ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

眠るのが苦手な長男

今日は長男が給食から登校、次男は欠席しました。

次男、朝は「給食から行く」

お昼前には「6時間目だけ行く」

と言っていたけれど、時間になっても気持ちを整えることができませんでした。

 

これって本人も私も、一番気持ちが疲れるパターン。

朝から「今日はお休み!」と決めてしまった方が、本当は1日楽しく過ごせると思う。

でも、本人の行こうと思う気持ちは嘘ではないので、仕方がないんだろうな。

 

疲れていても眠れない長男

 

昨日、2年ぶりに学校のプールに入り、疲れて帰ってきた双子。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

心地良い疲れでぐっすり眠れるかなぁと思っていましたが、長男はそうではなかったようです。

私が眠りについた直後、長男がそっと寝室に来て

「ねむれない・・・」

 

長男はもともと眠るのが苦手な子です。

小さい頃から寝つきが悪く、夜中に目覚めることも多い。

悪夢を見たり、ちょっとした物音で起きてしまったりして、その後全然眠れなくなることはよくあります。

 

そのたびに私も起こされ、眠れるまで添い寝したり、ベッドの横で見守ったり。

大抵は私がいれば、ものの5分10分で寝つける。

ということは、必要なのはやっぱり安心感なのだと思います。

 

2年前に登校渋りが始まった頃は本当にひどくて、長男も私も常に寝不足状態になりました。

でも、長男はお昼寝はしないんです。

「ぼく、寝るの嫌い。なんで寝ないといけないの?」

「寝るってつまらないよね」

小3にして目の下にクマを作っている子がそう話しているのを聞いて、唖然とした記憶があります。

 

今は児童精神科でメラトニンサプリメントを処方してもらっています。

寝る前にメラトニンを飲むと、夜中の覚醒はほとんどなくなった。

でも寝つきの悪さは相変わらずです。

 

「ぼく・・・ママと一緒に寝たいな」

と言われたけど、本当にそれだけは勘弁して。

10歳になった息子と一緒に寝るのはちょっと抵抗があるし、長男の寝相の悪さのせいで私は全然眠れないから。

結局、眠りにつくまでしばらく見守りました。

 

本人は別に眠りたくないけど、眠らなきゃと思っていて、でも眠れないって辛いことなんだと思います。

「無理に寝ようとしないで、本を読んでいてもいいよ」と伝えてありますが、それでも夜更かしする罪悪感みたいなものがあるのかも。

ベッドで好きな本を読んで、そのまま自然と眠くなって、余計な考え事をせずにストンと眠りにつけたら理想的なんでしょうね。

明日は休日なので、きっと今夜は眠くなるまで本を読んで、自然に眠れると思います。

 

即買いした本『ルドルフとノラねこブッチー』

 

そんな眠るのが苦手な長男に、今日は本を買ってきました。

本屋さんに別の用事で行ったら偶然目に留まり、一気にテンションが上がって(私の)即買いでした。

 

斎藤洋さんの『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズの最新作。

数年ぶりの新作、つい10日ほど前に発売されたみたいです。

 

長男はこのシリーズが大好きで、繰り返し何度も読んでいます。

初めて読んだのは、ちょうど2年前。

次男が不登校になり、長男もほぼ学校に行けなかった時。

時間もたっぷりあったし、とにかく子どもたちに寄り添わなきゃという気持ちが強かったから、活字を読まない次男のために、3作全て読み聞かせしました。(←すみません、4作の間違いでした)

新作が出る前に子どもたちが中学生くらいになっちゃうのでは?と思っていたので、思いがけずこの本を見つけてテンションが上がりました。笑

 

 

長男、今夜は新しい本に夢中になって、逆に眠れないかも。