ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

自分の意思で。

朝、長男は毛布にくるまれたまま、口の動きだけで「今日は行かない」

次男も「今日は無理・・・」

私もそんな気はしていたので、さくっと学校に欠席の連絡をしました。

 

どちらかが相手に合わせて休もうとするのは良くないな・・・と思うけれど、それぞれ自分の意思で休むと決めたのなら異存はありません。

 

「やっぱり先生に会いに行く」

 

学校では3時間目が始まろうという頃、次男が急に

「やっぱり今からちょっと行く」

と言い出しました。

 

欠席の連絡をしたし、私は仕事中。

内心ちょっと面倒でしたが、次男のやる気を削ぐわけにもいかず、学校へ行ってきました。

 

次男の「ちょっと行く」は先生に会うという意味。

校舎へは入らずに、支援級の教室に近い渡り廊下のところまで先生に来ていただきました。

先生「わ~!会えただけで嬉しいよ。少しずつでいいからね」

次男はやっぱり口を開くわけではないけれど、今日はちゃんと先生と目を合わせてニコニコ笑顔でした。

 

帰りの車の中で

「少しずつ慣れていきたいから、先生に会えて良かった」

と話していた次男。

学校に行きたい、頑張りたいという気持ちを行動に移せたことに自信を持って欲しいです。

 

一方の長男は「ぼくは行かないから、勉強してる」と言って、家でタブレット学習に勤しんでいました。

こちらも自分の意思で動けています。

 

長男とトレード読書

 

私と長男の共通の趣味は読書です。

最近は漫画も借りてきて読んだりしています。

長男が読む本や漫画はほとんど私も読んでいますが、なんとなく手が伸びない本がありました。

 

人気ゲーム、マインクラフトの公式小説です。

イクラ好きの長男は、この小説のシリーズを集めています。

私は「ゲームの本でしょ?」と、あまり興味を持てず、今まで読む気になりませんでした。

でも、長男の

「この1冊目は面白いよ! 人生の役に立つ言葉が書いてある」

という強い薦めにより、読んでみることにしました。

 

ちょうど長男も次に読む本を探していたところだったので、私の持っている本とトレードすることを提案しました。

私が5年生の時に大のお気に入りだった本です。

難易度も今の長男にちょうど良さそう。

 

早速、昨日はお互いにトレードした本を読んで眠りにつきました。

まだ導入部分ですが、読み進んで感想を話し合えるのが楽しみです。

親子でお薦め本をトレード、会話のきっかけにもなっていいですよ。