夏休みも残り2日、次男の宿題はあと4ページ。
なんとか終わりそうです。
4ページくらい今日やっちゃえば?と思う。
でも、そうは行かないことはわかっているので、あくまでも本人のペースで。
暇な長男は、急にけん玉に熱中していました。
連続技とかができるわけではないけど、少なくとも家族の中では一番上手。
「とめけん」とか「飛行機」という技を披露してくれました。
長男はこういうものに関しては、とても根気強い。
出来るまで諦めない忍耐力があります。
あとは、膝のクッションを上手く使ってとか、玉の勢いをどの程度殺せばいいかとか、色々考えています。
物理的思考のセンスがあるのかしら。
苦手な人がいてもいい
今日は児童精神科の診察日でした。
子どもたちはお留守番、私ひとりで行ってきました。
前回の診察の流れから、行く前はすごく憂鬱でした。
でも、今日は子どもたちの話に終始していて助かりました。
朝、家を出る前に長男とこんな話になりました。
長男「ぼく、今のこころの先生、ちょっと苦手・・・」
eco「そうなの? どういうところが?」
長男「う~ん、なんとなく前の先生の方がふわっとしていて良かった」
eco「そっかぁ。うん、わかる」
親子だからなのか、子どもたちと私は「この人苦手かも・・・」と直感的に思う相手が大抵一緒です。
私も今の先生はちょっと苦手。
嫌いとか、合わないから主治医を変えて欲しい!とかではありません。
なんとなくしっくりこなくて、少しだけ苦手。
恐らく経験豊富で、理論的で、優秀な先生なんだろうな~と思います。
説明とかも解りやすくて、ふわっとしていた前任の先生よりも頼りになりそうな感じすらします。
でも、ちょっと型にはめるような言い方だったり、迷いのない話し方だったり、すごく細かいことだけど、そういうのが苦手に感じる原因かもしれません。
長男が誰かを「苦手」と言うのを聞いたのは、これで2回目です。
誰かを嫌ったり、悪口を言ったりするのを聞いたことがありません。
次男も同じです。
誰かを嫌ったり、悪口を言ってその人を否定するのは良くないこと。
そう強く思っているのでしょうね。
我が子ながら、いい子だなぁと思います。
でもこういう子は、もし本当に深刻ないじめにあったり、パワハラにあったりして心に傷を受けた時に、誰にも胸の内を話せずに苦しむことになるのでは? と心配になります。
だから「この人苦手」と聞くと、ちょっとホッとする。
世の中には合う人と合わない人が必ずいるのだから、苦手な人がいて当たり前。
苦手な人がいてもいい。
そして、そのことを信頼できる誰かに、こっそり打ち明けられることが大事だと思います。
「不登校の子は力のある子が多い」
児童精神科の先生が仰っていました。
ここで言う「力」とは、抵抗する力のことです。
流れに逆らって生きる力。
自分の道を切り開く力。
体制に屈しない力。
だから、やりたいこと、やらなければと強く思うことを、そのうち自分で見つけてくるそうです。
そのためには好きなことをさせてあげて、家庭を学校化しないことが大事だそうです。
確かに不登校を続けるのって、すごくエネルギーが要ると思います。
皆と同じレールから外れるのは怖いし、不安だし、ゲームで言ったらハードモード。
時間はかかるかもしれないけど、自分の立ち位置を見極めて、いつか道を切り開く力があるのかもしれません。
親にできるのは子どもの力を信じて、見守っていくこと。
私も子どもたちの持つ力を信じたいと思います。
次回は、次男の担任の先生と一緒に受診です。
主治医からすると、学校としてのアセスメントを示して欲しいというところなのだと思います。
正直、面倒ではあるのですが…認識を共にするのは大事なので前向きにいこうと思います。