こんばんは。
昨晩の東北地方の地震、10年前を想起させるような揺れだったと、千葉県に住む母から聞きました。
津波などの甚大な被害が出なくて良かったです。
まだ余震の心配もあり不安な夜が続くと思いますが、どうか心穏やかに日々の生活を営めますように。
精神科医 本田秀夫先生の無料配信講座『発達障害の子どもにみられる不登校』
精神科医の本田秀夫先生の講座が無料配信されています。
「再配信 発達障害の子どもにみられる不登校」
信州大学医学部 子どものこころ発達医学教室
付属病院子どものこころ診療部
本田 秀夫 氏
昨年9月に、事前申し込みをした人向けに配信された講座です。
フリーで再配信することになったそうで、誰でも無料で視聴可能です。
興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。
(1時間半ありますので、お時間のある時にどうぞ)
発達特性のある子の理解に役立つ内容です。
特に、一般的にはなかなか理解されないグレーゾーンとか、自閉特性としては軽度と言われる子(長男はまさにこれ)について、よく解ると思います。
また、子どもの教育に携わる人にこそ知っていて欲しいお話もありました。
支援級って理想的な環境かも
うちの双子は今年度から特別支援学級(情緒・自閉クラス)に在籍しています。
別室登校していた4年生の秋頃、子どもたちと話し合って、迷いながらも支援級に入ることを決めました。
最終的に決断したのは子どもたちです。
当時は私もかなり迷いがあったけれど、
もしかしたら6年生には通常級に戻れるかも。
中2までに通常級に戻れたら、普通高校に行けるかも。
という、淡い期待がありました。
就学相談の相談員さんも、子どもたちと話してみて「通常級でやっていける可能性が十分ある」という印象を受けたそうです。
当時は私も、みんなと同じ道を進むことを望んでいました。
でも、本田先生の講座を視聴して、そんな気持ちがすっかりなくなりました。
今子どもたちがいる支援級は、本田先生のおっしゃる理想的な環境そのものです。
子どもの個性に合わせた指導をしてくれて、
選択の自由があり、
自分のペースで勉強することができる。
支援級って、ありがたい存在です。
そんなありがたい存在の支援級でも、現在2人とも通うことができていません。
通常級に戻ってほしいとは思わなくなったけれど、支援級が安心できる居場所になったらいいのに、と思う。
安心できて、力を発揮できる居場所になったら最高ですよね。
良い環境があって、温かく見守ってくれる先生やお友だちもいるのに行けないのは勿体ないな…とも思います。
「ここは優しい世界だよ」と伝えても、なかなかうまく伝わらない。
どうしたら、目の前に優しい世界が存在していることを認識してもらえるのでしょうね。