ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

うちの子に足りないものは安心感と自信

こんにちは。

 

朝晩の空気がすっかり秋めいて来ましたね。

夕方にお散歩すると気持ちがいいです。

 

少し前に夫の勤め先で風邪が流行っていたらしく、

「コロナじゃないよね? 大丈夫?」

と必要以上に警戒してしまいました。

検査もして陰性だったそうですが、ただの風邪でも不安になりますね。

コロナはもちろん、季節性の風邪にも気をつけたいものです。

 

カタンをアレンジ

 

久しぶりに子どもたちとカタンで遊びました。

(うちにあるのはスタンダード版ですが、シリーズが沢山あって気になる)


長男がゲームを制し、私が惨敗を喫した後、

カタンを使って2人でも遊べるゲームを考えようよ」

と次男が言いだしました。

日頃からオリジナルのゲームを考えたりするのは好きな2人。

カタンをアレンジ、なかなか面白いものができそう。

私は邪魔をしないように、家事という名目で離脱。

どんな風に話が進むのかこっそり聞き耳を立てていました。

 

長男「どんなゲームにする?」

次男「陣取りゲームみたいなのは?」

長男「いいね」

次男「じゃあ、まず勝利条件を決めよう」

 

思った通り、主導となるのは次男。

次男の頭の中では、ゲームを作るためのロードマップがある程度出来ているのでしょうね。

一方の長男は、そのロードマップを描くのは恐らく苦手。

でも、要所要所のアイデアは色々持っているので、「ぼくの考え、言ってもいい?」と、ちゃんと進言していました。

 

お互いに「長男は(次男は)どう思う?」「そのアイデアいいね!」「こうした方が面白くなるんじゃない?」と、意見を聞いたり言ったり。

長男が出したアイデアではルールが複雑になりすぎてしまうことを次男が指摘しても、機嫌を損ねず「そうだよねぇ」と。

以前なら絶対ケンカになっていたであろう場面でも、すっと乗り越えました。

 

うちの子に足りないもの

 

こういうやり取りを聞いていると、特にコミュニケーションが苦手だとは感じません。

(長男が一方的にペラペラしゃべる場合を除いては)

お互い尊重し合って、良いコミュニケーションが取れていると思う。

自分の意見を言えるし、相手の意見も聞ける。

ごくごく普通の小学6年生並みのコミュニケーション能力があると思います。

 

でも、これはきっと家だから成り立つのでしょうね。

安心できる相手、場所、1対1であること。

つまり、彼らのコミュニケーションを難しくしているのは、圧倒的に安心感や自信のなさなのだと思います。

 

結局、全てはそこなのかな・・・。

外の世界に出ていきたがらないのも、初めての場所や人を怖がるのも。

安心できない。

自信が持てない。

それだけ外の世界で怖い思いをして、傷ついてきたということなのかな。

 

お医者さんは、家で安心できてエネルギーが貯まれば自然と外に出ていくと言うけど、本当にそうかな・・・と思うこともあります。

だって、外が安心と思えなかったら、出て行けないですよね。

自己肯定感が育って、自分に自信が持てれば、外の世界が怖くなくなるの?

それって時間が解決してくれるのでしょうか。

う~ん・・・。

母親がネガティブに考えていたら成るものも成らないとお叱りを受けてしまいそうですが、ふと考えてしまいます。