ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

長男と放課後登校してきました

次男に頼まれて、本屋さんの開店と同時に今日発売の『鬼滅の刃』23巻と、同時発売の外伝を買いにいきました。

 

特に何も考えず軽い気持ちで買いに行ったら、すごい人!

テレビカメラまで来ていました。

さすが社会現象・・・あっという間に本の山がなくなっていました。

(店員さんが次の在庫をすぐに出していました)

 

この日を指折り数えて待っていた次男。

部屋に籠ってじっくりと最終巻を堪能したようです。

お話が終わってしまって、鬼滅ロスにならないかな・・・。

私も後で貸してもらって読もうと思います♪

 

長男には取り寄せていた荒川弘さんの『百姓貴族』3巻を。

こちらも大喜びで、声をあげて笑いながら読んでいました。

 

 

放課後登校してきました

 

今週は2人とも全く登校しませんでした。

長男もこのまま完全不登校かな・・・。

 

溜まっている配布物なども受け取らなければならないため、今日の放課後、長男と一緒に学校に行ってきました。

次男にも一応声は掛けましたが、やめておくとのこと。

長男は放課後に行くのはイヤじゃないそうです。

 

私が次男の担任と話している間、長男は自分の担任の先生と話したり野菜を見たりしていました。

先生と1対1で話している姿は楽しそう。

苦行に耐えるように給食の時間に登校するよりも、長男はたまに放課後登校をして先生との信頼関係を作るのが良いのかもしれません。

 

長男は5人いるクラスメイトの中で最年長です。

支援級の情緒クラスなので色々な子がいますが、わりと幼さの残る子が多いような印象。

 

長男もぬいぐるみで遊んでいたり私に甘えてくる時は、5歳児かと思うくらい幼いです。

でも、根本的な考え方とか、社会に向ける目などは実年齢以上に大人だったりします。

そのギャップが生きづらさでもあるかもしれませんが、要するに、自分よりも幼いクラスメイトと合わないのだと思います。

 

そして、支援級の先生は年齢がバラバラの子に向けたクラス運営をするので、必然的に幼い子に合わせることになります。

話し方とか、指示の仕方、遊び方も。

長男にとっては簡単すぎて刺激がない。感動もない。

だから、楽しいとは思えないのでしょうね。

 

先生が次男にできること

 

次男が完全不登校となってしまったことで、担任の先生も何か打つ手はないかと頭を悩ませているようでした。

 

でも、正直な気持ち、今、学校の先生が次男にできることはないと思います。

 

先生に落ち度があるわけではありません。

次男の気持ちをとても大事に考えてくれる先生です。

次男も先生が嫌いなわけではない。

でも、今は先生に何かしてもらうという段階ではない気がします。

 

今、次男に必要なのは、家で好きなことをしてエネルギーを貯めること。

安心を積み重ねて、情緒を安定させること。

 

夫の意識も行動も少しずつ変わってきて、我が家はやっとスタートラインに立ったような状態です。

はっきり言ってしまえば、今は学校からの働きかけは遠慮してもらいたい。

先生に今できるのは、そっとしておいてもらうことくらいだと思います。

 

次男のことを本気で考えてくれている先生にこんなことを伝えるのは忍びない気持ちでしたが、少なくとも年内は家でゆっくりさせたいと伝えてきました。

先生も、きちんとその意図を理解してくれました。

ありがたいことです。

 

3年生で不登校になってから2年半経ちますが、ずっと停滞しているということはありません。

付き添い登校もしたし、保健室登校も別室登校もして、状況は曲線を描くように変化しています。

良いときも悪いときもありました。

だから、きっと今の完全不登校の状態も、変化の途中に過ぎないのだと思う。

良い方向に進めるように、見守っていこうと思います。