ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

「遊ぶ」ことの大切さ

こんにちは。

 

今日から4月、新年度のスタートですね。

うちの地域では桜もちょうど見頃。

 

先日、家族で夜桜を見に行ってきました。

昼間のお花見だと周囲の人が気になって仕方ない次男も、夜なら多少は大丈夫。

夜の闇の中に白く浮かぶ桜、とってもキレイでした。

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遊ぶのが楽しくて仕方ない

 

春休みに入ってから、長男は週3~4くらいでお友だちと遊んでいます。

楽しくて仕方ないみたい。

連日遊べるほどのエネルギーもあるようでなによりです。

 

次男は、遊ぶ頻度としては長男の半分くらい。

連日だと疲れてしまうようで、自分でコントロールしています。

それでも遊びたい時には自ら「遊べる?」と、自ら誘うこともある。

なかなか外に出られず、人に会えず、ほとんど引きこもって生活していた時に比べたら、ずっと気持ちが外に向いています。

 

今日は2人とも遊びには行かず、午後はみんなでオンラインゲーム。

家にいても、結局同じメンバーで遊んでいます♪

 

過剰に傷ついてしまう次男

 

次男は遊んでいる最中にテンションが急降下することがあります。

いつもは楽しく遊んでいても、お友だちの言葉がちょっときつかったり、自分の意見をスルーされてしまうと、過剰に傷ついてしまうことがあるようで。

 

恐らく相手の子に悪意があるわけではなくて。

思春期の男の子同士にありがちな軽口というか、仲間内だからこその遠慮のなさだったりするのでしょうね。

 

不登校で、同年代のお友だちとのやり取りの経験値が圧倒的に低い次男。

生まれ持った敏感な気質も相まって、些細なことに傷ついてしまいがちです。

しばらく落ち込んで、次に遊ぶのが怖くなってしまうこともある。

でも、経験を積む段階って、そういうことの繰り返しなのだと思います。

 

私は、次男が言葉にできるように話を聞くだけ。

何がイヤだったのか、何が哀しかったのか。

次男は相手に悪意がないことはわかっていて、でも傷ついてしまう自分にガッカリしてしまっています。

 

ひとの心って難しい。

自分のも他人のも。

大人になってもやっぱり難しいし、一生かかっても攻略できないと思います。

 

でも、経験を重ねれば、自分の心を鍛えていくことはできる。

今の次男の心は、少し爪を立てたらえぐれてしまう、まさにお豆腐みたいな状態かもしれないけど。

気持ちの敏感さはそのままだとしても、自分が傷ついた経験を優しさに変えていけるんじゃないかしら。

 

ただ「遊ぶ」という行為。

みんながごく自然に、当たり前にやっていること。

これが本当はすごく大事な経験値集めなんだなぁと痛感します。

少しずつ、重ねていけるといいね。