ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

ライフを半分残しておく

こんにちは。

 

双子の小学校は、今週の木曜日が修了式です。

給食は今日でおしまい。

色々な節目とか、行事とか、予定とか、あっという間にサーっと通り過ぎていっちゃうな。

学校に行かずにみんなと違う生活をしていると、自分の日常が現実じゃないような気がしてくることがあります。

こんな風に思うのって、私だけかな・・・。

 

今年度最後の給食

 

長男は先週から「最後の給食は食べに行きたい」と話していました。

次男も行きたい気持ちはあるものの、行ける気がしなかったみたい。

今朝は、長男は遅刻、次男は欠席すると学校に連絡をしました。

 

いざ給食の時間が近づくと、「やっぱりやめておこうかな・・・」と迷い始める長男。

先週も迷いに迷って給食を食べに行ったし、私はどちらでもいい。

長男「でも、今日のデザートは食べたいんだよ」

卒業&進級祝いに、ちょっと特別なデザートが出るそうです。

 

そして、どういう話の流れでそうなったのかわからないけれど、長男ではなく、次男が学校に給食を取りに行くという展開に。

次男「食べてくるのは無理だけど、給食貰いに行くよ」

学校には長男が遅刻して登校すると連絡してあったのに、逆になってしまいました・・・。

そんなことってある? 自由過ぎですね。

 

給食フルコース、テイクアウトで

 

給食準備中の教室にズンズン入っていく次男。

みんなのいる教室に入るのは久しぶりなのに。

いつもの通り、先生は顔を綻ばせて喜んでくれました。

 

今日は給食のメニューを見てスープジャーとタッパーを持参したので、2人分の給食をフルコースでテイクアウト。

こんなことできるんだ、させてくれるんだ、ということに驚きです。

支援級の先生方は、こちらの予想を上回るほど柔軟な対応をしてくださいます。

 

家でフルコースの給食を食べた次男は

「美味しい~。懐かしい味がする」

と嬉しそうでした。

2学期から完全不登校になったから、1学期以来の給食だもんね。

長男は登校せずにお目当てのデザートが食べられて、一応、次男に感謝していました。

 

ライフを半分残しておく

 

予定外に登校し、しかもみんなのいる教室に入っていったことで、午後の次男はやっぱり疲れ果てていました。

精気の抜けた表情を見ると、

やっぱり継続的に通うのは到底無理だな・・・

毎回エネルギーを使い切ってまで登校するのはどうなんだろう・・・

と、すごく複雑な気持ちになります。

 

本人に登校の意思があって、行けば達成感もある。

でも、行けばいいというものでもないと思います。

 

学校に行く度に100%の力を使い切るのではなく、50%、60%くらいの力でできることを目標にしようか。

という話をしました。

例えば、50%の力を残しておけば、疲れ果ててしまうことはなくなる。

次にがんばる時までに、50%のエネルギーチャージをすれば済む。

 

イクラで言えば、ライフを半分残しておけば、1回のダメージで死なないでしょ?(たぶん)

ライフが半分くらいになったら、食べ物を食べてライフを満タンにするでしょ?

次男の大好きなマイクラに例えて話をしたら、納得したようです。

 

次男のように、がんばろうと決めたら100%の力で頑張ってしまう子は、まずは半分くらいの力で上手にエネルギーをやり繰りする練習をすると良い気がします。