ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

2人で放課後登校

こんばんは。

 

美味しいキッシュのお店のランチボックスをテイクアウトして、数ヶ月ぶりに、仲良しの双子ママ友のお宅にお邪魔してきました。

自粛生活でしばらく会えずにいたけれど、

もう限界! お喋りしたーい!

と連絡があったので、おうちでランチになりました。

久々のお喋り、とても楽しかったです。

子どもたちは「たまにはゆっくりしておいでよ」と、ご機嫌に送り出してくれました。

 

2人で放課後登校

 

今日は長男が先生に見せたいものがあり、放課後登校の予定をしていました。

それを次男に伝えたら、

「ぼくも行ってみようかな」

どうした風の吹き回しか、次男も一緒に行くことに。

1月にチラッと登校して以来、久しぶりのことです。

 

次男のサプライズ登校に、先生もびっくり。

(1月もサプライズでした)

とても喜んでくれて、次男は嬉しそうでした。

30分ほどお話ししたり、一緒に畑の玉ねぎを抜いたり。

まぁ、次男はほとんど無言だったけど…。

 

先生は予定があるとのことでさよならした後に、次男は教室の黒板に“足跡”を残していました。

「のこり1週間、がんばろう」

クラスメイトへの言葉なのか、自分に向けた言葉なのかわからないメッセージと、すみっコぐらしと鬼滅のキャラを熱心に描いていました。

明日の朝、クラスのお子さんたちはびっくりするでしょうね。

 

先生は聞き上手

 

長男は自分の担任の先生と楽しくお喋り。

先生に見せたかったのは、我が家のあつ森の島を紹介するためにコツコツ作ったノートです。

島内の見所や家の中の様子、双子の誕生日に家族みんなで撮った写真など、一枚一枚にタイトルとコメント文が入っています。

先生はなんと1時間近くも、長男のプレゼンを聞いて下さいました。

 

長男は自分の好きなことに関して、延々喋り続けられる子です。

日頃それを聞かされているのは私。

正直、苦痛に感じることも多い。

どうしても、その苦痛が顔に出てしまいます。

 

一方、長男の先生はとても聞き上手。

ご自身もあつ森をやっているそうですが、長男の話を興味津々といった面持ちで聞いてくれます。

忙しい学校の先生に長男の一方的な話の聞き役を求めるのは心苦しいけれど、長男は嬉しいんだろうなぁ…。

 

放課後登校後の次男

 

久しぶりの登校で、1時間も学校にいた次男。

家に帰ると、先生が「お家でやるといいよ」と言って貸してくれたアイロンビーズを早速やっていました。

 

ところが、急にすすすっと2階に消えたかと思うと、号泣する声が。

急いで子ども部屋に行ってみると、次男が「疲れた~!!!」と言って泣いていました。

 

うんうん、疲れたね。

疲れたときは泣きたくなっちゃうんだよね。

泣いていいんだよ。

よくがんばったね。

心配して駆けつけた長男も一緒に、3人でギューッとハグをしました。

 

緊張状態によって精神的に疲れると、次男はよく号泣します。

緊張を解く儀式のようなものかもしれませんね。

ちゃんと受け止めてあげれば、数分で泣き止む。

泣き止んだ後は楽しくアイロンビーズをやって、夫に自分のがんばりを報告していました。

 

学校に行けなくてもいい。

自分の道を見つけてくれればいい。

そう思っていても、学校に気持ちが向いてちょっと足を運べると、嬉しくなります。