ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

覚醒した長男

こんばんは。

 

なんと今日、双子が給食を食べに登校しました。

 

今日は1年に数回しか出ない大好物ばかりのメニュー。

今月の献立表を見た時から、登校のチャンスと狙っていたそうです。

前々から、2学期は給食を食べに行きたいと言っていたものの、なかなか難しいだろうと思っていたので驚きです。

給食でそれほどモチベーションが上がるとは…。

 

長男、覚醒!?
 

長男は自分の教室で、次男はお友だちに会う勇気は出ず、相談室で給食を食べました。

先生は、2人で相談室で食べる?と聞いてくれたけど、「教室でいい」と迷いなく答えた長男。

なんかいつもと違う!

 

給食を美味しく頂いて満足した後、次男はすぐに帰宅。

長男は昼休みまでいることを選びました。

1年生から6年生までいるクラスメイトに囲まれて、楽しそうに遊んでいましたよ。

 

長男は学校に行ってしまえば、楽しめることは沢山あるのだと思います。

支援級のお友だちとなら、みんなでワイワイやるのもイヤじゃない。

ただ、家を出て学校へ行くという過程に、高い壁があるんです。

 

帰宅後しばらく経って、夕方には

「ぼく、今日だけ覚醒したかも。勉強しよーっと」

と、自らプリントをやりだしました。

しかも、年下のクラスメイトを楽しませてあげるのだと、迷路作りまで。

本当に、どうしちゃったの?

覚醒バージョンの長男は、ちょっと次男みたい。

 

夫は「今日だけそんなに張り切らなくていいから、細く長く続くようにしなよ…」と余計なことを言っていたけど、張り切りたい時があったっていい。

これが続くかどうかなんて、本人もわからない。

でも、学校に行って楽しいと感じられる時間が、少しずつ積み重なっていくといいです。

 

楽しむために学校に行く

 

放課後登校をしたり、今日のように給食を食べに登校しても、それを続けるということがとても難しいです。

 

以前に比べればエネルギーはだいぶ貯まってきていると思う。

でも、登校すればエネルギー消費量もやっぱり大きくて、継続するほどの力はないのだと思います。

 

以前は私も、細々とでも継続して登校できたらいいのにと考えていました。

それが本格的な復学に繋がると思っていました。

でも、そうじゃなくてもいいのかも。

 

基本は家で、料理をしたり、マイペースに勉強したり、やりたいことを探したりして過ごす。

好きなことにも沢山時間を使って、エネルギーを貯めながら。

学校へは、美味しい給食のためとか、お友だちと遊ぶために行く。

先生とおしゃべりでもいい。

楽しむために行く。

 

続けることが難しくても、そんな方法も有りのような気がしてきました。