ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

我が家は機能不全家族?

今日は午前中に児童精神科、午後にスクールカウンセリングという、私にとってはなかなかハードなスケジュールでした。

どちらも精神的にとても疲れます。

スクールカウンセリングはキャンセルすれば良かった…。

 

がっかりした夫の対応

 

今日は予定が詰まっているので、双子の送迎をを頼むために夫に休みを取ってもらっていました。

「この日はパパに送ってもらってね」と前々から子どもたちにも話していました。

でも、結局子どもたちは私の予定に合わせて登下校。

 

なにそれ?  です。

内心、すごくもやもやしました。

 

次男は私の予定に合わせると自分で決めて、時間を見ながら準備をしていました。

パパとママに負担をかけないように、いつも以上に頑張ろうとしているのがありありと感じられた。

 

一方、長男は自分で決めることができず、完全に流された感じでした。

だから、時間が近づいても気持ちの準備ができない。

「ぼく、行きたくない」

 

こうなった時のために夫に休みを取ってもらい、後から長男を送ってもらおうと考えていたのに、

夫「ママと一緒に行ってきなよ。僕は今日うちで仕事だから」

結局、長男は夫に押しきられ、次男と一緒に登校しました。

 

でも、学校に着いてからも渋る長男。

「6時間目までなんて長いよ…」

夫に早めのお迎えを頼んでも、イヤ~な雰囲気になることが目に見えていたので、私から長男に提案をしました。

 

明日は給食だけでOK。

(今学期最後のお楽しみ給食なので)

6時間目までがんばるのが辛ければ、パーティションのところで好きなことをしてOK。

 

「帰ってから、何もできなくなってもいい?」

長男は、そう言って私の提案を受け入れました。

「ぼく、がんばるね」

 

自分で決めないと動けないところは、長男も次男も同じです。

でも、決める力が欠けている長男。

自分で決めることができないため、強い意見に流されて、自分の気持ちを殺すことになり、苦しくなる。

 

長男のためには、決めやすい状況を作ってあげないといけない場合があります。

ハードルを下げたり、メリットデメリットを分かりやすく説明したり。

そうして自分で決めることができれば、長男も頑張れる。

 

夫の対応は残念なものでした。

子どもたちの気持ちも、私の気持ちも無視した対応で、とても冷たいと思ったし、がっかりした。

 

1日仕事をしていたのは本当なので、百歩譲って送迎ができないとしても、言い方ってありますよね。

まずは気持ちを受け止めて、寄り添ってあげて欲しい。

せめて温かい言葉で送り出して欲しいです。

 

我が家は機能不全家族

 

児童精神科で子どもたちについて1時間近く話した後、夫の話になりました。

 

夫の前では子どもたちが頑張ろうとする、いい子になろうとする、過適応(過剰適応)の状態になること。

本音がなかなか言えないこと。

学校に行く前の微妙な張り詰めた空気。

私も夫に気を遣っていること。

子どもたちへの対応について、私が夫とぶつかるのを避けていること。

私が落ち込んだり疲れている時、癒してくれるのは子どもたちだということ。

 

児童精神科の先生は、

「もうそれは機能不全だよね」

とおっしゃっていました。

「父親として、夫としての役割、機能が健全に働いていない」

状態なのだそうです。

 

機能不全家族というと、ネグレクトや虐待、アルコール依存などを想像していたので、正直すごくショックを受けました。

家庭内で過度に気を遣わなければならず、それが生活に支障を来たすほどのものだった場合、それも機能不全なのだそうです。

 

まずこの機能不全を改善し、夫婦で全力で子どもたちを受け止めなければ、状況は良くならない・・・

 

Dr.「良いお母さん、良い妻になろうとしなくていいと思う。

   闘ってでも、お父さんにわかってもらわないと。

   わかってもらえないなら、離婚してもいいくらい」

 

・・・しばらく言葉が出ませんでした。

 

夫に本音でぶつかることが出来ない私の弱さもあるんです。

先生の言うようには、闘えないと思う。

でも、私と子どもたちが夫に気を遣っている状態が良くないことは、私にもわかります。

まずは夫のプライドを傷つけない言葉を選んで、落ち着いて話をしたいと思います。