ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

次男を放っておくことができない長男

こんにちは。

 

今日は曇っていて、家の中にいても肌寒いです。

今夜は家族みんなのリクエストにお応えして、今シーズン初のおでん。

我が家のおでんは、昆布と煮干しと丸ごと玉ねぎで出汁をとっています。

卵と大根とこんにゃくは昨日のうちに仕込んで、今日も朝からコトコト。

味がしみしみのおでん、楽しみです。

 

今日は長男が調理実習(具だくさんオムレツ)のために登校。

次男はオムレツが好きではないので、放課後登校を選択。

調理実習で次男の好きなものを作ってくれないかな・・・。

 

長男の主張

 

長男にお説教されてしまいました。

 

長男「ママが厳しく言わないから、次男がゲームばっかりやるんだよ! ママが言わないならぼくが言うからね!」

 

最近、積極的にお手伝いをしたり、散歩をしたり、上り調子の長男。

生活を少しずつ整えようと頑張っています。

ゲームやYouTubeの時間も抑えようと、今までよりも少しだけ時間を気にしつつ楽しんでいます。(あくまでも少しだけ)

 

ただ、困ったことに、次男にも自分と同じことを要求します。

「次男、ゲームばっかりじゃん。別のことして遊ぼうよ」

「なんで次男は動かないの? 次男も手伝いなよ」

 

次男には次男のペースがあります。

長男のペースに合わせる必要はないし、無理に合わせればどこかで歪みが出てきます。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

eco「厳しく言ったところで、本人が変わろうと思わなければ変われないんだよ。長男もそういう経験あるんじゃない? 次男のペースを見守ってあげようよ」

 

自分だって、ゲームやYouTubeにのめり込んだ経験がある長男。

今も実際には、頑張っている時間ができた分、ゲームの時間もそれなりに長いです。

メリハリはついてきたと思うけど。

少なくとも、誰より次男の気持ちをわかってあげられると思うのですが、

 

長男「ママがそんなだからいけないんだよ! ぼくが学校とか料理とか頑張っている時に、次男だけ遊んでるのが許せない!」

 

怒りの矛先が私の方へ向いてきて、さらに話の論点もちょっとズレてきて・・・。

長男の怒りが沸点に達してしまいます。

 

要するに長男が言いたいのは、「次男ずるい」ということなんだね。

 

大きなため息をつきたくなります。

 

次男の気持ち

 

長男が学校に行っている時、私と料理をしている時、散歩に行っている時、たいてい次男はひとりになります。

ゲームしたり、タブレットで絵を描いたり、動画編集するくらいしかやりたいことがありません。

 

次男からすれば、長男が頑張っているのは、言ってみれば他人事です。

どうぞご自由に頑張ってね、という感じ。(そんな風に思っている訳じゃないでしょうが)

自分が今まで通り過ごしていることに干渉される筋合いはないわけです。

 

それなのに長男から「やりすぎ」「いい加減にしなよ」と責められる。

きっとすごいストレスだと思います。

長男のお節介に「放っておいて!」と反発すれば、ケンカに発展してエネルギー大量消費。

 

本当は自分も頑張りたい気持ちがある次男。

でも、急にペースアップするとすぐに疲れ果ててしまうこともわかっています。

少ないストレスで前に進めるようになるには、自分でペースを作れるようになることが大事。

次男はそれがわかっているので、長男の干渉はストレスにしかならないでしょうね。

 

長男と次男の境界

 

長男は幼い頃から次男への依存度が高いです。

やたらと世話を焼きたがり、過干渉なところがあります。

赤ちゃんの時から四六時中一緒に過ごしてきて、もはや自分の一部のように感じているのかも。

自分と次男の境界を上手く引けていないのだと思います。

これも自閉スペクトラム症の特性? 認知の歪み?

それとも、双子の弊害でしょうか。

 

eco「次男がずるいと思うなら、長男も自分で好きなようにすればいいんだよ。ゲームをやりたいならやればいいし」

 

長男「ぼくは心を入れ替えたの! ゲームの時間を減らしたいの! がんばろうとしてるの! 次男はさっきからゲームしかしてないじゃん」

 

はぁ・・・。

堂々巡りです。

 

長男とこの話をしていると怒りが私に向かってきて、長男褒め褒め作戦に出ても治まりません。

自分は自分、とわかって欲しいだけなのですが。

次男を放っておくことができない長男。

どうしたものでしょうね。