最近、夫と双子の3人でやるマイクラがとても楽しそうです。
共通の楽しみがあると、心も近づけると思うのでなによりです。
私は一人でのんびりできるのもありがたい♪
バイオリンが好きな長男
長男は1年生の時からバイオリンを習っています。
「どうしても習いたい」と、自分で希望して習い始めました。
10月の終わりに、長男にとって5回目となる発表会があります。
最近の長男は毎日練習する元気がなかったり、レッスンに行っても集中力が続かないことが多々あるため、通常より少し早めに発表会のための練習を始めさせてもらいました。
今年、先生が長男に選んでくれた曲は、バイオリンをやっている人なら誰でも知っている有名な曲です。
超絶技巧曲としてもよく知られていて、素人の私からすると超難曲・・・。
はっきり言って、全くできる気がしません。
この6月で長男がバイオリンを習い初めて丸4年が経ちました。
特に才能があるわけでも、上手いわけでもなく、もちろんプロのバイオリニストを目指しているわけでもありません。
自分が続けたくてやっているのに、たいして練習するわけでもないので、私も夫も「もう辞めれば?」と思っているくらいです。
はっきり言って、お金も時間もかかっています。
でも、長男はバイオリンが大好きです。
練習はイヤなのに、難しくて弾けないと泣くのに、バイオリンは絶対に辞めたくないと言います。
時々プチリサイタルを開いてくれて、そういう時の長男はすごく楽しそう。
先日あった夫の誕生日には、弾いたことのある曲を次から次へと1時間くらいかけて弾いてくれました。
バイオリンの音が好きで、誰もが弾けるものではないレア感が好きなのだそうです。
上手いかどうかはともかく、バイオリンを弾ける自分が好き。
ぼくってすごい。
そういう気持ちがあるためか、長男は色々苦手なことがあっても自己肯定感はさほど下がらずにいられるようです。
発表会に向けて、長男のモチベーションが上がると良いなと思います。
譜読みとワーキングメモリ
長男は譜読みがとても苦手です。
新しい曲を弾く時は、私のサポートが必須です。
譜読みをして演奏するというのは、恐らくワーキングメモリをものすごく高度に使う行為だと思います。
音程とリズムを瞬時に組み合わせて理解し、それ以外にも指使いや弓の向き、スラーなども読み取らなければいけない。
左手で弦を押さえ、右腕は弓を動かすという全く違う動きをする。
おまけに、演奏している部分よりも1~2小節先の楽譜を読みながら、これらを行わなければいけません。
ワーキングメモリの容量が少ない長男には、これが相当難しいことなのだと、やっと理解しました。
今まで、なんとか頑張ってやらせてきたけど、苦痛でしかなかったんだろうな…。
練習がイヤになるわけです。
自分で譜読みさせることは諦め、やり方を変えました。
先に耳でメロディを聴き、楽譜で弓の動かし方を確認しならがら弾く。
いわゆる耳コピです。
長男のバイオリンの先生はこのやり方には否定的ですが、長男にとってはストレスが少なく、効率もいい。
身体で覚えてしまえば、問題なく弾ける。
せっかく一生楽しめる好きなことがあるのです。
長男が楽しくやり続けられるように、私にできるサポートをしていこうと思います。
ちなみに、うさぎのこみみは長男のバイオリンの音が好きなようです。
最初の頃こそ警戒していましたが、今では慣れて長男がバイオリンを弾き始めると、よく足元に寝そべって聴いています♪