メリークリスマス!
幼いお子さんのいらっしゃるお家では、朝から笑顔が溢れているのでしょうね。
我が家の双子が小さかった頃、クリスマスの朝は4時台とかに起きてプレゼントを開けていました。
前の晩にサンタさんに用意しておいたクッキーがなくなっているのを見て「ちゃんと食べてくれた!」と喜んでいたのも可愛かったな。
サンタクロースの真実を知っている今も、長男は“永遠にサンタさんを信じていたい派”
当日までプレゼントは隠しておいて!
現金やプリカだと味気ないからワクワクするものが欲しい!
と、こだわりがあります。
プレゼントの内容を知っていても、今朝はとても楽しみに5時起きしていました♪
長男と児童精神科へ
昨日の夕方、長男と一緒に児童精神科を受診してきました。
数日前に長男が自分から「行きたい」と言っていたので、年内に予約を入れてもらいました。
ところが、いざ予約を取ったら、なんのために行きたいのか? という大事な部分をすっぽり忘れていたようで。
短期記憶が極端に苦手な長男・・・。
「行きたい」という発言自体は覚えていたんだけどねぇ。
遡ること数日前。
気象病の気がある長男は、「頭が痛い」と言ってゴロゴロしていました。
温かくして水分をしっかり摂って、カロナールも飲みました。
脳が疲れるゲームは止めて、頭痛に効くという耳のマッサージもしました。
でも、なかなか症状は改善せず、私に涙目で訴えてきます。
「なんで僕はこんなにしょっちゅう頭が痛くなるの?」
「怖い病気かもしれない」
「お医者さんに行く」
「どんな原因が考えられる?」
「どうしたら良くなるの?」
そして5分おきくらいに体温を測るんです。
不安がどんどん膨らんで、頭痛だけでなく「気持ち悪い」「身体がほてった感じがする」「息苦しい」などの訴えも増えていきます。
ちょっと体調を崩すと、毎回この調子。
聞いている私は、正直「またか・・・」と、ちょっとうんざりしてしまう。
eco「身体の調子が崩れた不安が原因で、さらに具合が悪くなってるんじゃないかな。前に小児科の先生に言われたけど、不安についてはこころの先生に相談した方がいいんだよ」
長男「じゃあ、相談する。児童精神科の予約取って」
というのが事の顛末です。
長男がまた忘れてしまわないように、要点をメモしてから受診しました。
心気症ってご存知ですか?
ちょっとした身体的不調に対して、自分が重篤な病気にかかるのではないかと恐れたり、既に重篤な病気にかかっているのではないかという強い思い込みに囚われる症状を「心気症」というそうです。
大人の方だと病院を転々として検査を繰り返したり、医師から「大丈夫」と言われても聞き入れることができない場合もある、不安障害のひとつだそうです。
不安障害やうつ病が変形として心気症が現れることもあれば、心気症が長く続くことで不安障害やうつ病を合併することもあるのだとか。
症状を聞くと、まさに長男。
体温を頻繁に測る行為も珍しくないことだそうです。
このブログに何度も書いていますが、長男は少し体調を崩すと毎回大騒ぎです。
幼い子の看病をしているのと変わらないくらい、こちらも疲弊します。
これが不安障害の一種だとわかったら、納得がいきました。
結局、社会不安障害の投薬治療をしている次男と同じように、長男も不安を抑えるお薬を服用してみることになりました。
Dr.「不安の現れ方は違うけど、やっぱり似てるね」
素人の私から見ると、常日頃から対人不安に怯えている次男と、体調を崩した時に急激に不安が強くなる長男では全然違うように見えます。
でも恐らく、不安を感じ易いという根本的な部分が似ているのでしょうね。
身体の状態の変化に敏感な長男。
お薬が合えば、効果も感じ易いかもしれません。
来週、また児童精神科の予約をしてきました。
今度は私の受診のため。
中途覚醒が続いていることを相談してきます。