ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

サッカーを辞めました

今日は双子はお休みです。

今週、学校へはほとんど給食を食べに行っていただけですが、ちょっとお疲れの様子。

1日のんびり好きなことをして過ごしました。

 

Switchが我が家に来てからというもの、子どもたちはどうぶつの森を楽しくやっています。

夫も一緒にやっていて、会話が弾んでいていいなぁ。

と、ちょっと羨ましくなってきたので、私もアカウントを作ってやってみました。

 

今朝、それを知った子どもたちは大喜び。

大歓迎してくれました。

そして、初心者に役立つ色々なアイテムをプレゼントしてくれた♪

次男「ママ、欲しいものがあったら遠慮しないで言ってね」

長男「わからないことは何でも聞いてよ」

せっかくなので、子どもたちをとことん頼って楽しもうと思います(^^)

 

5年間習っていたサッカーを辞めました

 

長男は1年前の合宿を最後に、無期限休会中でした。

次男はコロナによる緊急事態宣言で3カ月間練習がお休みになり、練習が再開したらチームに入っていけなくなりました。

 

それでも毎週練習には行っていた次男。

皆から離れたところで個人練習を続け、チーム練習に参加することを目標としていました。

でも、練習に行く前は「どうしよう・・・行けるかな」と不安になり、仲良しのチームメイトが話しかけてくれてもろくに返事もできず。

不安と緊張が強すぎました。

 

長男がどうしたいか、次男がどうしたいか。

ずっと本人の決断を待ってきました。

 

バイオリンを習っている長男は、サッカーよりもバイオリンを続けることを選びました。

たぶん長男はサッカーがそれほど好きなわけではなく、お友達に会えるとか、リフティングの記録を伸ばすのが楽しくてサッカーをやっていたのだと思います。

もう1年以上休会していたので、未練も全然ありません。

 

次男はサッカーをすごく楽しんでやってきました。

「今日もパスをもらえた。パスをもらえるって、信頼されてるってことだから嬉しい」

と練習帰りによく話していた次男は、本来はチームで力を合わせて何かに取り組むということが好きなのだと思います。

 

今回、決してマイナスな気持ちで辞めたわけではなく、

抱えている荷物をひとつ降ろそうか

という気持ちで、辞めることを決めました。

子どもたちも、私も、ちょっとスッキリした気持ちです。

 

サッカーを習って得たもの

 

最後に次男と一緒にコーチに挨拶に行きました。

今までの感謝を伝え、次男も自分の口で「ありがとうございました」と言うことができました。

 

周りと比べる必要はない。

比べていいのは昨日の自分と今日の自分だけ。

自分に恥ずかしくない行動をすること。

 

コーチが練習中に子どもたちに伝え続けてくれたことです。

自分自身を大事にするということを繰り返し教えてくれました。

 

試合に勝つこと以上に、全員が主役になれることが指導方針という、良い指導者に恵まれたと思います。

  

支援級に在籍し、同学年のお友達と学校で接する機会がない双子。

今も友達と呼べるのは、サッカーをずっと一緒にやってきた仲間だけです。

これから先、もし普通級に交流に行くことがあったら、きっと心強い味方になってくれる。

会う機会が完全になくなってしまうことがないように、今後も休日はいっぱい遊んでもらおうと思います。

 

サッカーを習って得たものは、サッカーの技術だけじゃない。

経験してきたことに、無駄なことはひとつもない。

子どもたちがそう思ってくれたらいいな。