ゆっくりいこう ~不登校ふたりっ子の足跡~

不登校の双子と生きる母の忘備録

中学生としての自覚が出てきた長男

こんにちは。

 

やっと週末ですね。

1週間、お疲れ様でした。

 

この4月から環境が変わった方にとっては、疲れが出てきて、長く感じる1週間だったかもしれません。

休むのも仕事のうち。

心身ともにゆっくりと疲れを癒やしましょうね。

 

と言いつつ、今日は次男と畑を耕す約束をしています。

 

中学生の自覚

 

今週、我が家の長男は4日間給食登校しました。

自分でペース配分をして、無理のない範囲で頑張れたと思います。

 

小学生の時とは違う成長も見られました。

登校した4日間、家に帰るとすぐに着替えて、ジャージをネットに入れて洗濯に出し、配布物を出して、カバンを所定の位置に片づけていました。

長男「もう中学生だからね、ちゃんとやるんだ」

と、わざわざ口にするところがまだ子どもだけど。

 

小学生だってこれらのことが当たり前にできるお子さんも沢山いると思います。

でも、長男はできない子でした。

配布物は出さないし、カバンも靴下も放りっぱなし。(その靴下を次男が洗濯機に入れてました)

給食で使ったお箸を出し忘れることもしょっちゅうでした。

 

すごいね、やろうと思ったらちゃんと出来るじゃない。

 

規則正しく学校に通おうと思うと、こういう細かな「やるべきこと」って実は沢山あります。

宿題だって毎日あるし、翌日の準備や朝の検温も。

鉛筆を削ったり、返却されたテストをファイルにしまったり、時間にしてみればほんの些細なこともいっぱい。

 

不登校になる前は、私が毎日口うるさく声掛けをしていました。

子どものペースではなく、なんとか習慣づけできるようにと、怒ったりなだめすかしたりして。

 

不登校になってからの双子は、こんな小さなことさえできなくなりました。

学校で沢山エネルギーを使って帰ってきて、私が口うるさく言うことでさらにエネルギーを奪っていたことにようやく気づきました。

 

半年くらい前から「中学校はもっと頑張りたい」と言っていた長男。

でも、最初からフルで頑張るのは無理だと自分でもわかっていて。

自分のペースで少しずつ、を心掛けています。

なので、今のところ登校は給食のみ。

宿題もやっていません。

でも、登校する準備、帰宅後の諸々までを含めて、頑張っています。

 

自分の居場所

 

双子は特別支援学級の自閉・情緒クラス在籍です。

クラスの人数は全部で6名。

どうやら毎日フルで登校できるお子さんはいないようで、週4日給食登校をした長男が会えたクラスメイトは1人だけです。

 

だから給食を食べる時は、先生、3年生の女の子、長男の3人。

日によっては先生と長男だけだそうです。

ちょっと寂しい気もするけど、これなら長男は行きやすい。

給食は黙食ですが、前後には色んな話をしているそうです。

 

少人数で、自分のペースで行ける環境があるのは、本当にありがたいことです。

まずはここが自分の居場所と思えるようになるといいな。