ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

嫌いだった歩くことを楽しめるようになりました

こんにちは。

 

急に寒くなったので、家族みんなの掛け布団を出しました。

 

長男は掛け布団が出ている季節だけ、朝起きると念入りにベッドメイキングをします。

やり方は少々独特だけど、毎朝きっちりと同じ手順でキレイに整えます。

タオルケットしか使わない夏の間は、ベッドの上がぐちゃぐちゃでも気にしないのに。

 

私が作業している横で

「あ~、またベッドを整える季節が来たのかぁ」

と言う長男。

別にそこまで念入りにキレイにしてと言ったことはないのですが。

謎のこだわりなんです。

 

24.5cm

 

先日、長男の運動靴を買いに行きました。

 

ここ1年くらい、双子はほとんど靴を履いていません。

遊びも散歩も、学校に行く時もクロックス。

靴の締め付けられる感じが好きではないそうです。

不登校になる前やサッカーを習っていた時は普通に靴を履いていました。

でも、必要性がなければ極力履きたくないそうです・・・。

 

11月に参加する予定の修学旅行では靴を履く必要性を感じるらしく、久しぶりに靴を買いました。

 

イオンに入っている大手チェーンの靴屋さん。

店員さんが機械で足の大きさを測ってくれて、プロのアドバイスをして下さいました。

すると、なんと適正サイズが24.5cm!

 

長男の身長は150センチ弱です。

平均身長より若干大きいくらい。

足、大きくない?

ユニセックスのコーナーで、私でも余裕で履ける黒い運動靴を選びました。

(長男があまり履かなかったら私が履こう・・・)

 

先日、次男の方が先立って同じお店で靴を買ったんです。

その時はサイズもなんとなく選んでしまったので、ジュニアシューズコーナーにあった23.5cm。

それでも大きくなったなぁとしみじみと思ったけど、24.5cmとは。

びっくりです。

 

双子の出生体重は長男の方が次男より400gほど大きく、産まれた時の成長具合に明確な差がありました。

就学時くらいに身長、体重はほぼ追いついたけど、赤ちゃんの時から今まで、靴の大きさはずっと1cm差。

これは最終的な身長に影響するのかな。

 

玄関に大きな靴が増えて、なんだか狭く感じます。

 

長男「歩くの楽しくなってきた」

 

新しい靴が足に馴染むように、おしゃべり散歩も靴を履いて行くようになりました。

ソールが厚めで、地面を踏む感触が気に入ったみたい。

 

おしゃべりは相変わらずフォートナイトのあれこればかりだけど、散歩の内容はアップデートしています。

始めた頃は1kmちょっとで疲れてしまっていたのに、最近は3km近く歩いても平気。

ペースもかなり速くなりました。

おしゃべりしながら歩いていると軽く息が上がるくらいのペースで、30分ほど。

 

何より変わったのは、歩くことに対する意識です。

「ぼく、歩くの嫌い。歩きたくない」

と常々言っていた長男が、自分から散歩に行こうと言い、

「歩くの楽しくなってきた。今日は少し長く歩こう」

と言うようになりました♪

 

3年生の時の集団登校の経験から、長男は歩くのが大嫌いになってしまいました。

 

↓ 1年半くらい前に書いた集団登校の記事。

次男のことを書いていますが、状況は長男も同じでした。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

遊びに行く時でも、歩く距離が長いとわかるとうんざり顔。

不登校で体力もどんどん落ちて、負の連鎖でさらに歩きたくないという始末。

最近は週に3~4日歩きに行って、距離も伸びてきて、徐々に体力が戻りつつあるのを感じているみたいです。

「もう少ししゃべりたいから、もう少し歩こう」

と、距離を延ばすこともあります。

 

長男の目的、楽しみは、歩くよりしゃべることがメインなのかもしれません。

でも、それでいい。

楽しめていて、自分の中の何かが変化していると感じられるなら。

続けていけるといいなと思います。