ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

新年度のことを考えて不安でたまらない次男

こんにちは。

 

昨日は夫と子どもたちに、バレンタインのお菓子を作りました。

今年は無印良品のマカロンキットを使って、ちょっと手抜き。

レシピに忠実に作ったけど、生地がちょっと固かった。

カロン独特の食感を出すのは難しかったです。

それでも、いちご味とピスタチオ味で見た目も可愛いし、子どもたちも美味しいと食べてくれたので良しとします♪

 

2月 は情緒不安定になる季節

 

次男は3学期のちょうど今頃、必ず情緒不安定になります。

毎年例外なく。

幼稚園の時から、普通に学校生活を送っていた2年生までの間も、この時期になると毎朝お腹が痛かったり、軽い登園、登校渋りがありました。

 

4月の進級、クラス替え、新しいお友だち、新しい先生…。

その前に、今までのクラスメイトとのお別れもある。(次男はお別れがとても苦手)

先のことを考えて、不安で仕方なくなってしまいます。

 

この時期、幼稚園の先生なんかが子どもたちを鼓舞するために「もうすぐ年中さんだからね!」「小学生だからね!」とよく声かけしていたけど、次男にとっては不安を煽る言葉でしかなかった。

小学生になってからも、進級するのだからより責任感を持って!という先生からのメッセージが、次男には強烈なプレッシャーでしかありませんでした。

 

個人的に素敵な言葉を下さった先生もいました。

「あなたは1年間ですごく成長したから、そのままの次男くんで大丈夫」

きっと、次男にはこの伝え方がベストなんでしょうね。

でも、その先生もクラス全体には「もうすぐ2年生になるんだから!」と声掛けしていたなぁ・・・。

 

今からそんなに不安にならなくても

 

さて、うちの双子は4月から6年生です。

早いもので、もう最終学年。

毎年の不安に、最終学年、中学まであと1年しかない、という不安が加わってしまったみたい。

 

「あと1年で中学だよ…どうしよう。怖い」

今、それ考えちゃうの?

中学受験するわけでもないし、中学で普通級に放り込もうというわけでもないのに、今からそんなに不安にならなくても。

 

私や夫は、先の心配については滅多に口にしません。

6年生が中学に向けた準備の1年になることはわかります。

環境はもちろん、身体も心も成長して、友達とのつきあい方も大きく変わる時期。

不安なのは次男だけじゃないし、みんな多かれ少なかれ不安はあるのだと思う。

思うけれど、次男のは呪いレベルだな…と、見ていて思います。

 

「今は考えなくていいよ」とか「大丈夫だよ」と声を掛けたところで、不安って止められない。

時間がたっぷりあるから、余計考えてしまうんでしょうね。

本当なら、不安だからこそ準備をしっかりとすれば良いと思う。

不安要素をひとつでも減らすために。

ただ、今の次男にそれが出来ないのが困るところです。

 

支援級だとクラス替えの不安が少ないと思うのだけど

 

最終学年になることがプレッシャーになるのは仕方ないとして、支援級在籍の次男には、例年ほどクラス替えの心配は必要ないのでは? と思います。

 

支援級(情緒・自閉クラス)は2クラス。

1~6年まで合わせて現在13名が在籍しています。

卒業してしまう6年生は1人だけ。

新年度に新たに加わるのは2名程度らしい。

 

そもそも不安や緊張が強いお子さんが多いというクラスの性格上、2クラスを思い切りシャッフルして構成を変えるということはないそうです。

私の予想では、担任の先生も変わらないと思います。

今年度新設されたばかりの支援級なので、特別問題がない限り、先生も続投ではないかな~と。

 

ただ、こればかりは蓋を開けてみないとわからないというのが学校というところ。

次男に安易なことは言えません。

でも、普通級の115名くらいがシャッフルされて、担任の先生もくじ引きみたいに全く予測がつかないのに比べれば、ずっと不安は少なくて済むはず。

 

とは言っても、これを次男に伝えれば不安が減る・・・というわけでもなく、結局、次男が自分で消化するしかない。

「そうかぁ」「うんうん」と相槌を打ちながら、次男の不安を聞いているしかできない毎日です。