ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

次男から先生へのプレゼント

こんにちは。

 

今日は修了式でした。

長男は帰りの会に顔を出し、下校時刻後30分ほど学校にいました。(私は車で待機)

卒業アルバムを貰い、何人かに寄せ書きをしてもらったそうです。

卒業したら会えなくなってしまう支援級のクラスメイト。

最後にちゃんと挨拶ができて満足そうでした。

 

次男、学校へ

 

今日の修了式には行かなかった次男は、昨日、放課後登校しました。

学校に行ったのは12月以来かな?

朝から緊張でやっぱりお腹が痛くなる次男・・・。

「先生に会うだけだもんね。ただそれだけ」と、自分に言い聞かせての登校でした。

 

もう児童はとっくに下校した後の静かな学校。

それでも校舎には入って行くことができず、結局先生に駐車場へ来てもらいました。

 

今回の次男の登校には、目的がありました。

自作のぬいぐるみとメッセージカードを渡すこと。

2年間お世話になった先生へ。

そして、僅かな時間だけど一緒に過ごした仲良しのクラスメイトへ。

次男は修了式に行かないので、先生からクラスの子にこそっと渡してもらえるようにお願いしました。

 

次男の作ったぬいぐるみを見た先生は、

「嬉しい。こんな可愛いぬいぐるみが作れるなんてすごい! 一生の宝物にするね」

と言って下さいました。

 

次男は卒業制作のような気持ちでぬいぐるみを作りました。

学校では卒業制作として各自オルゴールを作ったそうです。

でも、一律で「これをやりましょう」ということには興味を示さない次男。

もちろんオルゴールは作っていません。

 

自分で企画して、アイデアを出して、自分にしかできないことをしたい。

自分にしか作れないものを作りたい。

そこに価値があるという本質を、感覚的にわかっているのかもしれません。

 

久しぶりに先生にあった次男は、目を合わせられず、口を開いたのもほんの一言二言。

それでも、先生は次男の精一杯の想いを受け止めてくれたと思います。

 

明日は卒業式です

 

双子の卒業式は明日。

式典には参加せず、みんなが帰った後に教室で卒業証書を頂く予定です。

 

列席者は双子と私、担任の先生、校長先生。

それから長男が修学旅行の時に大変お世話になり、仲良くなった知的クラスの先生も顔を出してくれるそうです。(長男、大喜び)

 

でも、次男は教室まで行けるかどうか。

行けなかったら、駐車場で卒業式ですね。