ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

長男の自閉特性がわかりやすく前面に出ると

こんにちは。

 

台風が近づいている影響なのか、午後になったら少し風が出てきました。

我が家の辺りは直接的な影響はなさそうだけど、最近の自然災害は本当に怖いです。

各地で被害が出ませんように。

 

昨日は久しぶりにお友達とたっぷり遊んだ双子。

心地良く疲れて、昨晩はぐっすり。

いつもは6時に起きる長男も、今朝は1時間ほどゆっくり起きてきました。

今日はまったりです。

 

長男の自閉特性が表に出るとき

 

何度も記事に書いている通り、長男は自閉スペクトラム症と診断されているものの、傍目にはとてもわかりにくいタイプです。

 

eco-hs-o.hatenablog.com

 

でも、特性がわかりやすく前面に出てくることもある。

 

先日、夫が休みで浴室のドア周りの掃除を一緒にしました。(夫がそんなことをしてくれるなんて、長男の特性が前面に出てくるより激レアです!)

浴室のドアのお掃除って、どれくらいの頻度でしていますか?

水垢と埃が溜まって汚れやすいわりに、お手入れしにくい場所ですよね・・・。

ともかく、私にとっては嫌いな掃除場所トップ3に入るくらいの場所。

 

ユニットバスの引戸を外して、レールを外して、古布、古歯ブラシ、竹串なんかを駆使して汚れを落とし、夫はレールをタワシでゴシゴシ洗っていました。

2人で掃除をしているのを見た次男が「ぼくも手伝うよ」と参戦。

 

大まかな汚れを取った後の作業を次男にお願いしようと思ったら、次男の参戦の仕方は一味違いました。

「ちょっと待ってね」と言いながらネットで何かを調べ出したかと思うと、「クエン酸ってある?」と。

そして、ささっとスプレーボトルにクエン酸液を作り、歯ブラシを片手にドアの下の方にある換気口の汚れをみるみるうちに落としてくれました。

すごい主婦力!

次男のおかげであっという間に仕事がはかどりました。

お手柄の次男の目もキラキラ。

 

その頃、長男はと言うと、100均で買ったプチブロックのシャチを作っていました。

私たちが掃除に精を出していることは全く気にも留めず、それはそれは熱中して。

そして完成したシャチを洗面室まで持ってくると、

「できたよ! このヒレ動くんだよ。すごくない?」

と、興奮気味に見せてくれました。

お風呂のドアがピカピカになっていることはスルー。

 

恐らく、こういうところが長男の本質(自閉特性)なのだと思います。

 

家では空気を読まなくていい

 

家族のうち3人が掃除していたら、何か手伝った方がいいかな?と考えるのが次男。

3人が掃除していても全く意に介さないのが長男です。

 

我が家では長男のマイペースっぷりを見慣れているから、誰も何とも思いません。

長男は長男だな~。

素が出てるな~。

と思うだけ。

イライラしている時の次男は「長男、マイペースすぎ!」と文句を言いますが。

長男が素でいられるくらいリラックスできていると、私は安堵すら感じる。

 

自閉特性と言うと、「空気が読めない」とか「相手の感情を読み取れない」とイメージされる方は多いと思います。

でも、長男の場合、それができないというわけではありません。

気を張っていればできる・・・という感じなのかな。

感情を読み取ることに関しては、敏感すぎることもあるくらい。

人目も気にするし、周りの子との違いも自分で感じ取ってしまうのは、自閉特性が軽度だからなのかしら。

それはそれで辛いですよね。

 

家にいる時くらい、空気を読まなくていい。

マイペースでいればいいです。

たまにすごく困ることもあるけど、長男が長男らしくしているとホッとします。