ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

5年生が終わりました

こんばんは。

 

今日は修了式でした。

昨日の夜は「10時過ぎに行こうかな」と言っていた双子ですが、放課後登校になりました。

次男は朝起きた時に「やっぱり止めておく」と決めたけれど、午後になったら「ぼくも行く!」と。

最後まで気まぐれな次男です。

 

修了式の放課後登校

 

明日の卒業式のために飾りつけされた教室で、先生から配布物を受け取り、トランプで遊んで帰ってきました。

次男は終始無言だったけど、長男が潤滑油となってババ抜きで盛り上がっていました。

もっと早くこういう時間を過ごすことができていたら良かったのかしら。

でも、きっと結果は変わりませんね。

 

通知表は私がさらっと受け取りました。

見事に△が並んでいるけど、学習を進められなかったことは事実だから仕方ない。

通信欄には先生から見た子どもたちの良さや成長を書いて下さっていたので、読んで聞かせました。

本人が通知表をじっくり見るかどうかは、自分で決めれば良いと思います。

 

新年度の話も少し出て、学校としてはやっぱり登校ありきなんだな~と強く感じました。

先生としては、支援級にいるメリットを最大限に享受して欲しいと考えている様子。

5分だけの登校から始める。

教室内にパーティションで区切った自分の空間を作る。

などなど、子ども達に少しでも響いたかしら。

 

最終学年へ

 

なにはともあれ、5年生、お疲れさま!

学校に行った時間は少なかったけれど、その分、自分の気持ちと向き合って葛藤した時間はたくさんありました。

長男なりに、次男なりに、学校へ行こうとチャレンジできたこともあった。

この1年でだいぶ、学校に行かない自分を受け入れることもできるようになりました。

それでも、学校のことを考えて鬱々してしまう時もあるけど。

まだまだ成長途上、気持ちが揺れるのは無理もないのだと思います。

 

私もこの1年間で、色々なことを受け入れました。

その分、長年持ち続けてきた価値観をたくさん捨てました。

そうしなければ、子ども達の心も、自分の心も守れなかったと思う。

そして、子ども達にぐっと寄り添えた1年だったとも思います。

 

新年度にはいよいよ6年生。 

学校以外の居場所を探す道もあるけど、知らない世界に一歩踏み出すのはまだまだ怖いようです。

それに比べれば、学校という知っている世界の方がまだ安心。

子ども達は、そういう心境なんじゃないかな。

6年生も、きっと学校へのチャレンジが続いていくと思います。

不登校を完全に受け入れて、新しい扉を開くのはまだ先かな。