ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

成績をつける意味

こんばんは。

 

春服が全然ない。

ということに昨日気がつきました。

人と会う予定があり、少し春らしい装いを…と思ったものの、クローゼットがあまりにも寂しい。

着るものに困ってしまいました。

 

思えば、昨年の春は突然おうち生活が始まり、色々な予定がキャンセルになりました。

学校行事もPTAの集まりもママ友とのランチも、お出掛けの予定がみーんな。

出掛けるとしたら、スーパーか病院に行くくらい。

普段使いの服しか着る機会がなく、買うこともなかったのでした…。

 

そんなわけで、今、春服がとっても欲しいです。

でも、なんとなく買いに行くのも億劫…ネットでポチっとしようかな。

 

課題提出

 

昨日は長男と一緒に放課後登校してきました。

長男はあまり行きたくない様子だったけれど、すみっコぐらしのてのりぬいぐるみの新キャラ(待望のうさぎ!)を先生に見せたら? と言ってみたら、はりきって登校。

幼稚園児のノリです…。

 

今回は、後期の成績をつけるために出された課題を提出してきました。

長男は国算理社英の5教科。

次男は国算英の3教科。

図工、音楽、家庭科、体育は取り組むことができませんでした。

まぁでも、思ったより頑張ったかな。

 

次男は算数のプリント5枚を、昨日の朝、一気にやりました。

内容は3年生から5年生の最初に出てくる小数の計算をまとめたもの。

難しい内容ではありません。

「えー、こんなにあるの?」

1枚やっては「疲れた~」

と言いつつ、自力で全て解くことができました。

事前に5枚全部やらなくても大丈夫と伝えていたけれど、「悔しいから全部やる」と頑張っていました。

そういう気持ち、あるんだね…。

これも自分で線引きできると良いのですが。

1日1枚ずつやるとかね。

 

とにかく出来たものは提出したので、課題をクリアできた教科は◯(B)が貰えることになります。

 

成績をつける意味

 

私はやっぱり、無理やり課題をやって成績をつけることに意味があるの? と思います。

家で継続的にプリントに取り組めて、学習を進められるのなら、それを評価に入れることは大いに意味があると思います。

 

でも、今回のはそうじゃない。

この半年で登校できなかった、学習を進められなかったのは事実です。

その事実は本人も十分わかっている。

これで貰った◯の評価を見ても、自己肯定感には繋がらないと思います。

 

それどころか、今は休養してエネルギーを貯めている状態の子どもたちに、結果としてプレッシャーを与えてしまったのではないかと思います。

「できるだけでいいよ」「やれるところまででいいよ」という言葉は、先生の正直な気持ちなのでしょう。

でも、学校に行けないことで日頃から罪悪感を抱えている子にとって、「やらない」という選択をするのは、とても難しいんじゃないかな。

せっかく与えられたチャンスを掴まなかったら、次はないかも、取り返しがつかないかも、と思いますよね。

 

小学校高学年の成績は、確か中学進学時に申し送りされる資料のひとつだったと記憶しています(違っていたらすみません)

それも承知の上で、半年間登校していない事実があるのに、成績を取り繕う意味があるのかな? と思うのです。

 

 残り9日

 

今年度の登校日は残り9日。

新年度に向けて、先生から感じられるプレッシャーが強くなっています。

担任が変わるにしても変わらないにしても、先生としては、今後の道筋をぼんやりとでも描いておきたいのでしょうね…。

双子はついに最終学年になるわけだし。

先生方のその気持ちはわかります。

でも、プレッシャーを感じて辛くなってしまう子どもたちの気持ちもわかる。

 

残りの9日間、双子は何を思って過ごすのかな。

学校に行くことはあるのかしら。

そして、新年度はどういう方針で行くんだろう。

年度末、親も子どもも気持ちがざわざわします。