ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

次男の担任と児童精神科へ

今日は歯科検診があったので、9時に登校。

目的は歯科検診だけなので手ぶらで行き、終わったら即帰宅。

給食の時間に再登校しました。

 

「歯医者さんに行くのと、学校で歯科検診受けるの、どっちがいい?  虫歯があったら歯医者さんには行くけど」

と聞いてみたら、学校で受ける方を選びました。

 

もう1年半くらい歯医者さんには「行きたくない」と言って行っていません。

ちょっとズバズバものを言う男の先生なので、苦手なのかも。

できれば歯医者さんは定期的に行きたいし、これを機に優しい歯医者さんを探そうかな…。

 

次男の担任と児童精神科へ

 

昨日は次男の担任の先生と一緒に、児童精神科の受診をしてきました。

ただでさえお忙しいだろうに、勤務時間外に同行して下さいました。

 

2学期に入ってから、給食を食べに行くのが精一杯の次男。

4時間目の残り15分くらいに登校

給食を食べて

昼休みが終わったらお迎え

というパターンが多いです。

先生から伺った学校での様子はこんな感じ。

 

授業でこんなことをやったよ~と話をして、プリントを少しやる時もあれば、次男がNOと言う時もある。

宿題も含めプリントは数枚から選べるようにしていて、無理強いはしない。

昼休みは3年生の女の子たち(次男と似たタイプ)と楽しく遊ぶことが多い。

普通級の子が教室に遊びに来ると、緊張感が増す。

お迎えの時間に駐車場に行けるように、時計をすごく気にしている。

 

勉強に関しては、字をたくさん書くこと、考える工程がたくさんあることは避ける傾向にある。

3年生から授業を受けていないので、学年を遡った内容も本人と相談しながらやっていきたい。

苦手なこと、わからないことが出てくると瞬時に固まる。

 

先生と話をするまで、主治医は学校の対応が上手くいっていないのでは? と考えていたようです。

私も何度かブログに書いていますが、次男の担任はとても丁寧に、次男に合わせた柔軟な対応をしてくれています。

今回、実際に話をしてみたら、主治医も

「こんなにちゃんとしてくれる先生見たことない。私からお願いすることがないです」

と仰るほどでした。

支援級の先生と言えども、ここまで寄り添ってくれる先生はなかなかいないみたい。

恵まれてます。

ありがたいことですね。

 

ただし、ここまで担任が柔軟に対応してくれていて、クラスメイトや担任との関係も良好なのに、順調に登校できるわけではない。

 

なぜ?

 

学校と家庭でとるべき対応

 

学校は最大限、次男に寄り添って支援をしてくれています。

それでも登校できないとなると、主治医と学校の先生の目線は家庭に向くわけです。

 

次男は夫の存在にかなりプレッシャーを感じています。

夫の前では頑張ろうとしたり、いい子に振る舞おうとする。

家庭内で過適応している状態。

そうしなければ、パパには認めてもらえないのだと感じているのだと思います。

 

夫は以前と比べれば、ずっと寛容になっています。

登校刺激もしなくなったし、勉強についてもだいぶハードルが下がりました。

とはいえ、まだまだということなんでしょうね。

 

「お父さん、今度ここ(児童精神科)に来られないかな?」

受診の度に言われている気がします…。

 

主治医と担任と母の三者で確認したこと

 

〈学校に求める対応〉

当面の目標は、給食だけであってもコンスタントに登校すること。

先生の対応は今までと同じでOK。

相当時間がかかると覚悟した方がいい。

 

〈家庭でとるべき対応〉

とにかく家を学校化しないこと。

学校と家庭のメリハリをつけて、勉強は学校に任せるくらいでいい。

やりたいこととやるべきことの比率が7:3になるくらい、やりたいことをやればいい。

 

夫にこの話をしましたが、納得している表情ではなかった…。

こちらも時間がかかりそうです。

 

私は子どもたちが家で安心して過ごせるように、私にできることをひとつひとつやっていこうと思います。