ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

気持ちが揺れに揺れて・・・でも、がんばりました。

こんにちは。

 

夫の職場では、新型コロナウィルスのワクチン接種の予定が来週に設定されていました。

が、延期になったそうです。

日程は未定。

ワクチンの確保数の問題なんでしょうかね・・・。

 

ワクチンを打てば大丈夫とも言えないし、副作用の心配もあります。

でも、やっぱりワクチンが頼みの綱であることには違いない。

少しでもリスクが減り、心配が減るように、順調にワクチン接種が進むと良いのですが。

 

長男の揺れる気持ち

 

今日は長男が教室でみんなと一緒に給食を食べてきました。

3学期に入って、初めてのことです。

 

今年の初めから「明日、給食食べに行ってみようかな・・・」と言うことは何度かありました。

でも、朝になると「やっぱりやめておく・・・」の繰り返し。

私も話半分どころか、1~2割くらいでしか受け止めていませんでした。

 

今日も家を出る直前まで、

「あ~・・・どうしようかな。行けたらね、行けたら」

とぶつぶつ。

長男「給食を食べるかどうかは、行ってみてから決めてもいい?」

もちろんOKです。

 

なんとか久しぶりに給食の時間に登校。

うちの学校の支援級は、敏感な子たちへの配慮から、通常級と離れたところに教室があります。

でも給食室に近く、給食の準備の時間だけは1年生が沢山通ります。

その姿を見て、ちょっと表情が強張る長男。

「給食を食べずに帰る」と目が言っていました。

 

先生はとにかく登校できたことを褒めて下さり、出席の印に、長男専用のすみっコぐらしのシールも頂きました。

先生「どうする? 食べていかないなら、きゅうりの浅漬けと牛乳だけ持って帰る?」

 

長男の今日の給食のお目当ては、なんときゅうりの浅漬け。

それくらい家でもしょっちゅう作るのに、変わった子です・・・。

 

その時点での長男の心は、きゅうりの浅漬けと牛乳を持って帰ることに決まっていました。

でも、その直後、クラスの男の子がお盆に盛り付けた給食を運んできてくれたのです。

給食を目の前にすると

長男「美味しそうだな~・・・」

汁物から湯気が立って、いい匂いがすると、食欲もそそられますよね。

ここで最後の一押し。

eco「食べて行きたければ、車で待ってるよ?」

 

不安を口にしてもいい

 

さて、ここまで一体何度行ったり来たりしたでしょう。

「教室で給食を食べる」という決断のために、これだけ気持ちが揺れ動いていたら、そりゃ疲れますよね。

 

これも長男の特性のひとつだと思っていますが、たぶん、決められないんです。

「給食を食べたい」という気持ちはあっても、色々不安に思うことがあって、「でも・・・」がいっぱい浮かんでくるのだと思う。

 

いつもニコニコしている長男の素顔は、不安が人一倍強いのかもしれません。

その不安を表に出さないようにニコニコ笑顔でいるのだと、帰りの車の中で教えてくれました。

不安を口にしてもいいんだよ。

「でも・・・」を言ってもいいんだよ。

私も学校の先生も、それを受け止めるくらいの心の準備はできているよと伝えました。

 

今日は本当によくがんばりました。

長男が給食を食べられなかったら、夜にきゅうりの浅漬けを出そうと思っていたけど、食べてこられたのでやめておきます♪