ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

ストレスと過敏性腸症候群の話

こんにちは。

 

冬休みが明けてすぐの3連休。

昨年末から少し精神的な疲労を感じている私には、ちょっとありがたいです。

 

子どもたちに、ちょっとズシンくることを言われてしまいました。

 

長男「最近ママの笑顔が少ない。いつもより優しくない」

次男「疲れてる? ゆっくり好きなことしていいよ」

 

子どもたちの目にそんな風に映るほど、疲れが出てしまっていたみたい。

次男の優しい言葉に甘えて、この3連休もなるべくゆっくり過ごしています。

 

お腹に現れるストレス

 

ストレスによって現れる身体症状は、人によって違いますよね。

長男は頭痛、息苦しさ、睡眠などに現れることが多い。

次男は腹痛、口内炎など。

私の場合、睡眠、頭痛(重い感じ)、お腹の不調などが、ストレスと直結している気がします。

 

このうちのお腹の不調は、恐らく過敏性腸症候群だと思います。

過敏性腸症候群は、通常の検査では腸に炎症や潰瘍、内分泌異常などが認められないのに、お腹の痛みやお通じの異常が慢性的に続く病気です。

10人に1人程度発症すると言われているほど、有病率が高い疾患だそうです。

「もともとお腹が弱い」「ストレスがお腹にくる」という人は、たいてい過敏性腸症候群なのだとか。

ストレスが下痢を伴う腹痛として現れる次男も該当するんじゃないかな。

 

ガス型の過敏性腸症候群

 

私のお腹の不調は、どうやらガス型の過敏性腸症候群のようです。

ストレスを感じる状況になると、お腹が張ってガスが溜まる。

 

はっきりとした記憶まで遡ると、高校生の頃からあります。

もちろん高校生だった当時は、そんな病気があるという知識はありませんでした。

ストレスが影響しているという認識もありませんでした。

ただ、特定の場面でお腹の違和感を抱くことが多くて、今になって思うと、ストレス反応が顕著に現れていたのだと思います。

 

ストレスを感じるとどんな状態になるかと言うと、お腹でガスがどんどん発生する、つまり、おならの素がすごく出る状態。

実際にお腹の中でポコポコとガスが発生している感覚があります。

それが痛みと感じることもあるし、痛いという程ではない不快感の場合もある。

ストレスを感じている時というのは、他人といる時がほとんど。

そのため、おならを我慢してお腹が痛くなったり、おならが出てしまうんじゃないかと心配して過度に緊張してしまうこともあります。

 

そして私の場合は、ひとりになるとピタッと症状が治まります。

それはもう嘘のようにさっぱり。

つまり、お腹のガスが出ている時の私は、

「あー、もうひとりになりたい!」

と、身体がSOSを出しているということなのでしょうね。

 

これ、症状が症状なので他人に打ち明け難くて。

誰にも打ち明けられずに悩んでいる方が、実は沢山いるのかもしれません。

私は他人どころか、親にさえ相談したことはなかったと思います。

我慢すれば出来てしまうので、この症状でお医者さんにかかることもなく、ずっと放置してきてしまいました。

 

漢方薬で治療中

 

年末に精神科を受診した際、最近は家にいてもこの症状が出ることを伝えたところ、

Dr.「それは治した方がいいね」

とのことで、大建中湯という漢方薬を処方してもらいました。

 

漢方薬を飲み始めて10日ほど。

正直、効果はまだよくわかりません。

成分に生姜と山椒が入っているそうで、お湯に溶いて飲むと舌がちょっとピリピリ。(クセのある味にはだいぶ慣れました)

効果はわからないけれど、お腹が温まっている気はします。

 

本来は根本のストレスを無くすことが一番です。

でも、それが難しい場合、こういう対症療法になりますよね。

お風呂にゆっくり浸かってお腹を温めたり、適度な運動も続けています。

根本的な解決にはならないものの、長年密かに悩まされていた症状が少しでも改善できますように。