ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

我慢ができない次男と私の我慢の限界

寒い3連休になりましたね。

こう寒いと、大人も外に出たくなくなります。

長男は玄関の外に温度計を設置していて、朝たまに気温を見に行きます。

水を張ったバケツも置いてある。

氷が張るのを楽しみにしているそうです。

 

我慢ができない次男と私の我慢の限界

 

次男は朝ごはんをちゃんと食べても、11時前になると「お腹空いた~。何かある?」と訴えてきます。

お昼ごはんを用意してある日は「食べていいよ」と自由にしてもらいますが、今日は次男のリクエストでラーメンでした。

 

eco「今からラーメンの材料買いに行くんだけど…」

次男「え~?! お腹空いた! 何か食べたい」

eco「バナナで良かったらいいよ」

バナナ1本をペロッと食べる次男。

 

私が買い物から帰ると、

次男「今日何かお菓子買った?」

eco「うん、節分コーナーができてたから、お豆のお菓子買ってみたよ」

次男「美味しそう! 今ちょっと食べたい!!」

eco (さっきバナナ食べたし、これからお昼なのに…。おやつに食べようと買ったお菓子なのに…)

 

お昼のラーメンを作り始めると、すぐに次男から急かすような声が飛んできました。

「ラーメンまだ? もう出来る?」

 

ここで私の我慢が限界を超えてしまった。

 

「今から作るの! 少しくらい待っててよ。さっきから色々食べてるじゃん。食べたらダメって言ってないでしょ。あと数分くらい我慢して!」

と、声を荒げて言ってしまいました。

 

次男はみるみるうちに顔をくしゃくしゃにして、「なんでそんなに怒るの? もう出来るか聞いただけだよ…」と泣き出し、子供部屋へこもってしまった。

 

あぁ、やっちゃった…。

余計な口を出さずに次男のペースでやってもらおうと決めて、我慢してきたのに。

いつでも次男の味方でいようと思っているのに。

我慢ができないのは私も同じでした。

 

後悔の嵐で涙が出てきた私を、長男が抱きしめて慰めてくれました。

「ママは何も悪くないよ」

優しい長男に癒されました。

 

お昼を急かされただけで我慢の限界を超えてしまったわけではなく、日頃から言いたくても必死に堪えていたものが噴出してしまったんです。

本当にまだまだ修行が足りません。

 

この後、ラーメンが出来上がり、ラーメンが延びてしまわないうちに次男と仲直りをしました。

 

わがまま次男

 

次男は小さい頃から、家ではとてもわがままです。

自分の欲求がはっきりしていて、我慢というものをしません。

だから、以前は毎日バトルでした。

 

次男は、学校では我慢ばかりしていたのだと思います。

学校の先生に「家ではわがままで…」なんて話すと驚かれます。

次男は外では自分の欲求を主張することなど出来なくて、家に帰って自己主張するしかなかったのだと思います。

きっと今も、夫に対しては我慢をすることが多く、その分私に対してはわがまま全開になるのです。

 

わかっているのに。

次男の苦悩がわかるから、全部受け止めようと思っているのに。

 

我慢を重ねて重ねて、不登校になった次男。

私も同じなのかも。

子どもたちを受け止めるために我慢を重ねるだけでは、こうやって思わぬところで爆発してしまう。

溜め込んでおくことは出来ないのかもしれません。

私にもガス抜きが必要ですね。