ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

ゲームの仲間には入らない次男

双子は朝からSwitchのどうぶつの森で遊んでいました。

夫が買ってきたSwitch、今のところ遊べるゲームはひとつですが、結構はまっています。

ただ、どうぶつの森は基本的に1人ずつ遊ぶ仕様のようで、みんなで遊ぶ感じではないのが残念。

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1日100円貯金

 

家族みんなで遊べるゲームを買うために、1日100円貯金もしています。

 

我が家では、お手伝いをするとポイントが貰えます。

お手伝いポイントが貯まったら、お小遣いと交換するシステムです。

今は特別ルールで、お手伝いポイントに加え、次男が作った家族用貯金箱に100円を入れています。

上限は1日100円。

6000円くらいのゲームを買うには、2ヵ月かかる計算。

でも、早くゲームが欲しい子どもたちは、お小遣いを貰った中から100円を出資したりしています。

 

子どもたちの貯金でゲームを買うのは簡単です。

でも、長男はお金をなるべく貯めたいし、使いたくないタイプ。

次男は欲しいものがあれば買うタイプなので、長男ほど貯めこんでいません。

みんなで遊ぶゲームなので公平に、尚かつ家計に負担をかけず、どうしたら早くお金を貯められるか、色々案を出しあっていました。

これもある意味勉強ですね。

 

双子友だち

 

昨日は双子友だちのTくんHくんが遊びに来ました。

母たちはダイニングでお茶&おしゃべり。

双子育児の戦友のような存在で、家族ぐるみで仲良しです。

 

子どもたちはまずは家の中でゲーム。

でも、次男は仲間に入ろうとしません。

Hくんが「次男、ゲームどうする?」と声を掛けてくれても、黙って首を振るだけ。

HくんもTくんも、次男のことをよくわかっています。

「やりたくなったら来いよ~」と、そっとしておいてくれます。

 

以前の私だったら、せっかく誘ってくれてるのだからと、次男も一緒に遊ぶように促していました。

断るにしても、せめてちゃんと言葉で理由を説明するように言っていました。

その態度は誘ってくれている相手に対してあまりに失礼だよ、と。

 

まぁ、失礼な態度には違いないですが、今は口を出さないようにしています。

お友だちが次男の気持ちを尊重してくれていることを、次男自身が感じることが大事だと思います。

 

しばらくゲームをして、おやつを食べると、次は庭で遊ぼうという話に。

すると、ささっと水筒と帽子を持って外に出ていく次男。

さっきまでと別人みたい。

みんなと一緒に汗だくになって、嬉々とした表情で遊んでいました。

 

外遊びは一緒に楽しめるのに、ゲームはやりたくない。

 

次男なりの理由があるのだと思います。

庭で遊び疲れて再び室内でボードゲームが始まると、参加はせずに見ていました。

 

結局、次男が仲間に入って遊んだのは外遊びだけです。

それでも「また遊ぼうね!」と言ってくれるTくんとHくん。

次男も2人が嫌なわけではないので、外でならまた遊びたいと言います。

こうやって次男の気持ちを尊重してくれるお友だちの気持ちを、次男も大事にできるようになる日が来てほしいなと思います。

 

ちなみに、長男にとってはTくんとHくんが一番安心できるお友だちだそうです。

昨日も全力で楽しんでいました。

特定のお友だちとはコミュニケーションの困難など微塵も感じさせないほど、本当にごくごく普通。

5年生の男の子の会話ってこんな感じかぁ…と、聞いていてなんだか新鮮でした。