ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

卒業アルバムの個人撮影「次に持ち越しで」

こんにちは。

 

eco家地方は今日も雨。

カーテンやシーツを洗濯したいのに。

5月の爽やかな陽気が恋しいです。

 

長男は天気の影響で頭が痛いそうです。

いわゆる気象病ですね。

頭痛薬を飲んでも、先ほどから生あくびが止まらない様子です。

花粉シーズンが終わったと思ったら、すぐに梅雨・・・。

長男にとって辛い季節が続くなぁ。

 

「卒業アルバム、どうしたい?」

 

今日は卒業アルバムの個人撮影の日でした。

双子は欠席。

昨日までは「行こうかな」と言っていましたが、今朝聞いたら「次に持ち越しで」とのことでした。

 

まぁ、これくらいは想定内。

チャンスはまだあるし、撮らないという選択肢もあるので、がっかりすることもなく、お家でいつも通り過ごしています。

 

双子に「卒業アルバム、どうしたい?」と確認した時には、

個人写真はがんばって撮りたい

集合写真は撮らないけど、支援級だけの写真なら撮ってもいい

と話していました。

 

先生に双子の意思を伝えると、個人写真さえ撮れれば、集合写真は上手く合成してもらえるとのこと。

昔の集合写真のように、欠席した子の顔写真が小窓になって並ぶことはないそうです。

双子が4年生の時も、新年度に撮るクラス写真に参加できず合成してもらいましたが、言わなければわからないくらい綺麗な仕上がりでした。

 

個人写真を撮るチャンスは3回。

本撮影日(今日)、予備日、そして予備日に撮れなかった場合には、個別に写真屋さんで撮ってもらうのもOKとのことでした。

次に持ち越された撮影、予備日は6月半ばです。

行けるといいな。

  

要望を伝えやすくする土台

 

集団に入っていくのが苦手な子でも、個人撮影して合成すればいい。

撮影日にどうしても学校へ行けなくても、写真屋さんで撮影すればいい。

そう考えれば、不登校の卒アル問題もだいぶハードルが下がる気がしますね。

 

学校からは「〇月〇日〇時から卒業アルバムの個人撮影を行います」みたいな、一方的な確定情報しか来ないのが普通。

それ以外の選択肢なんて無いように感じるし、選択肢がないと、すごーくハードルが高いように感じたりします。

でも、本当は目的を果たすための手段は色々あるはず。

 

我が子のためだけに学校に配慮をお願いするのは気が引けるかもしれません。

でも、「出来ることはしますよ」と、一緒にやり方を考えてくれる先生も沢山います。

ハードルを下げることでお子さんの希望を叶えられるのなら、遠慮せずに学校に相談してみるのが良いと思います。

 

今回、私は子どもたちの要望を学校へ伝えるのに、遠慮や躊躇することなく伝えることができました。

日頃から学校の先生とも密に連絡を取り合って、配慮をお願いしやすい関係性が築けていたからだと思います。

また、子どもの意思を尊重することが、先生との共通認識として揺るがないものになっているからだと思います。

この土台は大事。

これがあるから、子どもたちも自分の要望を口にできるのですよね。

 

6年生は卒業アルバム以外にも気が重くなるイベントが盛りだくさん。

でも、この調子でなんとか乗り越えていけそうな気がします。

中学に入ったら、この土台作りからまた始めるのか・・・と思うと、そちらの方が気が重いな。