今日は珍しく子どもたちが一緒に勉強をしていました。
次男はここしばらく全く勉強に気持ちが向かず、タブレット学習も手付かずでした。
でも、勉強すると遊ぶことができるアプリで長男が楽しく遊んでいるのを見て、一緒にやりたくなったようです。
勉強したのは短時間だし、簡単な英語だけ。
でも、普段やろうとしないことに目が向いただけでも良い傾向だな。
夫とスクールカウンセリングへ
昨日はスクールカウンセリングの日でした。
次男が不登校になった3年生の時から月1回程度カウンセンリングを受けていますが、初めて夫が同行してくれました。
ここ1ヵ月ほどの子どもたちの様子を話した後、夫と次男の話になりました。
最近、次男は夫が家にいると子ども部屋に籠る時間が長くなる傾向にあります。
夫はカウンセラーさんに
「次男が何を考えているのかわからないから、どう声をかけて良いのかわからない」
「次男のところまで行って声をかけようという気持ちになれない」
と話していました。
今の夫は、子どもたちが学校に行けないことについては受け入れています。
でも、家にいても勉強はして欲しい、節度ある生活を保って欲しいと望んでいます。
長時間ゲームに没頭したり、1日中パジャマでゴロゴロしていることが、どうしても受け入れられないと言います。
「お父さんの気持ち、すごくよくわかります。僕も父親なので」
カウンセラーさんが夫の気持ちをしっかりと受け止めてくれました。
多分、夫はこれまで、不登校児の父親として感じている苦悩を、こんな風に受け止めてもらったことがなかったと思います。
これだけでも、カウンセリングに同行してもらった意味がありました。
さらに、
お父さんに無理をして欲しいわけではない。
現状を受け止めて認めてあげることが、子どもたちの安心に繋がる。
家庭で安心できるようになると、外に出ていくエネルギーが貯まっていく。
というお話をして頂きました。
児童精神科でも、夫は全く同じ話を聞いています。
でも、父親という同じ目線を持ったカウンセラーさんからの話の方が、より心に響いたかもしれません。
心からゲームをやりたいわけではなく、ゲームしかない
夫がいる時に次男が部屋に籠るのは、ゲームばかりやっている自分に後ろめたさを感じているからです。
「やりすぎだよ」
「ほかの事をしなよ」
と言われるのがイヤで、夫を避けているのは明白です。
夫がいる時の我が家のリビングは、次男にとって安心できる居場所になっていないのでしょう。
これは、どう考えても好ましくない状況。
リビングで好きなように過ごしていても良いのだ感じてもらうことが、今の最大の課題です。
ゲームに没頭する子は、心からゲームをやりたくてやっているとは限らない。
特に不登校の子にとっては、考えたくないことを頭から締め出すためにゲームに没頭してしまうケースが圧倒的に多い。
学校に行けず苦しんでいる自分の心を守るために、ゲームに縋っている状態。
いわばゲームが「心を支える杖」になっている。
カウンセラーさんの語ってくれた言葉に、夫も少しは納得したようです。
反省
夫がカウンセリングに同行してくれて、私も反省しなきゃと思うところがありました。
普段、私は長男とも次男とも色々な話をします。
「夢中になっているゲームの面白さを教えて」とか、「そのYouTuberが最近お気に入りなんだね」とか。
「そのゲーム、私でもできるかな?」なんて聞くと喜んで教えてくれるし、ぬいぐるみになり切って会話することも。
そうすると、学校に対する気持ちとか、夫に対する気持ちとかをポツポツと話してくれることがあります。
そういう子どもたちの本音の部分を、私は夫にあまり話していません。
また、児童精神科やスクールカウンセンリングで話してきた日に、積極的に内容を夫に伝えるということをしてきませんでした。
なぜなら、あまり関心を持ってくれないから。
話しても反応が薄くて、響いている気がしないから。
ほとんど諦めの気持ちで、本来なら夫に伝えるべきことをブログに書いたりして消化してきました。
でも、これじゃいけないな。
反省しました。
夫も変わらなければいけないと思っている。
変わらなければいけないのは夫だけではなく、私も、子どもたちも同じ。
支え合わなければ変われないと思います。