ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

入学式と長男の幸先良いスタート

こんにちは。

 

近隣の桜はほとんど散ってしまいましたが、我が家の庭の草木は一斉に芽吹いてきています。

ドウダンツツジトキワマンサクアオダモ、ハクサンボク。

次々に花が咲いて、庭が賑やかになってきました。

 

昨日は中学校の入学式でした。

小学校3年生から不登校の双子は、この春から地元の公立中学の特別支援学級(自閉・情緒クラス)在籍となりました。

 

双子の入学式

 

予定では2人とも式典には出ず、式典の最中にこそっと支援級の教室に入り、学級活動に参加するという段取りでした。

eco-hs-o.hatenablog.com

 

結論から言うと、長男は予定していた通りに学校へ。

体育館で入学式が行われている最中に、こそっと校舎に入りました。

 

数日前から不安が強くなっていた次男は予定を変更。

みんなの帰宅後に学校へ行きました。

 

入学式の日に2回学校へ行った私は、夜にはもうぐったり。

でも、今日提出の書類を2人分書かなきゃいけなくて。

毎年思うことだけど、新年度の書類って事前に配って春休みのうちに記入するのではダメなの?

もしくはPC入力可にして欲しいです。

手書きで同じことを何度も書いていたら腱鞘炎が痛くなってしまい、叫び出したい気持ちを堪えて書類を仕上げました。

 

長男 幸先良いスタート

 

入学式で式典に出なくて良いというだけで、だいぶ気が楽な様子だった長男。

ハードルを下げたおかげで、万事順調に進みました。

 

長男はスーツやブレザーのような畏まった服装がわりと好き。

家を出る1時間以上も前に制服を着て、「これ、気に入った! カッコいい~」とご満悦でした。

 

学校に着いてからも特に不安そうな様子はなし。

見ている方も「な~んだ、余裕じゃん」と思えるほど、肩の力が抜けていて一安心。

職員玄関で出迎えて教室まで案内してくれた先生に、とても丁寧に挨拶をしていました。

 

支援級に入る1年生が集まっての初めての学級活動。

メンバーも知った顔ばかりで、人数も次男を除いた4名だけ。

合間に先生が色々話しかけてくれたことでも緊張がほどよく解けたと思います。

 

帰りに校舎の外に出ると、まだ門のところには通常級の子たちがたくさん。

でも、長男は萎縮することもなく、ちょうど仲良しのお友だちに会って一緒に写真を撮ることができました。

 

その姿を見て、私の心の中にポワンと淡い灯りが燈った気がします。

きっと修学旅行に参加したことや、春休みにお友だちといっぱい遊んだことがちゃんと自信に繋がっている。

お友だちと過ごす楽しさを感じているのだと思います。

学校に通えるという期待ではなく、長男が学校に行く意義を感じられるんじゃないかという期待、かな。

 

今日もご機嫌に登校

 

今日はお弁当持ちの6時間。(お楽しみの給食は来週から)

長男は4時間目の途中から5時間目の終わりまで登校しました。

 

天気が良かったので、お弁当は支援級のみんなで外で食べたそう。

小学校の別室登校時代に仲の良かった2つ上(3年生)の男の子が「やっぱり優しくしてくれた」と、とっても嬉しそうに帰ってきました。

先生とも色々お話したそうです。

 

長男「中学、ちょっと楽しい。これなら頑張れるかも」

 

教科の授業が始まるのは来週の半ばからなのでまだなんとも言えませんが、ご機嫌に登校してご機嫌に帰って来られただけで、滑り出しは上々です。

焦らず、マイペースに行けるといいな。

 

 

一方の次男は前途多難・・・。

ある程度想定はしていたものの、なかなか厳しいものがあります。

私自身の思考がなかなか纏まらない。

ちょっと整理して、次回書こうと思います。