ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

受け入れることの難しさ

夫と双子は今夜も楽しくマイクラをやっていました。

ほぼ喋りっぱなしの長男。

学校では大人しい子ですが、家では自分の好きなことに関してはペラペラよく喋ります。

 

誰に似たんでしょう…。

 

夫「ecoはエライね。ぼくにはできない」

 

夫が14時頃に夜勤から帰って来た時、双子は子供部屋で過ごしていました。

 

夫「ぼくのこと、避けてるのかな?」

eco「違うと思うよ。学校行ったし。がんばってきたから避けてるわけではないんじゃない?」

 

今日、長男は給食を食べるため、次男は先生に会うために登校しました。

 

夫「ecoはエライね。それだけでもがんばったって言ってあげられて。すごいよ。ぼくにはできない…」

 

一瞬、皮肉なのかと思ったら、そうでもなさそう。

 

夫からすると「それだけでがんばったって言われても…」という感覚なんですよね。

たったそれだけでも、認めてあげなければ。

そう頭でわかっていても、なかなか受け入れられずにいるのだと思います。

私も通ってきた道ですが、受け入れられない状態って、辛いんですよね。

 

意識が変わる速さ

 

私は子どもたちが学校に行けなくなり、不登校関連のブログを読み漁り、書籍を読み漁り、HSCや発達障害についても勉強してきました。

些細なヒントでもいい、藁にもすがる思いとはこのことだと感じるくらい、何か道標になるものはないかと探してきました。

その結果、私の中の意識がだんだん変わってきて、今の私がいます。

 

夫はそういうことをしない人です。

私にはその方が不思議で、なぜなのか聞いてみたことがあります。

1年くらい前。

 

夫「不登校の理由も対処法も、ケースバイケースでしょ?  マニュアル通りになんて行かないと思うから読まないだけだよ」

 

本質を突いているようにも聞こえるけれど、夫はそれほどのレベルで子どもたちの現状を受け入れられていないんだな…と感じた覚えがあります。

 

その時からさらに1年経った今。

夫の意識も少しずつ、少しずつ、変わってきてはいるのだと思います。

 

子育てや不登校対応は、マニュアル通りにいくことなんてほとんどないと思います。

双子ですらこんなにも個性が違って、必要とする対応が違うのだから。

でも、子どもと向き合って、子どもをよーく見て、その子に合ったサポートをするためには、勉強するって大事だなと思います。

 

最近は、すごく参考になったり、救われるなぁと思ったブログは、夫にリンクを送って読んでもらっています。

まだ時間はかかると思いますが、いつかありのままを受け入れられる日が来ますように。