ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

お互いに大切なのに、交わらない価値観

日曜日の夜、夫が夜勤でいないので、双子と私でのんびりモード。

明日が月曜日で「学校どうしよう・・・」というプレッシャーも、今は特に感じていないみたいです。

 

最近、寝る前に絵本の読み聞かせをしています。

3年生くらいまでは、毎晩、たくさんの絵本を読み聞かせしていました。

ここ数日、なぜかそれが復活。

久しぶりに読む絵本は、懐かしくて楽しい気分になります。

今夜はこれを読む予定。

バムケロシリーズ、絵を眺めているだけでも楽しいです。

 

次男のスペシャルサラダ

 

今日の私は細々とやることが多くてバタバタしていたら、次男が「何か手伝う?」と、晩ごはんのサラダを作ってくれました。

 

「ある材料で適当にお願い!」と頼んだところ、レタス、コーン、枝豆、ハム、ゆで卵が入ったサラダを作ってくれました。

(ゆで卵は煮卵用に茹でてあったもの)

玄米フレークのトッピングつき。

私が普段作る適当サラダよりも具がたくさん♪

しかもハムはハート型。

 

普段、次男にきちんと料理を教えているわけではないですが、ゆで卵を切る器具をちゃんと出して切っていました。

「ぼくねぇ、いつもママがやってるのをよく見てるから」

確かに、レタスの水の切り方も私のやり方の通り。

次男は赤ちゃんの時から、人のやることをじーっと見ている子でした。

結構、料理に向いているかもしれません。

 

使った後のキッチンは散らかったままだったけど、嬉しかったです。

まぁ、後片付けはおいおい・・・ね。

 

ちなみにこういう時、長男はどこ吹く風…。

どこまでもマイペースです。

 

お互いに大切なのに、交わらない価値観

 

今日、長男は久々にばぁば(私にとっては義母)に髪を切ってもらってきました。

 

義母は元美容師です。

子どもたちが赤ちゃんのときからずっと、散髪は義母にお願いしてきました。

でも、ここ数ヵ月は私が子どもたちの散髪をしていました。

仕上がりは義母の足元にも及びませんが、子どもたちは「ママに切ってもらいたい」と言います。

 

長男は2週間後にヴァイオリンの発表会を控えています。

人前に立って演奏するので、多少身なりを整えなければと思ったのでしょう。

久々に散髪を頼んだら、ばぁばも心なしか嬉しそうでした。

 

義母は学校至上主義で、不登校に対する理解がありません。

(ちなみに同居している夫の兄と兄嫁は公立の小中学校の教師です)

険悪な関係というわけではありませんが、ここ1年半ほどは、なるべく距離を置いている状態です。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

子どもたちが義母に髪を切ってもらうのを拒絶するようになったのは、学校や勉強のことばかりを話題にする義母との会話が苦痛だからです。

これって不幸なことだなと思います。

 

義母はかわいい孫たちが心配で仕方ないだけなんです。

元気に学校に行って欲しい。

勉強も頑張って欲しい。

それが孫たちの幸せに繋がると信じていて、とても純粋な気持ちなのだと思います。

 

でも、当たり前のことを当たり前にできる状態ではない双子にとっては、ばぁばの純粋な願いが苦痛でしかない。

義母がありのままの子どもたちを受け入れてくれれば・・・と思うけれど、長年の価値観はそう簡単に変わりません。

平行線のように思えます。

お互いに大切に想う存在ではあるけれど、交わらない価値観を持っているというのは、悲しいことですね。