ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

学校がなくてもストレスを訴える次男

昨日は次男のやる気スイッチが入り、夏休みの宿題を10ページくらいやっていました。

でも、今日はスイッチが入らなかった。

声掛けは一応しましたが「今日は気分じゃない」そうです。

気分の波が大きい次男、難しいです。

 

のびのび長男とイライラ次男

 

例年より宿題も少ないし、予定もあまりないこの夏休み。

長男はのびのびと過ごすことができています。

 

ゲームをしたり、YouTubeを見たり、本、漫画を読んだり。

暇潰しにあまり困ることがない長男。

好きなことをして過ごせるので、気持ちに余裕があるんだろうな~というのが、表情を見るとわかります。

宿題を計画的に終わらせて、タブレット学習も自分でやっています。

お小遣いのためにお手伝いもまぁまぁやってくれる。

 

悩みと言えば、相変わらず寝つきが良くないことくらいです。

次男と喧嘩したり、あまりのマイペースにたまに私が怒りますが、学校がないことでストレスなく過ごせている感じです。

逆に考えれば、長男にとっては時間通りにみんなに合わせて行動しなければならない学校が、それだけ苦痛なのでしょうね。

 

一方の次男、

「暇だよ。どうしよう」

「やることがない。どうしたらいい?」

と、時間が有り余っていることにイライラしています。

 

やるべきこと(宿題とか)はあるけど、やりたいことがない。

ゲームならやりたい。

でも、今日はもう制限時間までやってしまった。

度々ゲーム時間の延長を求めてきます。

そしてイライラを私や長男にも撒き散らすので、イヤ~な雰囲気。

「漫画でも読めば?」「ボードゲームやったら?」と提案しても響きません。

 

次男は学校が休みで家にいる時でも、ストレスが溜まってしまうようです。

「どうしてぼくは自由にできないの?」

「誰もぼくの気持ちをわかってくれないよ」

「ストレスだよ」

私からすると十分自由にしていると思いますが、次男にとっては不十分なようです。

 

学校でも家でもストレスフルな次男

 

不登校の対応では、よく「家を快適に」「居心地よく過ごせるように」と言いますよね。

私もできるだけ居心地よく過ごせるように、努力はしています。

でも、何でも次男の要求に応えるのは違う気がします。

ゲームの時間を延長したり、欲しいものを何でも与えれば良いのか?

 

ゲームが好きで楽しいのはわかります。

ストレス発散になるのもわかる。

でも、ゲーム以外の楽しみを忘れてゲーム依存になってしまったり、目や姿勢が悪くなることも心配です。

決めた時間の中で楽しんで欲しい、というのが我が家の考え方です。

 

意志がはっきりしていて、欲求が強い次男。

その欲求が満たされないと不満なのは当然です。

ストレスですよね。

理論的に納得して欲しいと思っても、気持ちはそうはいかないようです。

世間ではこれをワガママと言うと思います。

でも、次男の心の葛藤をきちんと受け止めるためには、ワガママの一言で済ましてはいけないのだと思います。

 

人一倍敏感な次男。

些細なことや、何気ない一言にも強く反応します。

良いことも悪いことも、真正面から受け止めすぎてしまいます。

すごく、生きづらいと思う。

 

次男が安心できて、居心地よく過ごせるにはどうしたらいいんだろう。

次男にちゃんと寄り添えているのか、わからなくなってきました。