ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

爪を噛む癖

今日の次男は、自分からタブレットで漢字の勉強をしていました。

私のスマホに届くみまもりトークに、

「ほめて~!」

とメッセージが来ます。

(私はすぐ隣にいるのに)

トークの返信と口頭のダブルで沢山褒めたら満足そうでした。

 

午後は自ら子ども部屋の掃除をしていました。

次男は散らかし魔なのですが、定期的に自分で整頓するのがえらいところ。

たくさんのぬいぐるみを整頓して、ベッドの周りも片づけて、掃除機をかけて。

「長男は散らかさないけど、片付けもしないよね」

と言いながら、長男のベッドの周りも掃除してあげていました。

 

今週、双子は一度も登校していません。

長男も朝の時点では給食を食べに行く気持ちはあるようですが、いざとなると動けないでいます。

でも、2人とも家では機嫌よく過ごすことができています。

今は焦らずに、こうやって情緒を安定させるのがいいのかもしれません。

 

爪を噛む癖

 

次男は手の爪を噛む癖があります。

テレビやYouTubeを観ている時など、気が付くと爪を噛んでいます。

指先を見ると、爪が伸びている様子はなく、爪先が少しガタついているのがわかります。

 

始まりがいつだったかはっきりとはわかりませんが、不登校が始まってからのように思います。

「最近、爪切りをしている様子がないな」と気づいたのが、不登校初期(3年生)の頃でした。

 

爪を噛むという行為は、自傷行為のひとつと言われます。

情緒不安定だったり、自分自身をストレスのはけ口にしてしまうことが原因として考えられるようです。

自傷行為といっても、リストカットのように命に関わる行為ではありませんが、爪なんて雑菌だらけだし、ガタガタの爪でケガをすることもあります。

本人もそれはわかっているのに、どうしても止めることができないようです。

 

自覚していても止められない

 

私は次男が爪を噛む行為に気づいてはいますが、爪を噛むのを止めるような声掛けは一切していません。

叱ったり、苦言を言うことで爪を噛むのを思い止まったとしても、自傷行為がほかの形で現れることもあると考えたからです。

 

でも、一度だけこの件で次男と話をしました。

eco「つい爪を噛んじゃうの?」

次男「うん・・・これって、ストレスのせいだと思う」

eco「そっか。次男が自分を傷つけちゃうのはすごく悲しい。

   まずはストレスを取り除かないといけないね」

 

次男、ストレスを自覚しているようです。

ストレスが爪を噛む行為に繋がっていると自覚しているなら、尚更余計な声掛けをしてはいけないような気がします。

 

手持ち無沙汰で無意識に噛んでいる時には、ボードゲームに誘ってみたり、工作しようと誘ってみたり、楽しい話題で気を逸らすように気を付けていますが、いつも私が見ていられるわけではないから難しい。

やっぱりストレスの根を絶やさないと、なかなか止めることはできないのかな。

今度、児童精神科で相談してみようと思います。