ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

不登校の子にとっての修学旅行とは

こんにちは。

 

2回目のワクチン接種から3日経ち、昨日までのだるさが嘘のように消えました。

身体が軽くなったようにすら感じる。

人間の身体って不思議ですね。

同時にちょっと怖くもなる。

 

今朝も双子は開口一番に「今日は体調どう?」と聞いてくれました。

気遣ってくれる子どもたちがいて幸せです(^^)

 

修学旅行の話

 

双子の学校では、11月に修学旅行が予定されています。

学校から電話があり、グーグルクラスルームのオンライン通話を使って説明してくれました。(これ…急だと結構困ります。 スッピン部屋着! 晩ごはんの支度中!)

 

コロナ以前、うちの学校の修学旅行は東京都内とTDLが定番でした。

昨年からは県内の観光地になりました。

今は緊急事態宣言下ですが、このまま新規感染者が抑えられていれば11月初旬には予定通り実施されるんじゃないかな。

 

県内なので行ったことのある施設もあるけど、内容はなかなか面白そう。

テーブルマナー、ホテルのバックヤードツアー、工芸体験、歴史的建造物巡りなどなど。

2日目はコースによって水族館あり、牧場あり、どっちもいいなぁ。

私だったら行きたいです。

 

さて、我が家の双子はどうするのでしょう?

 

泊まりでフル参加というのは、まず無いと思います。

ハードルが高すぎて…。

でも、もし一部だけでも参加するつもりがあるのなら、現地まで送っていって合流することは可能。

そういう意味では、行き先が県内で助かります。

前例もあり、先生方も柔軟に対応して下さるそうです。

 

不安で怖くて仕方ない旅行なら、行かなくてもいい

 

修学旅行って、何のために行くんだろう?

小学校の思い出? お友達との思い出? 非日常の体験?

「修学」と名の付く通り、全ては学びなんですよね。

グループ行動、行き先の下調べ、宿泊施設でのマナーやタイムスケジュールを守ること、終わってから感想文を書く・・・。

楽しさや思い出は、それらの学びに付随してくるものなのでしょう。

 

それじゃあ、不登校の子にとっての修学旅行の意味は?

 

学年の子がみんないることが無理。

知らない場所が不安。

そんな子たちが修学旅行に行く意味って、なんでしょうね。

それでも思い出を作りたい?

自分に自信をつけるため?

まぁ、うちの子たちの場合、それが目的だって十分立派だと思います。

 

ここに行ってみたい。

これ楽しそう。

という純粋な好奇心で、気楽に参加できてしまえばいいのに。

不安で怖くて仕方ない旅行なら、私は行かなくてもいいと思います。

せっかく行くなら、楽しみのために行って欲しい。

 

夫と話し合い、

一部参加したい、参加できるなら、それでもいい。

全く行かないなら、数か所選んで家族で遊びに行ってもいいんじゃない?

ということになりました。

夫も柔軟になったものです。

 

コロナ禍になってから、県外どころか市外にも出ていない我が家。

夫の職場でも不要不急の遠出を厳しく制限されています。

ワクチンを打ち終えていること、緊急事態宣言が解除されていることを絶対条件と考えて、家族で修学旅行というのも有りかな。

それだけでも、日頃お家で過ごしてばかりの双子にとっては、十分な刺激になると思います。

 

今月中には結論を出して、学校に返事をすることになっています。

まだ少し時間があるので、長男と次男、それぞれの気持ちをゆっくり聞いてみようと思います。