ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

月曜日が怖い、憂鬱な日曜日

今朝はPTAの資源物回収がありました。

中学と小学校と持ち回りなので、2ヶ月に1回あります。

 

こういう活動が一般的なのかどうかわかりませんが、都会育ち、マンション育ちの私には初めは衝撃的でした。

免許や車がなかったらどうするの?

その日に大事な予定が入っていたらどうするの?

急病のときは?

PTAの活動として何十年もやっているそうですが、異論が出てこないのでしょうかね…。

 

同級生や登校班の子に会いたくない双子


3年生で不登校になり、5年生の今は自分のペースで支援級に通っている双子。

もう2年以上、登校班で登校していません。

 

資源物回収は、決められた家庭を車でまわりながら資源物を回収した後、集積場所へ持ち込むところまでが仕事です。

 

車で資源物を集めて回るには人手が必要です。

私ひとりで運転と回収の両方はとてもできないため、子どもたちにも手伝いをしてもらっています。

子どもたちは回収すること自体はイヤではなく、汗を流しながら働いてくれます。

近所のおじさんに挨拶もきちんとできます。

 

問題は集積場所。

集積場所では、6年生の保護者と児童、そして担当の先生が、資源物の分別をするために待機しています。

うちの班は6年生が少ないため、手伝いに参加している5年生もいます。

知っている子がてきぱき働いている姿を見て、長男も次男も、車から降りることができませんでした。

 

登校班のメンバーには違いないけれど、一緒に登校しない双子。

普段は存在を忘れられていると思います。

でも、会うことで「あぁ、いつもいない子だ」と再認識されてしまう。

自分のことを思い出して欲しくないのに、思い出されてしまう。

そんな気持ちになって、どんな顔をして会えば良いかわからなかったのかもしれません。

毎日遠い道のりを頑張って歩いている子たちと、思うように学校に行けない不甲斐ない自分を比べて、身の置き場がなかったのかもしれません。

 

月曜日が怖い

 

晩ごはんを食べるところまでは元気だった次男、寝る時間が近づくにつれて元気がなくなってきました。

「お腹が痛い…」

 

明日は月曜日。

学校のことを考えて、怖くなってしまったようです。

「金曜日に休んだから明日はがんばりたいんだけど、怖い」

 

私はお腹が痛くなってまで、月曜日から登校してほしいとは考えていません。

今は本人の安心できる状態で、安心できるタイミングで登校して欲しいと思っています。

 

そう伝えると少し安心したようですが、自分に課した「行かなきゃ」という思いは簡単には消えないようです。

寝る前も「なんだか落ち着かない」と何度も言っていました。

 

大人でも休み明けに憂鬱な気持ちになることは少なくないですよね。

そういう私も、月曜日かぁ…学校かぁ…と憂鬱な気持ちになります。

行くのかな、行かないのかな、子どもたちの気持ちが不安定になりそうだな、と思うと、ちょっと気が重いです。