ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

背中を押して欲しい長男と1人で気持ちを切り替えたい次男

今日の双子は、給食を食べに登校することができました。

次男がみんなのいる教室に行くのは、新学期になって初めて。

がんばりました。

 

今日は夫が双子の送迎をしてくれました。

それだけでもありがたい。

私ひとりで頑張らなきゃいけないという日頃抱えていた荷物が、少し軽くなったような気持ちです。

 

一緒に行けばいいという問題ではない

 

子どもたちを学校まで送っていくと、次男は駐車場で車を降りて

「ぼく、がんばる。いってくるね」

と言って、ささーっと1人で教室に向かいます。

 

一方、長男は「教室まで一緒に来て」と必ず言います。

教室まで行って先生と言葉を交わすわけでもなく、長男と何か話すわけでもなく、教室に入る最後の一歩の背中をほんの少し押すだけ。

長男にとっては、この最後の一押しが必要なんだろうなぁと思います。

 

夫が送って行った今日もそうだったらしい。

帰ってきた夫は「次男が一緒に行ってあげればいいのにね」と話していいました。

夫の気持ちはすごくわかる。

教室まで送っていくというわずかな手間が、毎日のこととなると結構負担になるものです。

でもたぶん、子どもたちにとっては、一緒に行けばいいという問題ではないんですよね。

 

次男は以前、「がんばりたいから、1人で行く」と言っていました。

1人で教室に行くことで、気持ちを切り替えているようです。

長男は長男で、背中を押す役は、やっぱり私か夫でなければ出来ないのだと思います。

 

一緒に遊ぶ時間が少なくなったなぁ・・・

 

赤ちゃんの時からずっと一緒にいて、一緒に遊ぶのが当たり前だった双子。

ケンカも沢山しますが、基本的にはお互いのことが大好きです。

でも、最近は一緒に遊ぶ時間がだいぶ少なくなりました。

 

学校に行く時間が少ない双子は、時間がたっぷりあります。

せっかく2人でいるのだから、一緒にボードゲームをやったり、外でサッカーでもすればいいのに・・・と思います。

2人で遊んでいる時が一番楽しそうで、一番安心できる存在。

 

とは言え、じきにケンカになることも多く、そもそも何をして遊ぶかで意見が合わなかったりします。

そういう経験を積み重ねた結果、最近ではそれぞれ好きなことをして過ごす時間の方が長くなってきました。

 

母としては、ちょっぴり寂しく思う気持ちもあります。

でも、これも立派な成長ですね。

 

 

日中は別々のことをしていることが多いですが、寝る前には子ども部屋で一緒に遊んでいるようです。

ぬいぐるみでごっこ遊び。

 

2人に別々に聞いた話によると、

次男「長男が遊びたいだろうと思って、やってあげてるんだ」

長男「次男は10時になるときっちり寝るんだよね。

   ぼくはまだ遊びたいけど、次男が眠そうだから寝かしてあげるんだ」

 

 

成長もしているけれど、まだまだ微笑ましくもあります。