こんにちは。
先日「給食を食べに行きたい」と話していたものの、双子は相変わらずのお家生活です。
いざとなると腰が引けちゃうのはわかるけど、家でお昼ご飯を用意した方がいいのか、しなくてもいいのか、はっきりしないのは地味にストレス・・・。
結局、行かないだろうという前提で動いています。
無意識にやっていたSST
昨日は児童精神科の受診日でした。
毎月受診しているけど、そうコロコロ子どもたちの状態が変わるわけでもなく(変わる時はガラッと変わるけど)日常の何気ない様子を伝えました。
長男と料理をする時の話や、おしゃべり散歩の話など。
この頃は長男が散歩に行かない時に次男を誘うと、喜んで一緒に外に出ます。
次男との散歩では気持ち的な話をしやすくて、長男とは違った意味で有意義。
学校に対する気持ちや、不安に思っていること、お友達のことなど、割と何でも話してくれます。
みたいな日常的なことをお話したら、
Dr.「すごいよ、お母さん。それも立派なSSTだよ!」
と拍手付きで褒めて下さいました。
言葉は知っているけど、SSTについて本格的に調べたり、本で読んだことはないかも。
要するに、社会生活において人と上手に関わっていくために必要なスキルを身につけることです。
料理をしながら、楽しく学ぶ。
相手が興味を抱きやすいように、伝わりやすく話をする。
自分の気持ちを言葉で表現する。
こういうのがみんな、SSTなのだそうです。
SSTの必要性
長男も次男も家ではよくしゃべり、よく笑う子たちですが、一歩外に出るとコミュニケーションの苦手さがあることは否めません。
ひといちばい敏感な次男は、自分の気持ちを表に出すことが苦手。
特に集団の中や、初対面の相手の前だと、ほとんど口を開かないほどです。
家だとよくしゃべるし自己主張も強い、典型的な内弁慶。
外では相手の気持ちを考え過ぎたり、空気を読みすぎたりしてしまう。
自分の言葉を否定されるかも、という自信のなさもある。
次男に必要なのは、自分の気持ちを発信することです。
長男は同年代との何気ないおしゃべりみたいなのが苦手。
何を話していいのかわからないのでしょうね。
ワーキングメモリが著しく低く、直前に聞いた内容も忘れてしまうことがある長男なので、話題自体についていけない場合もあると思います。
ところが、相手が安心できる大人だと、一方的にペラペラと喋りがち。
概要を話すというよりも、細部へと細部へと掘り下げてすぎてしまう。
一応相手によって話題を選ぶという気づかいはあるようだけど、相手がもうお腹いっぱいになっても止まらない・・・。
長男に必要なのは、要点がわかるように伝えること。
会話はキャッチボールなのだと認識すること。
ちなみに幼少期は、ここまで顕著ではなかった気がします。
幼稚園の先生からは、友達が多くて、みんなうちの双子と遊びたがるとよく言われていました。
でも、それってうちの子たちが外では自己主張せず、周りに合わせまくっていた結果なのかもしれません。
2人タイプは違うけれど、コミュニケーションに難があるのは確かです。
だから不登校になったのか、不登校になったから露呈したことなのか。
少なくとも、まだ小学6年生の今、こういう特性が把握できていることはラッキーだと思います。
SSTについては全然意識していなかったけど、日常的にできることはやっていきたいな。
長男のしゃべりたい欲求を満たすには、楽しませるにはどうしたらいいかな。
次男の気持ちをゆっくり聞きたいな。
と考えてやっていたことがトレーニングにもなるとわかって、ちょっと嬉しいです。