こんばんは。
前の記事で私の気持ちが沈みがちだと書きましたが、お陰様で、少しずつ回復してきています。
子どもたちの優しさと、ブログで吐き出せたこと、温かいコメントに救われました。
いつも見守って下さってありがとうございます。
無理しなくていい、ゆっくりでいいと言ってもらえたことが、一番の薬になっています。
子どもたちもきっと同じなのでしょうね。
私がリラックスするために時間を作っていることのひとつが読書。
今、『通い猫アルフィー』シリーズを読んでいます。
児童書の『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズみたいに猫目線で、楽な気持ちで読みたいときにオススメです。
次男と児童精神科へ
今日の午後、次男と一緒に児童精神科に行って来ました。
1~2ヶ月前は落ち込みが続いていて、適応障害かもと言われた次男。
「次はぜひ一緒に」と言われていました。
(普段は私ひとりで受診することが多いです)
子どもたちは、基本的には児童精神科に一緒に行くことを嫌がります。
自分のことをあれこれ聞かれるのが苦手なので。
次男がスムーズに行ってくれるかな?と、私はちょっぴり憂鬱な気持ちでいましたが、なんとか予定通りに行くことができました。
ただし、受診にあたって、次男からの要望が色々…。
心の準備をするために、早めに家を出たい。
(予定の1時間以上前に家を出て、病院の駐車場で1時間待ちました)
先生と話すのは5分にしてほしい。
(最初に私からそう伝え、先生も時間を守ってくださいました)
私が先生と話す間は、待合室ではなく車で待ちたい。
身勝手な要望のようにも感じるけれど、ここまではOK、ここからはNGという線引きができるのは大事なことです。
次男が「ここまでなら頑張れる」という明確な意思表示をしてくれたので、過剰なストレスを与えずに受診することができました。
「薬はこれ以上飲みたくない」
病院の向かう車の中で、次男は「病院で何を話すの?」と気にしていました。
不安や心配事があれば話していいし、最近の生活のことや、お薬を増やすかどうかの話もあるかも、と話しました。
次男は2年半前からエビリファイという薬を処方されています。
敏感さを抑え、不安を軽減する作用があるお薬です。
次男「ぼく、薬はこれ以上飲みたくない。増やしたくないよ。飲むの止めたいくらい。なんだか、自分のことを変えられちゃう感じがする」
次男の薬に対する認識を知って驚きました。
そんな風に考えていたとは。
3年生で投薬治療を始めた当時は、あまりよく意味もわからないままに同意してしまっていたのでしょうね。
無理もないと思います。
病院では薬を変更するか、増量するかと提案があり、次男の言葉をそのまま伝えました。
心のお薬は、敏感さや不安による辛さを和らげるために処方されていると思います。
でも、次男にとっては、ありのままの自分を曲げられているように感じて、薬の効果を実感できなかったようです。
先生の話では、次男のように考える患者さんは一定数いるそうです。
そういうタイプだと、実際あまり効果も得られないとのこと。
最近の次男は少しずつ元気が出てきて、調子が上がってきているため、お薬は止めても良いということになりました。
次男が退席した後で、先生は
「本当にすごい慎重だね、考えが。難しいね~、これは」
と話していました。
それでも、良い傾向がたくさん現れているとのことで、前向きなお話で診察を終えました。
次男、今日はとっても疲れたと思います。
でも、帰宅後も疲れた様子や落ち込みはなく、元気に過ごしていました。
これも良い傾向ですね。