ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

不登校でも成績をつけるために出された課題

こんばんは。

 

今日で2月も終わり。

ついこの間、年が明けたと思っていたのに、あっという間ですね。

 

もう年度末だと思うと、自分も含めて、ここ最近の停滞感に正直焦る気持ちもあります。

でも、動けないときはどうしたって動けない。

それもわかるので、焦っても仕方ありませんね。

ゆっくりいこうと自分に言い聞かせています。

 

成績をつけるための課題

 

金曜日は次男と児童精神科へ行った後、長男と放課後登校する予定でした。

が、結局長男は行かず、私だけ学校へ行って先生とお話ししてきました。

花粉症で頭が重く、駆動力が一層低下している長男です…(私も)

 

休みだった夫には「もうちょっと(長男を)説得しなよ」と言われたけど、長男とは元々「行けたら行こう」という話だったので、無理に連れていく気はありません。

「行ってくるね~!」とスルーを決め込みました。

 

年度末が近づいているため、先生方から後期の通知表についてお話がありました。

 

後期に入った10月以降、次男は完全不登校

長男が出席した授業は理科1時間と家庭科数時間だけ。

このままでは、通知表の評価は全て△(ABCの評価で言ったらC)になります。

 

先生方としては、全てに△をつけるのは心苦しいとのこと。

なにより、本人が頑張った成果を記録したものが通知表なので、何かしら残せるものがあったら…とおっしゃっていました。

そこで、2人に各教科の簡単な課題を出して、取り組めた課題について評価することを提案して下さいました。

 

通常級に在籍していると、その学年の学習指導要領に則った学習ができたかどうかが、成績の基準になると思います。

支援級では個人個人の学習目標、基準が設定されています。

今回、支援級にいることの利点を生かして、学習目標の方を実情に合わせましょう、という提案です。

 

先生が用意してくださったプリントは、全教科あります。

かなり易しいし、量も少ない。

その気になれば1日で余裕でできる内容です。(図工を除けば)

さて、双子は取り組む気になるのかな。

次の金曜日に、出来た分を提出する予定です。

 

無理に成績をつけることに意味はあるのか?

 

正直なところ、私はこの成績のつけ方についてはあまり気乗りしません。

授業に参加していないのに、学習目標をすごく低く設定して無理やりクリアさせるみたいで。

 

先生方は、全て△では本人も辛いのでは…と仰っていましたが、

授業に出ていない=良い評価はもらえない

なんてことは、子どもたちは十分わかっているはずです。

中学進学時の資料として成績が中学校へわたることもわかっていますが、不登校不登校

それが事実です。

取り繕う必要があるのかな? 

せっかく元気を取り戻しつつある次男に、プレッシャーになったらイヤだな…という気持ちもある。

 

ただ、先生から提案があった以上、子どもたちが自分で選択するべきだとは思います。

気乗りしないな…と思いつつ、プリント類を持ち帰り、双子に課題のことを伝えました。

 

課題をやるかどうかは自分で判断すればいい。

やりたい科目だけでもいいし、全ての問題を解けなくてもいい。

ゼロか百かで考えるのではなく、どこまでならできそうかを考えてみて、と伝えました。

もちろん同時に、やらなかった場合にどうなるかも伝えました。

 

2人とも、課題をやろうという気持ちはあるそうです。

この土日で、今のところ動きは全くないけど。

暇そうにしている子どもたちを見ると、つい「課題やらないの?」と口を挟みたくなってしまいますが、ここはぐっと我慢。

黙って見守ろうと思います。