によって津波が発生すると言われている地域にあります。

そのため、地震を想定した避難訓練では、学校の屋上に避難することになっています。

グラウンドに比べればはるかに狭い屋上のスペース。

集団が苦手、他人との距離が近いのが苦手な次男には、とてもハードルが高いです。

 

とはいえ、自然災害は事前告知などしてくれません。

突発的な事態が苦手な子はパニックを起こしかねない。

だからこそ、事前のシミュレーションはとても大事ですね。

 

そういうわけで、1時間目終了後に早退する長男には、先生が個別対応して下さったのです。

次男も後日、個別対応で避難経路の確認をしてくれるそうです。

 

地震の話をしたりニュースを見るだけで怖くなってしまう次男ですが、家ではちゃんと話をします。

「怖さを伝える」のではなく、「いかに身を守るか」という視点で話せば大丈夫。

1、2年生の時は、学校主催の避難所宿泊体験にも参加しています。

 

避難の必要がずっと生じなければ良いけれど、いざというときは突然やってきます。

その時に身を守れるように、落ち着いて行動できる要素をひとつでも多く持っておけるように、日頃の備えはしておきたいです。