ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

一問の間違いの重み

一昨日と昨日お休みした次男は、今日は図工の時間に登校しました。

図工と算数の授業を受け、5時間目の終わりに約束通り迎えに行くと…車に乗り込んだ途端、号泣。

 

なになに?  どうしたの?

うつむいて大粒の涙をポロポロ流す次男…。

 

次男「もう…つかれた…」

 

算数がわからない

 

次男「算数がつらい…ぼく、全然わからなかった…」

 

次男は3年生から授業を受けていません。

計算ドリルと家庭学習はやってきたものの、定着していない内容が多々あると思います。

算数そのものに苦手意識もあるようです。

 

このままでは、勉強に対する挫折感のせいでさらに学校から足が遠退きそう…。

そう思い、夕方に担任の先生に電話をしました。

こういう時、支援級の先生はとても相談しやすいです。

 

担任の先生からの提案

 

算数の時間の様子を先生に聞いてみると、

1問間違えただけで、この世の終わりかのように落ち込んでしまった。

先生がほかの学年の子を見ている間に一生懸命考えて、でもわからなかったからではないか。

そもそも、今やっている単元が難しい。

5年生の女の子も全く同じ間違いをしたし、次男だけではない。

ということを教えてくれました。

 

1問の間違いの重み…重すぎですね。

 

誰にでも間違えることはある。

失敗もする。

でも、それは決して悪いことではなく、間違いや失敗から学べばいい。

 

ずっと私はそうやって教えてきました。

100点を取れなんて言ったことは1度もないし、わからないから学ぶのだと教えてきたつもりでした。

1問や2問間違えても平気平気♪くらいの図太さを持てたらいいのに。

 

対策として、先生が次のようなことを提案してくれました。

学年を遡って、3年生か4年生の内容から復習してみる? (次男の意思を確認する)

先生が付いている時に一緒に問題を解く。

先生がいない時間は、休憩と思って良い。

学習の仕方はいくらでも変えられるから、次男が辛くならない方法を考えよう。

 

次男に先生からの提案を伝えたけれど、今日はもう考えたくない様子。

少し時間を置こうと思います。

 

支援級は行かなければ行けないところではなく、学校に行くために利用するところと思えばいい。

次男の担任の先生がそう言っていたことがあります。

 

学年相当の勉強をがんばって挫折感を味わうくらいなら、ハードルをぐっと下げて成功体験を積み重ねることの方がずっと大事。

次男に学校が合わないとしても、支援級を合う場所にしていけば良いんです。

 

次男がそう思えるようになるといいな…。