ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

不登校の子の修学旅行 先生との作戦会議

こんにちは。

 

今日は給食を食べに行きたかった長男。

でも、まだ咳が治まらず欠席。

暇を持て余していた午後は、夫にせがんで無人直売所に安納芋を買いに行きました。

大好物の干し芋を作りたいのだそうです。

 

先生との作戦会議

 

数日前に学校から連絡がありました。

「長男くんが修学旅行に参加するにあたって、急な事態への対応を事前に検討しておきたいです。お母さんと相談したいのですが、お時間ありますか?」

私も同じことを考えていたため、昨日の放課後、私だけで学校へ行ってきました。

 

修学旅行に行くと決めたとはいえ、不安もある長男。

気持ちが揺れ動くことも、当然あると思います。

どういう事態が想定されるか

その時の対応はどうするか

学校へ行って先生方と作戦会議をしてきました。

本人の前でネガティブな話をして不安を煽りたくないため、支援級の先生3名と私だけの会議です。

 

恐らく、長男は行ってしまえば楽しめるタイプ。

楽しければ不安や辛さも忘れてしまうと思います。

ただし、体力、精神力が2日間もつかどうかが問題。

無理をし過ぎず、2日間を楽しく過ごせる方法を考えました。

 

対策として挙がったのは、以下の5点。

 

①出発式へは参加せず、バスの出発時刻に合わせてバスへ直行。

 校長先生の話やら連絡事項やら、聞いているだけで不安になりそうなのでカット。

 

②バスの出発に間に合わなかった場合、合流しやすい地点を3パターン設定。

 私が送っていきます。次男も連れて行くことになるため、次男の了承は得ました。

 

③交流級に混ざって撮影予定の集合写真には入らない。

 大きな集団の中に入りづらいため、声掛けもなしです。

 

④お守りのすみっコぐらしを連れて行く。

 一番のお気に入りの手乗りぬいぐるみ「とかげ」を、こそっと連れて行きます。

 

⑤デジカメを持参する。

 カメラ係の子はデジカメを持つので、長男はマイカメラを持って行きます。

 写真を撮ったり、撮った写真を見たりしていれば、集団の中で落ち着かなくなっても気が紛れるかも。

 

⑥調子が悪くなったら、夜中でも連絡してもらう。

 途中でリタイアの可能性もゼロではありません。

 とりあえず連絡を頂いて、電話で直接話ができるようにお願いしました。

 

ここまで手厚く対応して貰えるのは、支援級ならではだと思います。

支援級の参加者5名に対し、先生が2名ついて下さるのも本当にありがたい。

行くことが出来さえすれば、後のことは先生方にお任せする以外ありません。

あとは長男を信じるだけですね。

 

次男との作戦会議

 

長男が無事に修学旅行に行けるかどうかは、参加しない次男が2日間ひとりっ子生活を満喫できるかどうかにもかかっています。(とても楽しみにしている様子♪)

 

昨年、長男が野外活動に一部だけ参加した時には、次男の協力が功を奏して予定通りに出発することができました。

修学旅行の日も、次男が頼りです。

 

eco-hs-o.hatenablog.com

 

作戦会議というほどではないけれど、次男にも協力して欲しいことを伝えました。

しょっちゅうケンカはしていても、なんだかんだと長男のことを一番わかっているのは次男です。

長男に頑張ってきて欲しいという気持ちもあるみたい。

いざという時は、本当に頼りにしています。

 

修学旅行まで1週間。

長男は未だに修学旅行のしおりを開こうともしていませんが、この週末にはスケジュールと持ち物の確認をするつもりです。

楽しみな気持ちで1週間過ごせますように。