ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

先生との信頼関係が出来てきた

今日は朝から2時間ほど玄関先の草むしり。

以前だったら子供たちにも「手伝って」とお願いしていたけど、最近は頼むのを止めました。

 

しばらく一人で作業していると、次男が外に出て来て「何か手伝うよ」と一言。

せっかくなので、伸びてきた庭木の枝をハサミで切ってもらいました。

その後もマグボトルに冷たいお茶を入れてきてくれたり、塩タブレットを持ってきてくれたり、とても気が利く次男♪

 

長男も外に出てきたけれど、野菜を収穫してさっさと家の中に戻っていきました。

ほんと、マイペース。

 

プールは好きなのに授業を拒否する双子

 

学校では今週から水泳の授業が始まりました。

でも、二人とも「やりたくない」と拒否。

そもそも次男は体育の授業自体をまだ拒否しているし、長男も体操服に「着替えるのはイヤ」と言って私服のまま受けているので、先生には「とりあえず見学します」と伝えていました。

 

プール自体は好きな双子。

昨年も家族で何度もプールに行って、夫が泳ぎを教えていました。

足がつかない場所でも大丈夫な程度には水に慣れていると思います。

 

でも、学校のプールは2年生以来。

抵抗があるのもわからなくはない。

次男は最近少しぽっちゃり気味の体型も気にしている様子。

 

そんなわけで、金曜日のプールは見学。

その時に、見学者に付き添っていた担任の先生がプールに入りたくない理由を次男から聞きだしてくれたそうです。

 

「人数が多いのがちょっとイヤ」

「身体を見られるのがイヤ」

 

うちの学校では、男の子は教室で水着に着替え、グラウンドの向こうのプールまで水着姿で移動します。

グラウンドを突っ切るため、かなり距離もあるし、教室棟からは丸見え。

これがネックだったようです。

 

プールのネックを解消する方法

 

支援級のほかの子も同様の理由で見学していたらしく、先生がラッシュガードを着用することを提案してくれました。

と言っても、お金がかかることなので、「こんな方法もあるよ~」という感じで。

 

私も子供たちも、紫外線アレルギー等の理由がない子が、学校のプールでラッシュガードを着用して良いという発想がありませんでした。

でも、もしそれだけのことで授業に参加できるのなら…

 

eco「ラッシュガードを着たら、プール入れそう?」

次男「うん。僕、本当はプール入りたい」

eco「長男はどう?」

長男「ぼくも…」

 

というわけで、ラッシュガードを購入しました。

 

実は私、子供の頃からプールが嫌いでした。

肌を露出するのがイヤだったのと、水中で人と肌が触れるのがイヤという理由で。

もしラッシュガードの着用がOKだったら、それほどプールが嫌いにならなかったかも。

 

子供の敏感さやこだわりで困ることって色々あるけれど、そんなことで?と思うようなことも多い。

でも、案外その困りごとを解消する方法も、そんなことで?って思うことだったりしますよね。

 

今回、次男が先生に本音を話せたと聞いて、すごく安心しました。

信頼関係が出来てきた証だと思います。

次男の本音を引き出し、柔軟な提案をしてくれた先生にも感謝です。

 

早速月曜日にはプールがあります。

ラッシュガードがあっても参加できるとは限らない。

ダメな時はダメなのだと思います。

期待しすぎず、ダメでもがっかりしない。

ニュートラルな気持ちでいたいと思います。