ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

認められて褒められて、自分を好きになる

こんにちは。

 

ふと思い立って、今年の本屋大賞ノミネート作品を図書館のHPで予約しました。

ほとんどすべての作品で、待ち人数が200人前後!

ついでに2020年の本屋大賞受賞作品も予約してみたら、なんと759人待ち。

 

すごいなぁ・・・みんな考えていることは同じですね。

2年くらいは待つかしら。

私は好きな作家の本なら即購入だけど、他の本はほぼ図書館で借ります。

本屋大賞の受賞作は外れがなく面白いと思う。

でも、他にも読みたい本はあるし、今すぐ読みたい!というわけでもないので、のんびり待とうと思います。

それもまた楽しみ。

 

暇なのもストレス

 

昨日、ベッドの上で鬱々としていた次男。

そういう時、特に用事はないのに「ママ来て」と呼ばれます。

「暇なのもストレス・・・」と言いながら、こんなことを話してくれました。

 

ストレスが強くなると、何か買いたくなったり、ゲームに課金したくなる。

お腹が空いてないのに何か食べたくなる。

良くないと思って初めは我慢しようと思うけど、我慢するのもストレス。

ほかの事をしようと思うけど、やりたいことが思いつかない。

思いついてもやってみるエネルギーがないし、すぐ疲れちゃう。

 

先日、小学生のうちは自分を客観視したり、自己分析することが難しいのかもと書きましたが、次男は自分のことをよくわかっています。

 

大人でも買い物依存とか過食とか、ストレスによって欲求が強くなり、しかも欲求に抗えなくなってしまうことはある。

私もストレス解消と言いつつ、甘いものを食べちゃうし。

そんな自分と向き合うことができない人も、たくさんいると思います。

 

向き合おうとしている次男はえらい。

ストレスによって困った状態になっている自分をなんとかしたくて、つらい気持ちで鬱々としてしまうんだよね。

 

認められて褒められて

 

今朝の次男は表情も明るくご機嫌でした。

お小遣いを稼ぎたいからと、お皿を運んだり、洗濯物を片づけたりと手伝いをしてくれました。

(我が家のお小遣いは、お手伝いに応じたポイント制です)

「掃除もしようかな」と言っていたけれど、掃除機の音が苦手なので、カーペットにコロコロをかけてもらいました。

 

自分でできることを見つけて動けるのは、次男の良さのひとつ。

次男らしい一面が見られて嬉かったです。

 

何か月ぶりかで、タブレット学習も自らやっていました。

やったのは英語と国語。

わからないところは私が教えながらです。

 

教えると言っても、わからないところを1から教え込んだり、ヒントを出して考えさせると、次男はすぐに嫌気がさしてしまう。

出来ない自分、わからない自分とはなかなか向き合えなくて。

なので、今日はダイレクトに答えを教えました。

わからないところは、サクサクっと進める。

それでは勉強にはならないけれど、「クリアできた」「勉強した」という達成感が最優先。

理解はそのうちついてくればいい、くらいの気持ちでやっています。

 

「疲れたから休憩するね!」と、自分の状態を把握して、無理のない程度を心掛けてもいた。

思い立つとついオーバーペースになりがちな次男ですが、やっぱり自分のことをよくわかってきたのかもしれません。

お手伝いと勉強を頑張った次男は、褒められて、感謝もされて、とっても嬉しそうでした。

 

次男は小さい頃から自分に課すハードルが高くて、自己肯定感がずっと低い子でした。

今は学校に行けない自分、何もしていない自分に対して大きなストレスも感じている。

がんばらなくていいよと言われても、そんな自分は好きになれないんです。

出来る範囲でやったことを誰かが喜んでくれる。

認めて褒めてくれる。

自分を好きになるには、そういう経験の積み重ねが、次男には絶対に必要だなと思います。